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第89回おむすびミーティングを実施しました

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2015年12月1日

第89回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 自主的なまちづくり活動に興味・関心のある方々や活動中の方々が出会い,交流し,左京のまちについて語り合う場として開催している「みんなでつくる左京朝カフェ」の運営に携わる「左京朝カフェ企画運営チーム」メンバーや,左京朝カフェをきっかけに生まれた「左京朝カフェグループ」のメンバー及び左京区内でまちづくり活動に取り組まれている皆様と門川市長とが意見交換を行う「おむすびミーティング」を実施しました。
 それぞれの活動内容や活動にかける想い,課題と感じていることなどについて語り合いました。

・日  時  平成27年11月30日(月曜日)午後7時30分から午後9時まで
・場  所  左京区役所大会議室B
・参加者 「左京朝カフェ企画運営チーム」メンバー,「左京朝カフェグループ」メンバー,
       左京区内でまちづくり活動に取り組まれている皆様(15名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言内容

・「左京朝カフェ企画運営チーム」に入っていますが,スタッフの皆さんは自分が楽しみながら活動をされていて,それがまちづくり活動を続けていく秘訣のように感じています。

・左京朝カフェに来る方は,何か得意なことや,活動に対する想いを持っている方ばかりなので,活動への一歩を踏み出せるように少し背中を押しています。それによってその人が笑顔になるのがうれしいです。いつも,参加者の方がどんな想いを持っているかに耳を傾けるようにしています。

・私は左京朝カフェグループである「世代間交流グループ」に属しています。町内会では,子どもは子ども,高齢者は高齢者という横のつながりはありますが,縦のつながりはあまりないため,縦のつながりをつくりたいという思いから活動を始めました。先日,イベントを実施しましたが,申込時点では申込者が少なくどうなるかと心配していました。しかし,当日,自分たちが楽しんでやっていると,近くにいた子ども達も集まってきて,最後にはたくさんの方に参加していただくことができました。主催者が楽しむということが大事だと思います。

・「世代間交流グループ」の活動は,当初は自腹で運営していましたが,今は左京区のまちづくり活動支援交付金を受けて活動しています。しかし,上限3年という決まりがあり,交付金を受けられるのは今年度が最後となりますので,今後どのように財源を確保していくのかが課題と認識しています。同じような世代間交流の活動をしている団体と一緒に活動するなど,活動の形を変えながら続けていきたいと思っています。今年度は,新洞学区の自治連に依頼したところ,協力してもらえることになりました。今後は,世代間交流グループとして自治連などの地域団体とも一緒に活動していきたいと思っています。

・水がきれいな大原でも,豆腐屋が1軒もなくなっていることを知り愕然とし,豆腐屋を復活させたいと思い,左京朝カフェグループ「大原・水のプロジェクト実行委員会」を立ち上げました。ただ豆腐を作って売るだけでなく,みんなで豆腐を作り,大原の旬の野菜と一緒に食べたり,農家の方や猟師の方にも参加してもらうような,一緒に集える場をつくりたいと思っています。

・大原の少子化について,何ができるかを考えるため,つながりを求めて左京朝カフェに参加しました。左京朝カフェで,大原を知りたいという人,大原が好きだという人に出会い,つながって,色々な活動ができていると思います。今は「おむすび」という縁結びの取組をしており,田植えや稲刈りなどのイベントをほぼ毎月実施しています。大原は観光地というだけではないことを知ってほしいと思っています。

・ハード面であるトンネル整備や市街化調整区域の見直しなどに取り組む方と,ソフト面であるまちづくり活動に取り組む方の意見は両極かと思いますが,ハードが整った時に大原に住みたいと思ってもらえないと意味がないので,引き続きまちづくり活動を続けていきたいと思います。

・野草は水の質によって味が変わるため,水をきれいにするという「大原・水のプロジェクト実行委員会」にも共感するところがあり,一緒に活動させていただいています。

・社会人になってから京都に来たため,新たな人とのつながりができたらと思い左京朝カフェに参加しました。パン職人として,人の集える場づくりなど,何か社会活動ができればいいと思っています。また,本日も参加されていますが,野草の活動をされている方と出会い,「パンと野草の会」というコラボができたことがうれしいです。自分たちが得意なことを出し合えば,いい取組ができると感じています。

・左京区北部の久多で,農作業をし,ご飯を食べて久多の魅力などを語り合うという「久多の会」を開催しています。毎回半分ほどは新しい方が来られ,参加者の満足度も高いものになっています。参加者側はイベントを楽しんでいますが,受け入れてくださる地域の方はどう感じておられるのかを知りたいと思っています。

・久多に住み,田舎塾や久多の会,村留学など,田舎暮らしのよさを体験してもらう取組を行っています。久多に来たのは12年前で,ムラ社会の感覚かもしれませんが,住民の方は変化を嫌う傾向にあります。いくらいいことをしても,自分たちの生活リズムと違うことを嫌がる方は多いと思います。12年経過し,自分も地元民側になってきて,排他的になる気持ちも分かるようになってきました。

・地域に伝わってきた味噌作りやワラ細工づくりや祭などを,地元の方は過小評価する傾向にあると感じていますが,自分たちが暮らし,受け継いできたものは価値のあるものだと知ってもらうことで,だんだんと地元の方の意識も変わってきたように思います。

・この4月から農家民宿をやっていますが,Airbnbという,宿泊施設を貸し出す人向けのウェブサイトを使っています。最近は海外からの問合せが非常に多く,外国の方の宿泊が増えてきています。外国の方はその土地を知りたいという思いがあるため,日本の古き良き伝統を体験し,日本の文化に直に触れることができるので,喜んでいただいています。

・久多はネット環境が悪く,外国の方とのやりとりをメールでする際や,外国の方が旅行中にSNSなどをアップする際などに課題があり,ネット環境がもう少し改善されるとありがたいと思います。

・久多では,京都府立大学出身の若者が1人住み始め,来春からもう1人住み始めます。これは未来につながっていると感じますし,移住者を増やし,雇用を生み,できるなら廃校になった学校を再開できるぐらいに子どもを増やすという気持ちでやっていきたいと思います。

・久多に限らず,地元の人は自分の地域のことをあまり分かっていないと感じています。外から来た人の意見を聞くことで気付くことがあります。地元の人は若い人の意見が好きなので,若い人が,この地域をどうしたらよいかと話し合えるような場があるといいと思います。

・田舎暮らしに興味はありますが,どうしたらできるのか全く分かりません。体験談を聞く機会や,田舎暮らしの方法などについてもっと知れる機会がほしいと思いました。

・イベント等の会場でコーヒーを淹れる活動をしています。まちづくり活動の場などでも,雰囲気をよくするには飲み物が必要で,こういったコーヒーを淹れる活動によって,地域の活性化がより進むとよいと思っています。

・京都大学ではミミズを増やす取組をされている方がいるため,ミミズを分けてもらい,農業をしている方に持って行ったりしています。新たな大学と地域のつながりを作っていけたらと思っています。また,学生にも自然のよさを知ってもらいたいです。

・本日は,今後の活動につながるような話がたくさん出たので,今後に生かしていきたいと思いました。

市長の主な発言内容

・京都の最大の宝は「地域力」と「人間力」です。これを活かして,地域の活性化,未来の京都のまちづくりにつなげたいと考えています。本市と市民の方が,目標に向かって共に汗する関係が生まれてきており,また,活動の着実な広がりを実感しています。

・久多の活性化の取組をされていますが,久多に小学生が少し増えたことは嬉しいことです。小さな成功事例が達成感につながり,新たな広がりになると信じ,私自身も皆さんも,もう一歩踏み込んで取組を前進していけたらと思います。

・100人委員会では,私を見つけたら要望を言ってこられる方がいましたが,そういう場ではないということを説明してきました。すると今は,私はいい意味で放っておかれ,自分たちでまちをどうしていくのかという課題意識を共有しながら解決に向け活動するという取組になっています。

・大原の皆さんは様々な取組をされていますが,西京区の「大原野地域」は,名前が似ていることから,観光客が「大原の三千院はどこですか」と間違って聞いてこられることがあるといい,いい意味で「打倒『大原』」をキーワードに取組をされていると聞いています。

・皆さんの活動はそれぞれ素晴らしく,参加者にも満足していただいていると思います。非日常で楽しんではいても,日常としては北部の地域には子どもがいないという現実があり,私も,現実を見つめて頑張らないといけないと思っています。日本は67%が森ですが,京都市は 75%が森です。森にある集落が都を支えているのですが,大原ですら厳しいというのが現実です。みなさんのやっているようなまちづくりが,活性化の土壌となっていくと思っています。

・トンネルを作ってほしいというようなハード面での要望を聞くこともあり,そのことも大切だと理解していますが,時間や財源が必要なことですので,その方たちにも「今できることをやりましょう」ということをお伝えしています。

・京都市は大学生のまちなので,15万人いる大学生が久多や大原などに住み続けるようになるといいと思います。しかし,市街化調整区域では新たな家が建てられなかったり,一方,市街化調整区域でない地域では新しい家が乱立したりすることも問題だと感じています。

・本日の話合いで「地域力」「人間力」というのを改めて実感しました。人を受け入れるのも「地域力」です。よそものは排除し地域のことは自分たちでやるという意識ではなく,受け入れる力が必要だと感じます。京都は「よそもの」でできているまちであり,人を受け入れる力が豊かであると,まちは発展していくと思います。

・京都市では,国の「まち・ひと・しごと創生法」に「こころ」を加えた「まち・ひと・しごと・こころ京都創生」総合戦略を策定しました。総合戦略の中では,行政だけで取り組むのではなく,「京都の魅力をもっと高めたい」「京都のために貢献したい」という取組のアイデアを市民の方から募集し,「京都創生・お宝バンク」へ登録しています。どれだけの取組が集まるだろうと思っていましたが,たくさん集まり,さらに再募集をしてほしいという声もいただいています。

・大原や久多でのアイデアも出していただいています。「ここまでは自分たちでできるが,これは行政に対して規制の在り方を見直してほしい」といった提案もあります。補助金が出るなどのインセンティブはありませんが,よい提案をたくさん出していただき,地域の方が主体性を持って活動されるとともに,その活動を役立てられる京都市政を進めてまいりたいと考えます。

集合写真

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