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門川市長記者会見(2019年9月18日)

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2019年9月18日

市長記者会見(2019年9月18日)

中西進氏、今井政之氏及び長尾真氏への京都市名誉市民の内定について

この度、以下の各氏に、京都市名誉市民の称号をお贈りすることを内定致しました。今後は令和元年9月市会において、市会の同意を得たうえで、令和元年10月15日の京都市自治記念日に開催する京都市自治記念式典で表彰します。

名誉市民内定者



( なかにし    すすむ )

 氏は、我が国を代表する国文学者として、日本人の心の古典であり、元号「令和」の原典ともなった「万葉集」について、漢籍との比較文学手法を用いた研究を行うなど、万葉学研究の第一人者として活躍されているほか、数々の古典の研究・評論活動を通じ、古典から日本人の心と文化を考察するなど、文化人類学における輝かしい業績を積まれている。
 また、国際日本文化研究センター教授をはじめ数多くの要職を歴任され、我が国の学術文化の発展に多大な貢献をされている。本市においても、京都市立芸術大学学長として、大学の将来構想を策定し、大学の発展に尽くされるとともに、京都市景観・まちづくりセンター理事長、京都市中央図書館長及び京都市右京中央図書館長を務めるなど、文化を基軸とした京都のまちづくりに大きく寄与された。



( いまい     まさゆき )

 氏は、備前で陶芸の修行に入り、京都において初代勝尾青龍洞氏、本市名誉市民である楠部彌弌氏らに師事し技を磨かれた。京都西芳寺の多彩な苔の色合いから着想を得られた釉薬である「苔泥彩(たいでいさい)」の開発のほか、素地に収縮率の異なる色土を広い範囲で嵌(は)め込んで焼く「面象嵌(めんぞうがん)」の技法を確立されるなど、永年にわたり新しい手法への挑戦及び研究を重ねてこられた。花鳥風月を自然そのままの躍動感をもって焼き物に宿らせるその高い技術力と芸術性は世界中から高く評価されており、京都のみならず我が国を代表する陶芸家として活躍されている。
 また、日本藝術院会員、日展常務理事をはじめ要職を歴任され、本市においても、京都市芸術文化協会顧問を務めるなど、後進の育成及び芸術文化の発展に多大な貢献をされている。



( ながお     まこと )

 氏は、永年にわたり画像及び言語の情報処理の研究に力を注ぎ、郵便番号の自動読取装置に使われた手書き文字の認識方式、顔画像認識における人工知能的手法による画像認識及び文書処理の基礎となる言語処理の様々なアルゴリズムについて考案されるなど数々の先駆的な研究で世界を牽引し、現在に至るまで高度情報化社会の構築と将来の可能性を大きく広げてこられた。
 また、京都大学総長、情報通信研究機構理事長、国立国会図書館長をはじめ要職を歴任され、我が国の英知の発展に多大な貢献をされている。
 本市においても、京都市スーパーテクノシティ構想推進戦略会議メンバー、大学のまち・京都推進懇談会座長及び京都市音楽芸術文化振興財団理事長として、その豊かな経験と高い見識により、産業・教育・文化と幅広い分野において本市のまちづくりに大きく寄与された。

 

 

※各氏の略歴及び功績については添付ファイル「別紙(各氏略歴及び功績)」もご参照ください。

広報資料

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京都市 総合企画局市長公室秘書担当

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