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第79回おむすびミーティングを実施しました

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2015年3月5日

第79回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

   京都への移住希望者の応援等を行うグループである「京都移住計画」のメンバーと門川市長が地方創生の取組について意見交換を行う,「おむすびミーティング」を実施しました。

 「京都移住計画」の活動説明や,京都市への移住の動機,移住者から見た京都市の魅力,京都市への移住促進の可能性,移住を促進するために取り組むべきことなどについて語り合いました。

 ・日  時 平成27年3月4日(水曜日)午後6時00分から午後8時30分まで

 ・場  所 京都リサーチパーク町家スタジオ

  ・参加者 「京都移住計画」の皆さん(9名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言

  • 京都は,伝統産業,ものづくりという文脈から,東京とは異なった価値観を求めている方が多いと感じます。
  • 京都に移住する方は,「小商い」をしながら暮らしたい方が多いと思います。東京で8万円を出しても家賃だけで終わってしまいますが,京都ですと,同じ金額で町家などを借り,1階でお店をして,2階で暮らすなど,自分のしたいことを実現できる可能性があります。
  • 京都の良い物を見極めるのは難しく,小さい頃から品質の見極め方を知るきっかけがあればいいと思います。
  • 他都道府県の方からは,見えていない京都があると思います。伝統工芸に関わりたい方がいても,その仕事の求人が外に出ていないため知ることができません。京都にいると,その様な情報も入手できるため,私たちが移住希望者と事業者をつなげていきたい。
  • 東京のデザイナーで,京都に移住したいと考えている方がいます。外部の視点で,京都の工房などで見たものを新しくリブランディングして,東京や海外に発信する橋渡しも行っていきたい。
  • 移住と定住は違うと思っています。私たちの事業では,移り住みやすくはできますが,定住してもらうまでには至っていません。
  • 地域の方も,移住者などの新しい方の力を求めていますが,移住者とのコネクションがないため,つながりを持つのが難しい。私たちがつなぎ役となっていきたい。
  • 地域の活動に学生が入ると化学反応が起きます。そのつなぎ手になり,新しいことを起こせたらいいと思います。
  • 私たちが実施する移住茶論という企画の趣旨は,移住者と移住検討中の方が出会う場であるとともに,移住者同士の交流の場でもありますが,移住検討中の方の割合が多くなっており,移住者同士をつなげる場としては力が弱くなっています。行政区ごとに茶論を開催し,地域の方にも参加してもらうことができればいいと考えています。
  • 京北地域に移住した知人は,既に地域の方とのつながりを持っています。移住のきっかけは,我々が作っていますが,そこから移住者が私たちの取組と同じようなことを,それぞれの区とかコミュニティでどんどん広げてほしいと思っています。
  • 移住計画としては,「京都に住み続けなれければならない」とはしたくないと思っています。生きたい所で生きられる世の中をつくっていきたいと考えており,京都から鳥取,島根や福岡に移住するのもありだと思います。しかし,それぞれの方に京都の良さを移住先で伝えてもらい,京都への移住につなげるという循環を生みたいと考えています。
  • 京都の大学生が,東京で就職すること自体は悪いとは思っていません。戻れる仕組みをつくるのと,戻ってきても仕事がありそうだという経験を学生の時に積むことが大事です。
  • 東京の学生と比べると,京都の学生は,地域に対する意識が高いと思います。学生の時に地元などで働く経験を積むことによって,就職の時に,選択肢が東京以外に地元もあるという意識付けをしておくことにより,生きるうえでの選択肢を広げることができると思います。そのような人生の選択肢を広げられる場所に京都はなれると思うし,それが京都の強みになると思っています。
  • 全国で○○移住計画が増えてきており,全国の移住計画と連携が深められたら良いと思います。
  • HPなどで発信している情報は,京都に住んでいる人にも見てもらいたいです。町家を改修して住めることや,色んな企業を紹介して,京都に残ろうと思ってもらえるようにしたい。京都市内では,都市部的な暮らしもできる一方で,少し離れると京北地域のような自然豊かなところもあります。また,左京区の山奥で大見村という廃村になった村を復活させるプロジェクトを同年代の友人が行っています。そこは京都市ですが,田舎暮らしができる場所です。そういう新たな京都のイメージが更に広まることが大事だと思います。
  • 地域限定の結婚式の引出物,お中元,お歳暮用のカタログギフトを考案しています。生産者の顔が見えるカードを付けて,生産者から直接購入者に農産物や加工品が届く仕組みです。このカタログギフトを成功させたいです。
  • まちがコンパクトでとても住みやすく,10分移動するとデパートがあり,違う方向に10分移動すると大文字山があるなど,この様な環境は京都だけだと思います。私が京都に移住したのは,日常の中で伝統産業や寺社仏閣を見る,感じることができるからです。また,農家から直接物を買う,作っている人と会話ができる,商店街がたくさんあるところが京都の魅力だと思います。
  • 移住茶論の参加者は,20~30代が多く,一部結婚している人もいますが,子どもがいる方は少ない印象です。ファミリー層への働き掛けについても,今後検討が必要だと思っています。
  • 住む目線で見るからこそ気付くことがあります。京都市の情報交流会などに参加すると,京都の情報はいっぱいありますが,観光情報が多く,近くにスーパー,公園,良い病院があるなど,住む目線の情報が少なくて分からないという意見が多いです。みんなお寺に行く回数よりも,スーパーに行く回数の方が多いので,住む目線の情報をもっと発信していくことが重要だと思います。
  • 京都市で生まれ育っても,京都の魅力や地域のことを知らない若者は多く,京都を知る機会があればいいと思います。
  • お試しで京都に1~2箇月住めるようなトライアルをできたらいいと思っています。移住計画が移住後の責任を負えるわけではないので,自分で住めるかどうかを判断して京都に来てもらいたいです。
  • ラジオ番組をやってみたいです。Uターン又はIターンしてきた方をゲストにして,移住者の生の声を不特定多数の方に発信したいです。
  • 京都の企業と京都で働きたい人の接点を創出するトライアルワーク(お試し就労)のような機会を提供したいと思っています。

市長の主な発言内容

  • 京都移住計画といえば,古くは桓武天皇,もう少し古く言えば秦氏の時代の話です。桓武天皇は,将軍塚から京都を見渡し,こんな素晴らしい,住みやすいところはないと,移住を決め,平安京と名付けました。それ以前は,都というのは,代々,藤原京や平城京などの土地や人の名前でした。平安というコンセプトのもとにつくられた京都は,100万人規模の世界の歴史都市の中で,一度も都市の営みが遮断されていない都市です。平安というコンセプト,安心,安寧を願われてつくられたまちです。「住めば都」ではなく,「住むなら都」です。
  • 京都は,明治維新の際に,人口が35万人から20万人に激減しました。そこで我々の先人たちは何をしたのか。まず,子どもを育てる,人が育てれば未来は明るいという考えのもと,かまど金を出し合い,明治2年,文部科学省も京都市もなかった時代に64の小学校を創設しました。
  • 「まち・ひと・しごと創生」に,京都は「こころ」を入れました。首都圏に行かないと情報が手に入らないのは先進国で日本だけです。京都が東京から故郷へ,地方へという人の流れの先駆的な役割を果たしたいと思っています。移住計画の皆さんが先頭に立っていただいており,心強い。
  • 「普請」という言葉があります。みんなが寄って建物を建てるという意味で,住む場所と仲間づくりができます。昔,家を建てるときは,みんなが寄ってきて手伝いをしていました。「この家は良い普請をしている」というように使います。住まいづくりが仲間づくりにもなるという言葉です。
  • 商店街のシャッターが閉まっています。全国に比べると京都の商店街は元気な方ですが,シャッターが閉まっているところもあります。そこに魅力のある店が入ってくるようにしなければなりません。
  • ソーシャルビジネスにおいて,ソーシャルイノベーション機構を設置して,目利き,認証制度を実施し,販路を広げようとしています。働きがい,社会貢献,雇用にもつながります。皆さんの取組とソーシャルイノベーション機構が融合したらいいと思います。是非やっていきたい。
  • 地域力と言いますが,最大の地域力は「よそからの人を受け入れる力」です。これを自分たちでやる力だと思っている人もいます。京北地域でも言っていますが,よその人を受け入れて融合していく。これが本当の地域力です。
  • 地元と移住者の間に学生が入ることで化学反応が起きます。「地域×伝統×学生」で変わる,それが京都の面白さです。
  • 次は京北地域で取組をして,それをネットで配信してもらいたい。空き家もたくさんあるし,耕作放棄されている田畑もあります。
  • カタログギフトを見せてもらいました。非常に面白い。私が危機感を持っているのは,千年続いた伝統産業,匠の技が無くなっていくことです。京都でも,結婚式の引出物などのカタログギフトは,外国の物が多い。京焼・清水焼を出そうと思っても品数が揃わない。全て同じ物でなくても良い。カタログギフトを京都の伝統産業でやってくれたら良いと思います。京都の伝統産業だけで74あります。
  • 京都の大学の代表の方と意見交換を行いました。京都で学んだ人が,仕事がないからと東京に行ってしまいますが,京都にも良い仕事がありますので,その情報発信が大事で,同時に,京都で学んだ学生が故郷に戻ることも大事だと話し合いました。
  • 住む人目線の情報は大事です。
  • 人口当たりの医者の数は,京都が最高です。救急車の到着に要する時間は,京都は6分台ですが,全国平均は8分台です。2分の違いは大きい。救急車の電話対応の5箇国語対応は京都だけです。こういう情報を分かりやすく発信する方法を考えなければいけません。
  • 京都は千年続いているまちだと言いましたが,何が続いているのか。ものづくり,ものがたりづくり(華道,茶道などの精神文化)が続いています。その背景には,豊かな自然,宗教都市があります。相互に刺激を与えています。
  • 本日はいろいろと貴重な御意見をいただき,ありがとうございました。
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