第94回おむすびミーティングを実施しました
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2016年12月19日
第94回おむすびミーティングを実施しました
1 概要
「サンサ健康体操」など,右京区の健康づくり活動に日々取り組んでいる,健康づくりサポーター「チームめばえ」の皆さんと門川市長が,日頃の活動などについて意見交換を行う「おむすびミーティング」を実施しました。
活動紹介や活動への想い,地域自治組織と連携した健康寿命延伸に向けた取組などについて語り合いました。意見交換の後,全員でサンサ健康体操を行い,楽しく体を動かしました。
・日時 平成28年12月16日(金曜日)午後1時から午後2時15分まで
・場所 意見交換:右京保健センター 衛生教育室
サンサ健康体操:右京区役所1階ロビー
・参加者 チームめばえ(11名),他健康体操参加者多数
2 ミーティングの内容
出席者の皆さんの主な発言内容
(普段の活動について)
・右京区では他区に先駆け,平成27年度に健康長寿のまち右京推進プロジェクトチームが発足しました。チームめばえの私たちも準備段階からメンバーとして参加し,右京区民の健康づくりに積極的に取り組んでいます。また,会議前に体を動かしてリラックスするための体操として,「龍安寺のうた」に合わせた約2分間のストレッチ体操を提案し,すっかりおなじみになりました。
・参加者の方からは,「サンサ健康体操は,いつもの生活では使わないところを動かすので,身体が軽くなって家事がはかどる」,「家の外に出て,知らない人と声を掛け合い,友達になれることが良い。これが一番」という嬉しい声が聞こえてきます。
・「つまづきにくくなった」,「立ち上がるのが楽になった」,「むくみがとれてきた」など,身体のあちこちの調子が良くなったという声もたくさん寄せられています。こういった嬉しい声が,私たちの励みになり,日々のやりがいにつながっています。
・自分が気に入り,この体操を自分のために始めたのですが,今は参加者の方が楽しんでおられる姿や頑張っておられる姿を見て,やりがいを感じるようになりました。また,いろいろな年代の方と知り合い,様々な話を聞くことができるなど,貴重だと感じる時間が増えたので,体操を続けてきて良かったと思っています。
・ずっとスポーツに熱中してきて,お年寄りの方との交流が全くなかったのですが,健康づくりサポーターになってから,お年寄りの方と話す機会が増えました。体操に行った時,笑顔で「ありがとう」,「元気をもらったよ」と声を掛けてもらうことで,笑顔が増え,私自身がやさしくなったと自覚しています。これからも参加者の方に笑顔と元気をいっぱい届け,私自身もいっぱいの笑顔と元気をいただきたいと思っています。
・サポーターになって外出する機会が増えました。外出先で,参加者の方にお会いすることで元気をいただいています。
・サンサ健康広場での体操が,サポーターや参加者同士の交流の場になっています。男性の参加者も多くなり,男性同士もおしゃべりをして笑顔があふれています。サポーターや参加者のストレスの発散の場にもなり,体力の向上はもちろん,明日への活力が生まれる場にもなっていると考えています。
(今後に向けての思い)
・今後も地域の保健協議会さんをはじめ,保健センターや区役所,関係組織と連携しながら右京区の健康づくりを進めていきたいと思います。若い世代にもサポーターになっていただき,市内の大学生などとも協力しながら,幅広い世代で健康長寿の実現に向けた活動を行っていきたいと考えています。
・これからも区民の皆さんと一緒に,楽しみながら地域と協力した健康づくりを進めていきたいと考えていますので,ご協力お願いします。
・チームめばえでは,様々な意見を出し合い,また地域の皆さんのご意見をお伺いしながら,健康長寿のまち右京の実現に向けた,取組を進めていきたいと考えています。
・身体を動かすことを生活のリズムの一部にして,長く続けていくことが必要だと思います。これからも頑張ってサポーター活動を続けていきたいと考えています。
・継続的に健康に良いことに取り組んでいくという意識が必要だと思います。
・空き家や空きスペースなどを地域のコミュニティの場として活用し,そこで,健康体操などを行い,人が自然に集まる場を作ることがきれば良いと考えています。
市長の主な発言内容
・サンサ健康体操を継続して行っていることは素晴らしいことだと思います。
・みなさんのご意見等を伺い,健康長寿や健康づくりの認知度を,さらに高めるために取り組んでいきたいと思います。
・市民の皆様に楽しんでいただく活動はすばらしいものです。若い世代の方がサポーターに加わるように,右京モデルを進化させていただきたいと思います。
・「めばえ」という名前は,若いグループという印象があり,同時に新しいことがめばえていく,広がっていくという意味があるので,非常に良い名前だと思います。
・(会議前の体操について)休憩時間や会議前に体操を行うことは,とても良いことだと思いますので,ぜひ,様々な会議の中で体を動かすことを広めていただきたいと考えています。
・認知症予防には4つの方法があり,その1つは外に出ることです。自分で時刻表を見て,プランを組んで人と一緒に旅行をする。人と接することや頭を使うこと,会話をすることが大事です。
・毎日運動するということは,よほど意思の強い人でないと続けることができないものです。しかし,みんなで楽しくやれば続けられるもので,続けるための工夫が必要です。
・日本が誇る文化は,暮らしや生活の中にあり,自然との関わりや,人自体が文化です。障害のある方も一緒に,いきいきと暮らしていけるまちづくりが大切です。
・京都には寺社仏閣などの世界遺産や,素晴らしい自然,大学,地域力があり,また,まちづくりのリーダーもたくさんおられます。これらが融合した京都(地域)の魅力的な生活文化が,右京から発信できると素晴らしいですね。日本中の人が京都に来て,京都で学んで欲しいと思います。
・国民全体の医療費が40兆円を超えました。これは,保険料,税金,自己負担で賄われています。みんなが健康になり,医療費をもし1パーセント減らすことができれば4千億円,10パーセント減らすことができれば4兆円も縮減すことができます。一人一人が,健康貯金をしていくという意識が重要です。
・文化財が多くある京都で,文化をスポーツのように生活の中に取り入れて,認知症を減らすことができれば,素晴らしいことだと思います。一人一人が健康貯金や健康を意識し,国も含めて健康長寿を考えていくことが大切です。
・人の健康がまちの健康につながります。人が元気,地域が元気,そして右京区が元気になる。さらには,京都が元気になるよう,みなさん,ぜひともよろしくお願いします。
・昔は大家族で生活していましたが,だんだんと核家族が増え,また,ひとり親家庭も増えてきました。現実的に,昔のような大家族に戻ることはできないので,地域社会が大家族のようになっていく必要があると思います。そして,お年寄りの面倒をみんなで見合う,子どもをみんなで育てていくという世の中にしていきたいですね。地域で大家族になるということを,「めばえ」の活動から,めばえさせていただきたいと思います。
お問い合わせ先
京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当
電話:075-222-3178
ファックス:075-212-2902