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第88回おむすびミーティングを実施しました

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2015年8月11日

第88回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 様々な社会問題の改善や社会貢献に,ビジネスの手法で取り組む社会企業(ソーシャルビジネス)の担い手である若手社会企業家有志の方々と門川市長が,日頃の活動について意見交換を行う「おむすびミーティング」を実施しました。
 地域に根差し,全国で活躍されている方々のそれぞれの活動に対する思いや,京都市におけるまちづくりや地方創生の取組などについて語り合いました。

・日  時  平成27年8月10日(月曜日)午前10時~午前11時45分まで
・場  所  impact HUB Kyoto(上京区相国寺門前町)
・参加者 若手社会企業家有志の皆さん(9名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言内容

・今日は,様々な社会活動に携わっている若者と市長とで,京都の未来を語っていきたいと考えています。

・京都への移住希望者の応援等を行っており,「居」「職」「住」の取組をウェブでも発信しています。移住に関する取組は全国で広がりを見せており,京都だけでなく,地元に帰りやすい社会づくり,生きたい場所で生きる人の旗印となるような活動を目指しています。

・大阪で若年無業者を対象にした就労支援施策づくりでの実践や研究から生まれた,民間の職業安定所である「ハローライフ」の取組を進めています。これまで「大阪ニート100人会議」などを実施しました。支援やカウンセリングを前面に出すのではなく,ハローライフをキーワードに,働くことを主眼に,どう生きていくかの実践に取り組んでいます。

・聴き綴り本舗の取組を通じて,これまで研究者だけで約400人のインタビューを実施しました。難しい研究テーマも,その人のライフストーリーとして聞くと,すごく共感を生むことがあります。埋もれている情熱の源泉を見える化し,発信することによって,他人に伝わって共感を生むことがあり,この取組を継続することにより,数珠つなぎで人材の発掘,コミュニティの発展にもつながります。

・5歳,3歳,1歳児の母であり,現在,町家再生とともに,NPO法人の代表として,主に若者に対し,ワークショップ等により,「自分がどう生きたいか」という問いに向き合う機会を提供しています。自分なりの解を得たとき,行動に転化する力は凄まじく強いものがあり,たった一度しかない人生を自分らしく生きてほしいと考えています。

・昨年,京都わかもん会議を50人規模で開催しました。全国で若者会議の活動が起こっており,今年は100人規模を目指しています。また,クラウドファンディングにより資金を募り,綾部の古民家を再生して,高校生,地元居住者と外からの大学生との交流の場づくりをしています。若者が地元を知らないまま,出ていってしまうのはもったいないと思います。

・「地域コ・クリエーション(共創)研究」プロジェクトにより地域振興を実践してきました。地域課題を「みんなゴト化」して,地域内の垣根を越えた地域イノベーションにより,「コクリ」を実現。熊本県黒川温泉の増客対策など,地域レベルの成功例が,地域の垣根を超えた点から面への「地域横断のコクリ」へと発展してきており,地元だけでなく,都会の人たちも巻き込んだ地域の活性化につながっています。都会にしかない知恵と,地域にしかない宝が結びつき,第二町民の概念も新たに生まれてきました。現在は,都市,国,企業,大学,NPO,地域等の垣根を越えた「日本レベルのコクリ」へと発展しています。地域,人には,まだまだ眠っている想いと力がたくさんあります。

・ウェブマガジンの編集長をしています。秋田から京都に移住し,先日,市長にもソーシャルビジネスについてインタビューをしました。ソーシャルデザインについては10年前と大きく状況は変化しています。新たに何かを始めた人は不安を感じており,目に見えないストーリーを届けて集合意識の底上げを図るのが編集者やライターの社会的責任だと考えています。

・「戦争の無い平和な世界を創る」が企業理念の会社を創業しました。現在,大学院の博士課程後期で「社会起業家のための商業道徳としての武士道」を研究中であり,次世代の社会をプロデュースしていくソーシャルプロデューサーのための私塾を開校する予定です。また,海外に和の心を発信する取組を進めています。

・京都の未来について,今日のように市長が若者と話し合う機会がもっと増えればよいと思います。

・京都は,日本の中でもすごく特徴のある都市であり,外から見ていると,京都では新しい人が新しいことを起こしやすいというイメージがあります。

・京都では元々,町衆によるまちづくりが活発でしたが,それぞれの輪の中で取り組まれてきたように思います。それが,「京都市未来まちづくり100人委員会」などの取組をきっかけに,様々な活動がキーパーソンを通じてつながってきています。今ちょうど,色々な人や活動が混ざり合って,これから化学反応が起こる直前のような感じがします。

・四条通や三条通が賑わっていますが,二条通も非常に魅力ある通りです。例えば,和服ストリートとして,外国人も多く訪れるような場所にするなど,新たな観光地の創出に取り組みたいと考えています。

・移住して間がありませんが,娘は既に関西弁になりつつあり,言葉の持つ力は大きいと感じています。

・京野菜などを通じて,子どもが身近に京都を感じられることが大切だと思います。

・今日は楽しい時間を過ごすことができました。色々な方と出会いを重ね,様々な活動をされている人々とつながりを持ち,京都が東京とは別の新たな渦の元になるという発想をお聞きして,私自身もその渦元になりたいとの思いを持ち,今後の活動するに当たって,元気をいただきました。

市長の主な発言内容

・京都市域の4分の3を森林面積が占めています。この豊かな森林資源が1200年間,都を支え,素晴らしい文化が地域に伝承されてきました。しかし,その一方で,それらの地域が現在,限界集落化しています。大都市でありながら,全国で起きている過疎の悩みを共有できるのが,京都市の強みでもあります。

・京都市が観光で世界一訪れたい都市に2年連続で選ばれましたが,周辺部は厳しい状況にあります。また,観光に携わる方々は非正規雇用が多く,好調な観光が市民の豊かさの実感にはつながっていないという課題があります。

・地方創生に関して,これまで様々な団体と話をしてきました。人口減少について,大学の学長と意見交換した際,学生が東京の大学に行ったら故郷には帰ってこないが,京都の大学で学んだ学生はしっかりと故郷に帰るとのうれしい話を聞きました。

・京都市では,大学が,商店街や伝統産業など,まちとコラボを行う「学まちコラボ」事業を進めています。地域とのかかわりを通じて,自身の故郷へ思いをはせる学生もおられるようです。

・現在,国をあげて人口減少社会の克服と,東京一極集中是正をめざす地方創生に取り組まれていますが,皆さんの取組は「地方創生」を先取りした取組であり,心強く,また,大変ありがたく感じます。

・京都市では,政令指定都市のトップを切って,3月に地方創生の戦略とビジョンの中間案を策定しました。

・国のまち・ひと・しごと創生に加えて,京都市の地方創生では,こころの創生にも取り組んでいます。京都に伝わる「日本のこころ」を大事に伝えていくのは,京都の大切な役割だと考えています。

・京都のまちを挙げた地方創生・「京都創生」には,市民や地域,行政等の関係者が,危機感をしっかりと共有し,同時に夢や使命感を共有しながら,共に「自分ごと」として,本気で人口減少問題に取り組むことが大切と考え,総合戦略の中間案でも記載しています。先ほどお聞きした「地域課題をみんなごととしてとらえる」という考え方は,「自分ごと」の考えを更に一歩進めた考えであり,すばらしい視点だと思います。

・「京都創生」では,市民等からの取組提案募集を行いました。行政に対して単に要望するだけではなく,提案者自身も実施にかかわることを基本としていたものですが,想定を大幅に超える137件もの多くの提案をいただきました。いただいた提案はまさにお宝であり,京都創生お宝バンクとして登録し,1件1件,心を掛けて取り組みます。

・世界の歴史都市の中で,城壁のない都市は珍しい。京都市は元々,垣根のない世界に開かれた都市であり,都市の理想として,世界文化自由都市宣言を掲げています。

・志のある人,志はあるが表現できない人が参画できる場づくりが大切です。そういう知恵を深めて,かつ広げていきたいと考えています。

・大都市全体の傾向でもありますが,ものづくりが三兆円規模から二兆円規模になり,厳しい状況にあります。伝統産業もギリギリの状態であり,かつての基幹産業が保護をしなければならない対象になってしまっています。伝統産業は,茶道,華道,京料理をはじめ,伝統文化を支える側面があります。都があった期間を通じて,京都は日本全国の伝統産業の産地とつながりを持ってきました。

・日本中が規制緩和に向かう流れの中で,京都では景観,環境を大切にし,むしろ規制の強化を行うことにより,京都の都市格を守ってきました。

・京都は中小企業のまちです。独創的な魅力ある企業もあり,京都の中小企業の魅力を知ってほしいと思います。

・地方創生の取組を通じて,東京以外で大きな流れをつくるのは京都ではないかと考えています。ただし,京都中心でということではなく,地方創生の取組を通じて,地方全体が元気になるよう,日本全国の地域とともに頑張ります。

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