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第85回おむすびミーティングを実施しました

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2015年7月27日

第85回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 「京都の玄関口」である京都駅前・東本願寺エリアのまちづくりに取り組む「京都駅前・東本願寺ネットワーク」の皆さんと門川市長が,同エリアの課題や将来について意見交換を行う,「おむすびミーティング」を実施しました。
 外国人観光客が増加する中での地域の現状や,今後,地域の良好な環境や価値を維持・向上させるための方策などを語り合いました。

・日  時  平成27年7月25日(土曜日)午後1時30分から午後3時まで
・場  所  渉成園(枳殻邸)閬風亭(ろうふうてい) 
・参加者 京都駅前・東本願寺周辺まちづくりネットワークの皆さん(15名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言内容

・今まで地域としてお互いに連携しながら様々な取組を行ってきた経緯がありますが,更なる活性化に取り組むための基盤が必要ということで,京都駅前・東本願寺周辺まちづくりネットワークを3月28日にスタートさせました。

・ネットワークで協力して取り組んでいる活動として,今年で4回目となる「下京・京都駅前サマーフェスタ」があります。東本願寺会場では「食とアートのマーケットin東本願寺」というテーマで,東本願寺の前の緑地帯を使ってマーケットを行うという企画を去年から始めています。

・地域のお祭りとして根付かせていきたいという思いで始まった「下京・京都駅前サマーフェスタ」ですが,今年は企画の段階から,ネットワークの皆さんに参加していただいたことによって,皆さんの馴染みのお店も多く出店していただいています。七条商店街さんのツリークライミングであったり,東本願寺前商店会のお念誦作りのワークショップ,梅小路近辺の商店街からも多く出店いただいています。

・東本願寺境内の北側に,ホールや会議室を兼ね備えた「しんらん交流館」が完成しました。地域に開かれた会館となることを目指していますので,地域の会合やギャラリー展示をしたり,ステージで何かやりたいということがあれば,ぜひ活用していただきたいと思います。また,図書室もあり,絵本の読み聞かせ会なども開催していますので,日ごろからクールスポットとして活用していただけたらと思います。

・地域でゲストハウスが増加傾向にあり,海外の方と偶然言葉を交わすこともあります。ただ,日本とは慣習に違いがあるため,旅館の方々も大変だという話を聞いています。また,商店会の売り上げにはなかなかつながっていません。

・外国の方がよく利用されるレンタサイクル店が何軒かあり,自転車に乗られるのですが,日本とルールが違うため,非常に危険です。今のところ大きな事故は起こっていませんが,少し怖く感じています。レンタサイクル店では説明書を配って,ルールを守るように呼びかけていますが,守っていただけるかどうかが問題です。

・現在「KYOTO Wi-Fi」の設置が進んでいますが,Wi-Fiを設置していないゲストハウスに宿泊している外国人の方が,夜に東本願寺周辺でWi-Fiを探してうろつき,路上に座ってパソコンを使っていることが時々あります。地域全体できちんとWi-Fiを整備できればそういうことがなくなるのではないでしょうか。

・新築マンションが建設された時点で,市から住民に対して自治会加入の斡旋をしていただいています。しかし,現実として自治会加入が実現したところはこれまで一軒もありません。そもそもマンションでは,入居する方が半分ほどであり,ほとんどがセカンドハウス,レンタルマンションになっています。また,マンションで自治会活動を行うにしても,住民が少ないため活発にできないということが実情だと聞いています。

・学区側からは,マンションに対して何も働きかけることができません。しかし,防災・催し等の経費はすべて学区が負担しないといけないため,少子高齢化が進み活動が鈍る中で,大きな問題を抱えています。

・京都市が観光都市世界一になりましたが,商店街や地域の方々,それぞれのがんばりが支えになっているのだと自負していいと思っています。また,東本願寺の「しんらん交流館」ができましたが,地域の中でもどういう施設なのか知っている人は少ないと思いますので,地域の人にもっとアピールしていただければ,私たちも使いやすくなると思います。

・「しんらん交流館」で行われている,NPO法人寺子屋プロジェクトの活動は,非常にいいことだと思います。寺子屋という言葉のイメージが,お年寄りに残っている今にこの活動をやらなければ,寺子屋という言葉自体,誰も分からなくなってしまうと思います。

・観光バスの規制はできないでしょうか。東本願寺の門が閉まった後でも,周辺で買い物をするために,東本願寺前の道で観光バスがエンジンをかけたまま,長いときは2時間も駐車しています。ヨーロッパではタクシーでもエンジンを切っています。

・七条通は,現在通学路になっていますが,朝に走る車のスピードが速く危険なため,四条通のように,歩道を拡幅していただきたいと考えています。西洞院通,東洞院通もだんだん交通量が増えて,歩きにくいまちになっています。極端に言えば,一方通行にしてもいいと思います。

・七条商店街は夜の町になってきています。居酒屋など以前は,深夜3時頃まで開いているお店も結構ありましたが,これだけ居酒屋が並んでくると終電頃のお客さんのピークにあわせ,どこもだいたい24時頃で閉店されるようになりました。その結果,ずいぶん客層が変わりました。それはやはりお店が多く並ぶようになったからだと考えています。

・営業前に掃除をされ,近所まで掃除をされているお店は流行っています。お店の質が良くなると,店の周りもきれいになります。お店は裏を見て入ります。裏がきれいなら安心して入ることのできるお店です。

・地下鉄の終電の延長を考えておられますが,終電に間に合うように帰るサラリーマンが多く,それに合わせて店舗も早めに閉まることが,景観を保ち,快適なまちづくりに繋がっているのではないでしょうか。深夜になると酔客によるトラブルが発生することもあります。

・中京区に幼稚園を併設したこどもみらい館があります。マンションができて,子どもの人数が多くなっていますので,同じような施設を下京区にも設置してほしいと考えています。

市長の主な発言内容

現在アメリカなどでは,自分が住んでいないときに,ネットを経由して家を貸すことが流行しており,それを仲介する業者がいます。このように,法律が前提にしている制度を超えた仕組みが外国から入ってきており,実態も把握できていません。国が,規制緩和で民家を簡単に旅館業法や消防法の規制なしに貸せるような制度を作ろうとしましたが,これを行うには自治体で条例を作らないといけません。

・我々は消防法も旅館業法等も無視してはいけません。近隣住民にとって最高のおもてなしは,安心安全の確保です。基準を作って,地域住民の御理解を得ながら進めていこうと考えています。

・京都市では毎年国内外から来られたお客さんに,京都市の良かった点,悪かった点について,アンケートを行っています。外国人の一番の不満がWi-Fiを自由に使えないことでした。3~4年前から民間の力をお借りしまして,ほとんど京都市の財政支出なしに,Wi-Fiをバス停から地下鉄の駅まで約1,500ヶ所設置しました。

・神戸ではWi-Fiを使う際にパスポートナンバーを登録しているそうです。ただ,神戸から京都に来るとWi-Fiが使えず,神戸,大阪,京都各都市で登録しないといけません。

・空き家問題について,例えば,200㎡以下の土地に家屋が建っていると,固定資産税が6分の1になります。壊してしまうと6倍になってしまいます。本当は居住保障のための制度でありますが,空き家でも適用されるため,空き家のまま置いておく方がいいということになります。この問題を何とかしたいと思っていますが,難しい部分もありますので,地域の方々,専門家,区,市を挙げて,条例を作って少しずつ取り組んでいます。

・自治会に入ることは強制できませんが,うれしいことに,京都はPTAを含めて学校に頑張っていただいています。PTAの伝統ある力と,地域の力と,あらゆるネットワークを使い,子どもを持つ親をネットワークに取り入れていくなど,一つ一つ積み重ねていかないと難しいと思いますので,まちづくりネットワークのような取組をしていただいていることは非常に重要なことだと思います。

・この伝統のある渉成園に,京都駅から歩いて行けることはすごいことです。世界中の人が一番行きたい,訪ねたい,魅力ある都市に住まわせてもらっています。これほどの誇りはありません。魅力を維持できているのは皆さんのおかげです。誇りを感じると同時に,一層磨きをかけていくことが必要だと思います。

・観光に来ても,数珠も仏具も買わないということもあります。そういう人たちをどうやってお客さんとして取り入れるか考えないといけません。京都は買い物環境が少し弱く,お土産物を扱っていない店が多いです。錦商店街でも外国人が多く,日本人に対するように接客できていないお店もありますが,一方で上手に対応しているお店もあります。

・京都市は観光ばかりに力を入れていると言われますが,京都ならではの宗教・伝統産業・伝統文化,これらを繋ぐ仕組み作りのために,様々な事業を行っています。

・観光の「観」は,世界観,人生観の「観」です。寺社に来た人は,信仰心のあまりない人でも何かを感じる,そんな力があります。おおいに寺社が開かれて,多くの人が御朱印帳を持っている,これは良い傾向だと思います。寺社が地域に根差して,観光も含め地域の方と一緒になって何か行ったときに,京都も日本も変わるのではないでしょうか。

・20年前はマイカーで来る観光客は42%,2年前は約15%,昨年は9.9%で,マイカーが激減しています。観光客が増えて,京都には鉄道・バスで行こうという雰囲気ができつつあります。そのような状況で,観光バスとの関係は非常に難しく,京都市の中で観光バス用の大きな駐車場を作れないことがこれからの課題です。

・京都から大阪に通う方がたくさんおられるので,京都市営地下鉄は通勤に合わせて大阪よりも朝が早くなっていますが,夜中に法令に基づく点検を行わなければならないため,終電も早くなっています。大阪で働く人が帰りやすいように,まず金曜日だけ終電を1本遅らせることを検討しています。3年間だけやってみて,皆様の御意見を聞き,採算も合い乗客がいるのであれば続けたいと考えています。

・私が一番大事にしていることは,子どもが育つまち,お年寄りがいつまでも元気なまちをつくり,中小企業や伝統産業が発展する政策を推進していくことと同時に,人口が減っていく中で,絶対に借金を増やさないことです。

・こどもみらい館の役割を保育所,児童館,幼稚園が果たしています。こどもみらい館は,幼稚園と保育園の先生の研修施設として,さらにはボランティアを含め,人を育てようという目的で設置しました。育ったボランティアは,現在,地域の保育所や児童館などにたくさんいます。

・世界遺産以外にもたくさん良いところはありますが,観光客は嵐山と清水地域に集中し,下京区にはあまり訪れていません。これだけ魅力あふれる便利な地域になりますので,奥深いほんまもんの観光をしていただけるように,しっかりと魅力を発信していくことが必要であると考えています。

・現在,下京区ではあらゆる取組を進めていただいています。その一つが梅小路エリアです。新駅もできることになり,日本で最高の鉄道博物館,商店街,島原など西部地域は魅力にあふれています。それから,東西本願寺と京都駅を含む一帯の地域,崇仁地域への市立芸術大学移転,永松のまちづくりなど,魅力あふれる下京区が元気になっていくことで,京都の元気を牽引してくれると考えています。

・京都は千年の都であり世界に冠たる歴史都市であります。ものづくり都市であり観光都市であり宗教都市です。この規模で港も空港もない都市は珍しく,京都市では,京都駅が空港であり港になり,それが下京区にあります。そこに空き家があること,地域で有効に活用されていないことはもったいないことです。

集合写真

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