スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

第104回おむすびミーティングを実施しました

ページ番号246368

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2018年12月3日

第104回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 京都市ソーシャルイノベーション研究所等の支援の下,経営者との対話や異業種との意見交換等を通じ,各企業の特性に応じた働き方改革に挑戦されている「京の企業『働き方改革チャレンジプログラム』のモデル企業(7社)の従業員と門川市長が,自社の働き方改革などについて,意見交換を行う「第104回おむすびミーティング」を実施しました。

・日時 平成30年11月30日(金曜日)午前10時40分~正午

・場所 学び場「とびら」

・参加者 
(公財)京都高度技術研究所,京都市ソーシャルイノベーション研究所イノベーションコーディネーター及び株式会社カスタネット,株式会社KEIKAN,株式会社阪村エンジニアリング,株式会社すぎうら,大東寝具工業株式会社,
株式会社仁木総合建設,株式会社フラットエージェンシーの従業員(計8名)

 

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言内容

・社内の情報共有の改善に向けて,日頃言えないことや,面と向かっては言いにくいことが伝えやすくなるよう「ビジネスチャット」を導入しました。

・営業職の労働時間を短縮するため,業務の棚卸しを実施しました。例えば,会議資料の中で,不要なものをなくすよう提案しました。私自身が小さなことを積み重ねることで,他の従業員の働き方改革につなげていきたいと思っています。

・私は今回参加するまで,働き方改革への意識が自分の中に全くなく,ただ与えられた仕事をこなしていました。プログラムの中で,他の会社の方とお話して色々な考えを知ったことだけでも,私の会社が変わるきっかけになるのではないかと考えています。

・リフォーム業界全体として労働時間の管理が難しいので,これまでは,私自身も結果が出なければ,残業をしてでもがんばることが当然だと思っていました。しかし,それでは今後,会社として生き残っていけないのではないかと思い,労働時間の短縮と休暇取得に取り組みました。

・振替休日を作ることから始めて,この3ヶ月で従業員全員が4〜5日の連休を取得しました。休日出勤もありますが,更なる工夫により生産性を上げ,会社の成長と働き方改革の両立を図りたいです。

・これから入社する方々が長く働ける会社にするために,このプログラムに挑戦したのですが,まずは,既存社員の考え方を変える必要があるということに気づきました。

・私の会社は,少人数の会社なのですが,社長との壁はやはりありました。私は,会社で二番手の立場にあり,社長に意見を伝える役割なのですが,けっこう苦労しています。今回のプログラムをきっかけに,社長が従業員の意見を取り入れてくれることを再認識できたので,これからはもっと対話の機会を増やしていきたいと思っています。

・長時間労働の是正と従業員定着率の向上の2つを目的として,プログラムに参加しました。長時間労働を是正するため,月間残業時間45時間以内という数値目標を立てて取り組んでいますが,当社は従業員年齢が20歳から72歳と幅広いこともあり,従業員間のコミュニケーションが上手く取れていないという新たな課題を発見しました。

・従業員の世代間ギャップを解消するため,従業員同士が会話する時間を確保するなど,お互いに何が問題なのか,何を考えているのかを話し合って,仲間として一緒に頑張っていこうという意識を持つところから始めています。

・リーマンショックの時に現場社員のリストラを経験しました。それまでは,職人さんありきで製造を行なっていたのですが,その時に無人化・省人化の必要性を感じ,設備を導入しました。こうした取組は,グローバル市場で生き残るためには避けられない対応なのですが,職人さんにはプライドもあるため,摩擦が起こり,経営側と現場に溝ができてしまいました。

・京都の会社だからこそ,職人が技術と魂を込めた「ものづくり」を付加価値に転換できると思っています。最新鋭の設備や自動化も大事ですが,こういった京都ならではの価値も考えながら,私たちが間に入り,現場と経営者のコミュニケーションをとっていくべきだと思っています。

・飲食業のブラックなイメージを私の会社からホワイト化したいという思いで参加しました。まず,仕込み時間短縮のために自社工場のセントラルキッチンを立ち上げました。これにより,1日約2時間の仕込み時間短縮が可能となったため,その時間をどう使うか,自己研鑽の意欲をどう高めていくか,というところが次の課題だと思っています。

・社長が,誕生月のスタッフを普段なかなか行けないようなお店に招待する食事会を,本プログラムを通じて開催することになりました。調理や接客の勉強にもなりますし,社長の思いを直に感じることができるので,スタッフの働く意欲が高まることにつながればと思っています。

・最近特に思うことが,高校を卒業して就職する方に,飲食業の素晴らしさややりがいを感じてもらうためには,社長の思いや理念を伝えないといけないということです。私の会社では,アルバイトの方も含めた一人ずつに,社長の調理人としての誇りや経験,仕事の社会的意義などをお話するようにしています。

・飲食業界は離職率がかなり高い業界です。昔からの職人気質な方もいますし,軍隊みたいな雰囲気の厨房もあります。私の会社にもそんな空気があったのですが,社長と専務の姿勢が大きく変わった瞬間に全体の空気も変わりました。従業員のことを第一に考えるという姿勢を本気で見せてくれたので,従業員全員にその考えが伝わったと思います。

・私の会社では,まずノー残業デーをつくることにしました。以前も制度としてはあったのですが,いつの間にか形骸化してしまったため,今回は朝と夕方に社内アナウンスを行うなど,一人ひとりの意識を変えるための工夫をしながら進めました。その結果,全員が時間を意識し,効率を考えながら働くようになってきたと感じています。また,半日休暇制度も導入し,午前中に通院したり,昼から子供の授業参観に行ったりと,時間を柔軟に使って仕事も家庭も大切にする働き方ができるようになりました。

・業務の棚卸しを行った結果,無駄な業務をやめることや,特定の人に負担がかかっていた業務の見直しなどにつながったほか,スタッフ一人ひとりが,他のスタッフの悩みや会社全体の問題に気づくことができるようになりました。

・社内に「言い出しっぺ」が責任を持ってやらないといけないという風潮があったため,皆が思っていることを口に出しにくかったのですが,その部分を変えようという声が出てきました。ほとんどの業務を縦割りで行っていたため,始めは各部署から参加したメンバー同士の遠慮もあったと思いますが,徐々に意見を言いやすい環境ができてきました。

・仕事現場が近畿一円に広がっているため,社員が集まって相談や議論を行うコミュニケーションの機会が少ないという課題がありました。そこで,Web会議を行うソフトを導入し,映像を通してWeb上で現場管理や会議をできるようにしました。今までは,舞鶴や三重などの遠方の現場にいる社員が会社に戻るために,1日現場を止めることもあったのですが,Web上で顔を見ながら話し合いができるようになったことで,会社に戻る必要がなくなり,大幅な時間短縮が実現しました。

・仕事の発注者さんにも,Web会議用のソフトを導入してもらったことで,現場の様子をスマホカメラでリアルタイムに共有できるようになりました。わざわざ現地に来ていただかなくても画面上で問題を解決できるため,大変好評です。また,各現場に定点カメラを設置したことで,工事の進捗の共有や振り返りができるようになりました。現場同士をつなぎ,大幅に時間を短縮できる仕組みを構築できたので,この成果を若手技術者や女性の雇用につなげていきたいと思っています。

・建設業には,いわゆる3Kのイメージがまだまだあります。しかし現在,ドローンをはじめ,様々な先端技術が登場しているので,これらをどんどん取り入れながら,無駄な時間を省き,働きやすい業界にしていきたいと考えています。

・今回様々な取組を進める中で,残業が負担になっていることや,休みがちゃんと取れていないといったことなど,従業員の不満がたくさん見えてきました。

・合同研修で社内アンケートの事例を聞き,早速自社でも実施してみました。良いことも悪いことも含めて,一人ひとりがどんな思いで仕事をしているのかを「見える化」するという目的でアンケートを行いました。今まで見えなかったことが,たくさん見えてきたので,ここから具体的な取組や対策を考えていきたいと思っています。他にも,会議の議事録,各社員の勤務時間や休日も「見える化」するために,情報共有の仕組みも見直しています。

・プログラムへの参加を通じ,今まで社内で接点がなかった社員同士が対話するようになり,立場に関係なく思ったことを伝えられるようになりました。参加した社員だけでなく,約80名の社員全員でプログラムの内容を共有し,継続的に働き方改革を実践していけるように頑張ります。

市長の主な発言内容

・一人ひとりが人間らしくいきいきと創造的に働くために,京都ならではの働き方改革が必要です。皆さん,チャレンジプログラムのモデル企業として頑張っていただき,ありがとうございます。私たちが目指しているものは,自分自身が働きがいを感じながら家庭も大事にし,地域貢献や社会貢献も同時に行うという働き方です。

・今年も厳しい自然災害があり,地域のつながりの大切さを改めて感じました。災害の他にも,少子化,高齢化など様々な社会課題があります。地域社会の持続可能な発展のために,地域に根ざした企業に成功事例をつくっていただくとともに,その事例を横に広げていっていただきたいと考えています。

・チャレンジプログラムの良いところは,誕生したばかりの企業も歴史のある企業も,モノを作る企業もサービスを提供する企業も,それぞれが協力し合い,まず実践してみるということだと思います。また,実践したことを検証する過程で,参加企業の社内のコミュニケーションも良くなっており,この積み重ねは素晴らしいことだと思います。

・働き方改革で大事なことは,働き方改革のために経営を縮小するのではなく,同時に社業を発展させていくということです。会社を発展させることと,一人ひとりの働き方を豊かにすること,この二つを一体と考えて取り組んでいただいていることが,チャレンジプログラムの創造的な部分だと思います。

・サービス業に,新しい3Kを作らないといけないと思います。「休暇がとれる」,「給料がいい」,「希望がもてる」。労働生産性を上げて,一人ひとりが働きがいを感じながら,働くことの社会的意義を皆で共通理解できると良いと思います。

・建設業には,時代の変動による仕事の増減や,担い手不足などの課題があると思います。しかし,近年,自然災害が発生する中で,建設業がいかに大事であるかを皆さんが痛感しています。働き方改革などが進み,多くの方が集まることを大いに期待しています。

・最近では,Panasonicがデザイン部門を京都に集約したところ,欧米のデザイナーから参加したいという連絡があったそうです。また,LINEも京都にオフィスを構えて,30人の採用枠に1000人の応募があり,そのうちの800人が外国人の方だと聞きました。「景観は10年,景色は100年,風土は1000年」という言葉があります。風土の中で生まれた文化や知恵が伝わっている京都のまちには,様々な人やモノが集まり創造的な動きが生まれています。

・議論ばかりを行い,なかなか実行できない組織が多い中で,すぐに実行に移された皆さんは素晴らしいと思います。議論だけでは何にもなりませんので,「上手くいかなかった場合はもう一度やり直せばいい」というぐらいの発想で取り組むことが大事だと思います。

・今日のお話をお伺いし,皆さんが,そして皆さんの会社が,5年後,10年後,20年後,どうなっているのだろうと考えると,とてもわくわくして元気が出てきました。一人ひとりが取り組む小さな改革が,会社全体や地域社会に,そして世界へと広がっていってほしいと思います。

・今回のチャレンジプログラムに,あらゆる業界の代表として,皆さんに挑戦していただいたことを,非常に心強く思っています。一人ひとりの幸せと社業の発展につながる今回の取組を,京都の企業にしっかりと広げていきたいと思います。

集合写真

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は,今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

フッターナビゲーション