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第97回おむすびミーティングを実施しました

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2017年3月20日

第97回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 京都市内において,小中学生とその保護者を対象に,スマートフォンやゲーム機に関する様々な課題の解決に向け,啓発活動を行う携帯電話市民インストラクターの皆さんと門川市長が,日頃の活動やインストラクターが果たすべき役割などについて意見交換を行う「おむすびミーティング」を実施しました。

・日時 平成29年3月17日(金曜日)午後1時00分~午後2時30分

・場所 京都市総合教育センター 第3研修室

・参加者 携帯電話市民インストラクター 11名

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言内容

・総合支援学校でスマホ学習を実施したところ,子どもたちは授業の趣旨を理解していました。しかし,学校現場では,スマートフォンに関するトラブルが少なくなく,我が子もトラブルに巻き込まれたことがありました。子どもたちの一人一人の特性をよく知り,トラブルに対応できるようになれば理想的です。今後も,スマホ学習を授業や講座の中に取り入れ,子どもたちに伝えていきたいと思います。

・スマートフォンやインターネットに関する問題の解決策は,子どもたちの中にあるもので,子ども自身が見つけ出すものなのではないかと思います。だからこそ,じっくりと子どもの様子を見つめることや自分自身が機器の使い方を知ることが大事だと考えています。時には子どもに使い方を教えてもらい,機器の使い方を学んでいきたいと思います。

・小学生の中でも,スマートフォンやインターネットに関する知識に大きな差があるため,子どもによっては,スマホ学習内で行われる「SNS体験」は,知識を得る意味で大きな役割を果たしています。スマホ学習を上手に活用し,子どもたちの間に,大きな知識の差が生まれないように心掛けています。また,日頃から新聞等のSNSに関するトピックスは必ず目を通しています。自分たち大人も,スマートフォンの使い方を見直さないといけないと感じています。

・孫に,タブレットを使用する学習教材を与えたのですが,このタブレットには,チャット機能が搭載されています。子どもの頃からチャットに慣れてしまうと,すぐにメッセージアプリ等に手を出してしまうのではないかと心配しています。プリント学習は,文句を言って取り組まないのですが,タブレットを用いた学習だと積極的に取り組みます。この様子を見ていると,現在,子育てをしている保護者は,悩む点が多いということがよく分かります。

・現代の子どもは,生まれながらにしてスマートフォンが身近にあるため,テレビ等の液晶に映る写真を見ると,拡大させようとして画面を触ろうとします。

・親子での肌身の触れ合いを大切にし,人の温かさをしっかりと子どもに伝えることが大事だと思います。魚や肉にはいくら栄養があるといっても,いきなり赤ちゃんには与えません。同様に,インターネットやスマートフォンの利用においても順番があるということを,乳幼児の保護者にしっかりと伝える必要があります。

・自分の子育てについて,他人から指摘されたくない方もいらっしゃるので,そういった方に対して,押し付けがましくならないように,伝えていくことが重要です。

・若い保護者は,育児に関する知識が乏しいということが多くありますが,「我が子のため」という視点から話をするとすんなり頭に入るようです。

・インストラクターに知識があり,話し方が上手であっても,受講者に聞く耳を持ってもらわなければ,何回伝えても聞いてもらうことができません。特に,中学生ぐらいの年頃だと,顕著にその傾向が出ます。どうすれば話に興味を持ってもらえるのかを,日頃から思案しています。

・地域で役員をされている方々は,現在の子育て世代の保護者世代といっても過言ではありません。地域の方々から子育て世代への発信を考えると,地域の方々への啓発活動もこれまで以上に重視しても良いのではないでしょうか。

・もちろん地域も大切ですが,乳幼児健診等に出向いて,みなさんに考えてもらえるようにできないでしょうか。子どもが生まれる前から知ってもらいたいことがたくさんあります。子ども若者はぐくみ局ができるので,連携を取りながら活動の幅を広げていけたらと思います。

・保健センターの母親教室等で学習会を実施できれば良いと思います。また,子どもみらい館において,「携帯電話・スマートフォンの利用を,緊急連絡以外は控え,親子のふれあいを大切にしましょう」というメッセージを掲示してみてはどうでしょうか。

・スマートフォンの電磁波の危険性について,大変関心があり,乗客のほぼ全員がスマートフォンを使用している電車内での子どもへの影響が気になります。

・次の世代には,知識を伝えていくだけではなく,便利=幸せではないという,私たちの思いも伝えていかなければなりません。

・保護者向けの講座の中で感じたことですが,保護者がスマートフォンについて何も知らなければ,いざ子どもがスマートフォンを持ったときに,使い方などについて話し合うことができません。また,何も知らない保護者ほど,「メッセージアプリが危ない」「スマートフォンを持つとトラブルばかり起こしてしまう」といったネガティブな情報にとらわれ,「危ないからダメ!」の一辺倒になってしまう傾向があります。これでは子どもは納得しませんが,少しでも知識があれば,子どもと話し合うことができ,「なんや,わかってきたやん」と子どもも心を開いてくれる可能性があります。この講座が,スマートフォンの話題だけではなく,親子の会話が広がるきっかけになればと考えています。

・スマートフォンの画面の中よりも,実体験の方が楽しいこともあるということを教えることが大切です。実体験の楽しさを知る私たちが,その尊さを伝えていかなければなりません。

・一つの学校で,児童対象のスマホ学習と,保護者対象のケータイ講座の両方を実施した時,保護者は子どものことを把握できていないと思うことが多くあります。授業を通じて,子どもたちの実態をもっと保護者に伝えていくことができれば,保護者も危機感を持って,保護者向け講座に積極的に参加してくれるのではないかと思います。

・これまで多くの意見が出ましたが,どの意見が正しいということはありません。実体験の方が楽しいということは,私たちの価値観であり,今の子どもは実体験が楽しく感じられないので,ゲームに没頭しているのかもしれません。しかし,そのことがコミュニケーション能力の低下等の原因になっています。「ゲームをするな!」と伝えることよりも,ゲームによる弊害などの正確な情報を,子どもに伝えていくことが,私たちインストラクターの役割なのではないかと思います。

市長の主な発言内容

・今の若い人は恋をしない,結婚をしないと言われています。恋は二人だけの秘め事なのですが,現代は,インターネット上で,ありとあらゆることが公開されているため,秘め事である恋が成就しなくなっているようです。

・人間関係は,もっと原始的に当事者同士で温めていくべきもののはずですが,現代は,その関係を一気にオープンにすることが常識になっているように思えます。こうした流れがすべて悪いとは言いませんが,人と人が同じ場所において,同じ体験をし,心を触れ合わせるということは,インターネット上では体験できないものです。

・子育てをしていく上で,子どもたちをインターネットの世界だけで生活させるわけにはいきません。保護者は,子どもに何を体験させていくのかをしっかりと考えていく必要があります。

・今後もスマートフォンやICTは,まだまだ劇的に進化し,あらゆるものがインターネットに接続されていきます。それらを活かせるか否かで,企業・自治体・国の持続的な発展が大きく左右されます。

・スマートフォンの普及・発達により,子どもが危険な目に遭っています。インストラクターとして日々勉強し,自らの経験等を交えて,子どもに必要な知識等を伝えいただいていますが,単にスマートフォンとのつきあい方だけでなく,相手の立場に立つというような,人間が大事にすべき思いやりなどについても伝えていっていただきたいと思います。

・発達段階に応じた会話や実体験を大切にすることは,教育や子育ての全ての原点になるということを,携帯電話市民インストラクターの活動を通じて広く伝えていっていただきたいと思います。

・かつての日本には,歌を詠めなければ恋ができないという時代があったようですが,これからの時代は,心が伝わる短い文書を書けることが大切なのかもしれません。

・主にいじめは,メッセージアプリを通じて起こっていると言われることが多くありますが,メッセージアプリは手段の一つに過ぎません。本当の原因は,相手の立場に立って,思いや行動を判断できず,匿名であれば何を言ってもかまわないという考えに至ってしまうところにあります。

・会話は,相手の言うことを一旦受け止めてから,相手との接点を探るものですが,「とりあえず否定から始める」という感覚が,孤立化が進む世界の潮流になっているのかもしれません。

・京都は千年を超えて,人と自然の関係を大事にしながら続いてきた,文化のあるまちです。インターネット等の問題に真正面から取り組むためには,人を大切にし合う,相手の立場に思いを寄せながら生きる,といった考え方が必要です。小学校の道徳の授業で聞いた言葉ですが,「折り合いを付けながら生きていこう。」ということです。

集合写真

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