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第82回おむすびミーティングを実施しました

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2015年6月29日

第82回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 高雄地域の活性化に取組んでおられる「高雄地域活性化実行委員会」,「高雄自治連合会」の皆さんと門川市長が高雄地域の活性化などについての意見交換を行う,「おむすびミーティング」を実施しました。
 高雄地域で実施している観光振興の取組,林業を取り巻く現状,人口減少等の地域課題や,今後更に活性化を進めていくための方策などについて語り合いました。

・日時   平成27年6月28日(日曜日) 午後7時から午後8時30分まで

・場  所 指月亭

・参加者 高雄地域活性化実行委員会,自治連合会の皆さん(14名)

 

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言

・昨年度から,実行委員会で様々な取組を実施してきました。今まで連携できていなかった高雄山神護寺,槇尾山西明寺,栂尾山高山寺の三山三寺の連携も始まり,5月の「三尾茶旅」では,三山の連携をさらに深めたほか,地域住民,大学,企業にも協力していただき,多くのイベントを実施することができました。高雄は,長い歴史があり,文化財を多く有しています。他の地域にない多様性を持っていますが,十分に発信できていません。今後,発信力を高めていきたいと考えています。

・2月に「京歩きin東京2015」で高雄保勝会として初めてブース出展をさせていただき,保勝会内でもこれまでにない気運が高まってきているように思います。秋の紅葉だけを売りにするのではなく,新たにお茶や新緑をキーワードとした取組も始めていますので,ご支援いただけると幸いです。

・昨年度から様々な取組を進めてきたことで,地域の団体間の連携が良くできています。消防団の練習場所を西山ドライブウェイさんが提供してくれたり,高雄マウンテンマラソンの運営を自治連が手伝ったり,保勝会が小学校と連携したりと,相互が困ったときに助け合いができる環境となっており,地域のつながりを実感しています。

・林業が著しく衰退しています。今では,若手林業従事者が2人しかいません。山の手入れをしたくてもできません。京都府が「京都府森林の適正な管理に関する条例」を制定し,山の手入れをしない場合の罰則を設けましたが,山を所有することが余計に負担となるだけです。府市協調で山を管理しやすくなる方策を考えていただきたいと思います。

・高雄学区は,162号線沿いに南北8kmあり,面積もとても広く,右京区内では京北を除くと一番大きな学区です。御経坂を境に北側は人口減少が続いており,15年前と比べて4割減少,一部の地域だけが人口が増加しています。特に北部は市街化調整区域に指定されており,新しい建物を建てることが難しく,新しい住民が入ってきにくい状況です。

 

市長の主な発言内容

・京都の観光産業は良い状況です。昨年度の観光客数は5564万人と過去最高となり,全体で前年度比9%増,特に外国人宿泊観光客は62%も増加しました。また,外国人宿泊客の滞在中の消費額は8万5千円から12万4千円となりました。昨年度の観光収入は7,600億円で,20年前が4,000億円だったことを考えると大きな産業として育ってきており,今後も伸びしろのある産業です。将来的に,1兆円産業にしていきたいと考えています。これから観光と地域の活性化をつなぐ政策が必要だと思っています。

・高雄では,地域一丸となって「京都高雄マウンテンマラソン」「三尾茶旅」という新しい取組を行って,地域を盛り上げていただいていることに感謝しています。高雄には非常に多くの文化財があり,これを活かしていこうとされています。そうした皆さんの高い志と実行力に敬意を表するとともに,連携した取組を行っていきたいと思います。

・河合隼雄氏が,「京都は豊かな自然・歴史的遺産を活かせていない。遺産過多の状況である」とおっしゃられました。教科書にも掲載されている以上のものがここにはあります。京都国立博物館が開催した特別展「国宝鳥獣戯画と高山寺」は3時間待ちになっていました。うまく発信すれば可能性はいくらでもあります。

・京都冬の旅は,京都市観光協会と旅行業者が一緒になり,1年先の宣伝をし,これを旅行業者が商品化しています。今年は夏の旅40周年,冬の旅50周年です。JR東海にも協力を求めて,「そうだ京都に行こう!」のPRを例年の倍もしていただけることになっています。機会を捉えてうまく連携していただけたら良いと思います。

・高雄はこんなに良いところなのでもっと人が来ても良いと思います。地域が盛り上がっているので,旅行業者と商品開発して打開策を練っていただきたいと思います。

・日本は,水と木材は自給自足できると言われていますが,林業は日本の急峻な地形では機械化が難しいと思います。担い手も若いうちから育成しないと技術的に難しいと思います。

・林業も川下での需要を喚起しないと根本的な解決につながりません。京都市では,条例により2千平米を超える建築物には地域産木材を使用するよう定め,地域産木材使用を推進しています。学校図書館は,独自に本棚や椅子を市木材にする等,徐々に川下の対策が出来つつありますが,市民の税金で対応するのは限界がありますので,国・府の予算が必要です。

・日本人の生活様式が変わったことで,京都市が伝統産業に決定している74の品目はどれも厳しい状況に置かれていますが,フィレンツェでは,茶道具の竹職人がフェラガモのかばんを制作,漆職人がマグカップを漆塗りにしたり,西陣の職人がムスリムの女性が被るヒジャブを西陣織で作製したりと,工夫を凝らした取組を行っています。

・京都府が森林環境税を制度化すれば,森林面積の大きい京都府なら6億円程度の収入となります。これを活かして森林の保全・活用ができると良いですが,なかなか制度化されていません。

・他の地域でも市街化調整区域のため,地域の勤務先の近くに家を建てられず遠方から通勤している人がいます。解決方法として住民全員の合意の下,地区計画を策定する方策があります。

・市街化調整区域では,乱開発を防ぐことを目的にしていますが,農業や林業の跡継ぎじゃないと家を建てられず,農家民泊に取り組むため新たに離れを造ろうとしても造れません。市街化はしませんが,自然と調和して必要最小限は建てられるようにできないかを国にも要望しようと考えています。

・地域でも取組を実施するに当たり,規制がネックになっているようなら,「まち・ひと・しごと・こころ京都創生」で提案募集をしていますので,提案していただきたいと思います。例えば,人口減少に歯止めをかけるため,観光ビジョンを策定して,観光産業に一層取り組むなどです。そのためには,就業者の住まいが必要なので,市街化調整区域を緩和するといったことが考えられると思います。

 

集合写真

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