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第77回おむすびミーティングを実施しました

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2014年11月19日

第77回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

   下木屋町地区(木屋町通を挟む概ね四条~五条間の地域,下京区永松学区)では,地区内の方々を中心に構成される「下木屋町まちづくり協議会」において,地区計画の策定を目的とする,未来に向けたまちづくりの取組を進めています。

   下木屋町まちづくり協議会の皆さんと門川市長が,下木屋町地区が誇る,安全で穏やかな暮らしとともに情緒と風格のあるまちを次世代へ引き継ぐための熱い思いや,取り巻く現状,目指すべき将来像について語り合いました。

 ・日  時 平成26年11月18日(火曜日)午前11時00分から午後0時40分まで

 ・場  所 永松会館 3階会議室

  ・参加者 下木屋町まちづくり協議会の皆さん(15名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言

  • 下木屋町まちづくり協議会は,四条~五条間の下木屋町界隈を,今後,どのようなまちにしていきたいか,考えるために立ち上げた会です。木屋町通は江戸時代から商業・飲食文化の中心として栄えてきました。最近も,祇園と並び,若い方や観光客を含め,多数の方が飲食を中心に訪れていただいています。
  • 一時は,風俗店などが立ち並び,風紀が乱れてきたなという雰囲気になり,木屋町にあまり近よらない方がよいのではないかという雰囲気になりました。しかし,一部にそのような場所もありますが,昔ながらのよい雰囲気を残しながら,最近では新しくよいお店もどんどん増え,観光客も多く訪れていただいています。よいまちになったと思います。
  • 下木屋町を今後どのようにしていくか,また,一部の風俗店への対策も含めた地区計画策定に向け,まちを維持しながら発展させていきたいと考えています。
  • 風俗店等の問題について多くの方から相談があり,これまでは「木屋町会」を中心に木屋町界隈のまちづくりを行ってきましたが,「木屋町会」だけでは出来ないことも多く,地域住民の皆さんにも参加していただいて,下木屋町まちづくり協議会の取組を始めることになりました。
  • 京都市による地区計画制度の説明会をきっかけに,地域住民の皆さんからも,やってみようというご意見をいただき,平成25年9月に準備会を開催し,平成25年11月に協議会を発足しました。平成26年2月にビジョン案をとりまとめ,3月に協議会で承認し,4月にビジョン説明会を開催して,「下木屋町地区まちづくりビジョン」を決定しました。
  • 決定したビジョンには,「時とともに 食文化に彩りを添えるまち 下木屋町」として,長い歴史を持つ下木屋町が,更に食文化に彩りを添えていこう,という思いや,高瀬川があり環境的にも優れたまちであり,住民も多いため,食・住の環境を大事にしていこう,という思いを込めています。そして,「下木屋町ブランド」を創出し,京都で下木屋町と言えば「行ってみたいな」と思われるまちにしたい,という思いで活動しています。
  • 下木屋町で生まれ育ち,7年前から木屋町で商売を始めました。ほんとに木屋町は落ち着いたところで,変わっていない地域のかたちと,雰囲気に合うよいお店も出来ていて,すばらしいなと思います。毎月,協議会の会議に出ることは,皆さん大変なことだと思いますが,あれやこれやと意見を交わしながら,やっと進む方向性が見えてきたなと思っています。木屋町は文化的なまちであるべきで,これからのことを考え,規制も考える,そういう気持ちを持って取り組んでいます。
  • 小学生の子どもに,風俗店の前を通る時に「ここは何のお店?」と聞かれ,どう答えたらよいのか難しく,子どもに答えられない店が町内にあるのはどうかと考え,このまちづくり協議会に参加しました。
  • 時代の流れにより,変えられる面と変えられない面があると思います。いいものは残り,悪いものは淘汰されると思います。また,住民は「誰かにやってもらえる」ではダメだと思います。協議会の会議にしても,我々が立ち上がることが大切だと思います。看板の条例や「日本酒で乾杯」等の条例は,京都の特色を活かした条例であり,よいことだと思います。このようなことを前に進めていただきたいと思います。まちづくりも,市は全体のまちづくりを行っておられますが,住む地域は自分達住民で守るべきだと思っています。
  • この協議会が始まり,今まで当たり前であったこと,無意識であったことを意識出来るようになった(意識が芽生えた)と思います。木屋町にレストランが出来ることは,地域の住民には「当たり前」であり,無意識であったと思います。しかし,風俗店が出来ると,「ここにはこんな店はいらないだろう」と,店が出来てからしか意識が芽生えませんでした。先に,住民の皆さんに意識を持っていただこう,というのが,この会の一番の目的だと思います。地域に住んでいる者が,やっと意識を持てたことが,一番有意義なことだと思います。
  • 最近マナーの悪い人が多い。川にモノを捨てるとか,公園にごみを持ってきて捨てるとか,普通では考えられないようなものが捨てられています。いろんな人がいるとは思いますが,環境のことを考えて,美しいまちづくりをしてほしいと思います。
  • まちにゴミ箱を置くとそこに生活ゴミを捨てる人がいます。大変困ったことで,美しい環境をキープすることは大変難しいです。
  • オリンピック開催に向けて,東京では禁煙の取組をされています。京都でも行ってもらえないか,木屋町も禁煙にならないか,と思っています。仏光寺公園や高瀬川の掃除をすると,たばこの吸い殻が多い。ごみと言えば,たばこの吸い殻です。まずは禁煙に取り組めないかと思います。
  • たばこは健康に悪く,まちの美化にも悪いです。路上喫煙の取り締りは必要だと思いますが,木屋町は夜に取り締まらないと効果がないと思います。
  • 近年,禁煙のお店が増えています。しかし,世の中の禁煙の風潮に関わらず,接待の席で相手がたばこを吸われない場合は,吸いたい方は外へ出て喫煙されます。相手の前でお断りして吸うことや,我慢ができないため,どこであってもマナーと関係なく吸ってしまう人が多い。意識づくりをもっとするべきだと思います。
  • 法律による規制は,限られた部分しかできない。だから,自主規制が必要であり,最終的には,自主規制によるまちづくりが出来れば理想だと思います。
  • 下木屋町には,地域住民と,お店を借りて商売をされている方,そのお客さんや観光客,この3つが存在しています。そこに規制をかけるのは,非常に難しい問題だと思います。例えば,徐々に空き家が増えており,仮に貸し出された場合には,借りた側には一定の自主規制をお願いするべきだと思いますが,お客さんや観光客にしつこく言いすぎてはダメだとも思います。木屋町でお店を借りている人や住民が,お客さんや観光客に話をどの程度出来るかが大事になるのではないかと,常々考えています。最終的には,住民がしっかりとまちを守っていくべきだと思いますが,それだけでは守れないですし,お客さんや観光客の理解も必要になってくると思います。
  • 京都で生まれ育ち,木屋町に来たのが今から50数年前ですが,お嫁に行くときに「どこお行きやすねん?」と聞かれたので,「木屋町です。」と答えたら,「粋なとこお行きやすなぁ。」と言われました。しかし,今から何年か前,孫が友達を家に連れてくる時に,「木屋町に住んでいる。」と言うと,お友達から「怖いとこ,気つけや。」と言われたと孫が言い,ガクッときました。住んでいる者はよいまちだと思っていますが,同じ京都市内の人に「怖いとこ」と思われている。50数年前に木屋町に来た時は粋な感じで,飲食店は多かったですが,怖いとこではなかったです。
  • 木屋町にマンションが建てられ,何年か前は驚きましたが,今は当たり前になりました。便利な場所ですので,ワンルームの部屋が多いマンションが建ちます。ワンルームはいろんなマナーが行き届かない。そのような中,皆さんでまちづくりを考えて,皆さんが住む所をよくしていこうとしていただき,マンションが建つ時や店を出される時に住民の方が話し合える,その基礎を作っていただけることが有難いと思っています。
  • マンションはファミリータイプを誘導するようできたらいいと思います。
  • 他府県から来られたお客様が「京都のイメージ」についてお話されることがあります。お食事に来られ,桜や秋の時期に,情報雑誌を見て歩かれることが多いようですが,実際歩かれて,お話されるのが,「車が多い」ということです。また,桜の時期は桜を見ながら歩かれる方も多く,歩道ではなく車道を歩かれることも多いようで,いつか事故が起きるのではと話をされています。それから,高瀬川を川沿いまで降りられるような整備してはどうですか,との意見も聞きます。
  • 自転車が歩道でスピードを出して走っていて,急によけられず本当に危ない。木屋町を散歩するのに怖いという面が多い。観光中のレンタサイクルを使う人も,車道ではなく,歩道を走られる方も多いので,歩いて楽しむまちであれば,自転車通行についても規制を考えていただきたい。
  • 外国人の観光客がすごく多くなりましたが,団体で固まって自転車で走られるので危ないです。「道は広いことありまへんで。」と言いたくなります。狭い歩道を走って,事故が起こらないかと気になります。外国人もですが,観光客が誰かをケガさせたら大変なことです。
  • 世界に誇れる京都であり,鴨川,高瀬川の水,桜並木,水辺に舞うホタル,鮮やかな紅葉,ゆりかもめなどの渡り鳥,住んでいるだけでも四季を感じられる下木屋町です。子どもの時代にも繋げていくようなまちづくりをしていきたいと思います。
  • 木屋町通に関しては,さくら祭りや清掃活動を行っています。清掃活動を月に何度か行い,参加される方同士が連帯して,顔が見える関係を作ることで,まちをきれいにしていく意思統一が出来ます。継続することが一番大事だと思いますので,これからも続けていきたいと思います。永松学区は,他の学区で行っている区民運動会や夏祭りがなくなっています。グラウンドがない学区で,どのように地域住民の繋がりを発展させるのかが難しいです。

市長の主な発言内容

  • すばらしい京都の歴史と伝統,食文化,そして地域力を誇る下木屋町,それらを京都はもとより,日本の宝として,大事なものは守りながら,改革するものは改革していく取組に対して,行政としてもしっかりと役割を果たしていきたいと思います。
  • 祇園では,地域住民の合意形成によって,地域計画をつくり,地域住民が丁寧に取り組んだことによって,まちが良くなりました。地域住民が自分達のまちを良くしていこうという熱意と行動力が大事だと思います。その意味で,下木屋町が新しいビジョンを示していただいたことが頼もしいです。
  • 現在,京都市では,区役所を大事にしようと考えています。区民の皆さんに近い区役所が,区民の皆さんと協議して,各地域のビジョンをつくる,このような取組をこの永松で確認することができて,うれしく思います。
  • 歴史と伝統,個性,これを生かそう。誰かがやってくれるのではなく,自分達でやっていこう,そして行政と連携していこうと,さすが自治の伝統がある永松の皆さんだと,意識が芽生えてきたことを本当にありがたいと思います。
  • 路上喫煙は全市で禁止です。1,000円の罰金を取る重点地域を決めていますが,たばこを吸っている人から現行犯的に過料をとるので,トラブルもあります。禁煙の啓発も含め,方法を考えないといけないと思っています。京都府の条例で,ホテル等を全部禁煙にしようという動きがありましたが,旅館やホテルの組合が条例で規制するのはよくない,自分たちで行うということで,分煙・禁煙のマークを貼る活動をされています。行政も協力していきたいと思います。吸う人,吸わない人が共存できるまちが大事で,相談しながら進めていきたいと思います。
  • マンションの問題ですが,法律で認められているものを,「マンションはあきません。」ということは難しい。ただし,お店が続く御池通では,その長所をなくさないよう,地区計画で1階はお店にすることにされました。これからの地区計画の話し合いの中で,知恵を絞っていただきたいと思います。
  • 高瀬川は,今年400周年ということで,上流から順番に石積みを整備しています。現在,立誠小学校の辺りまで出来ており,五条までは計画で整備することになっています。五条から先の計画はまだ無いですが,高瀬川は京都市の宝だと思っていますので,しっかり取り組んでいきたいと思います。
  • 市は基本構想を14年前の2001年に作り,その基本構想に基づいて,基本計画を立てています。日本中が規制緩和の大合唱の時に,高さ規制の強化や看板の規制強化を行い,小さな東京にならない,ということで動き出しました。今,おかげ様で流出する工場や都心部の空洞化はなくなり,世界一,行きたい観光都市となりました。皆さんの合意のもとに,京都の「都市格」を高めていきたいと思います。
  • 下木屋町の皆さんが一生懸命,議論し,コンセンサスをまとめ,そして,行政と一体となって下木屋町,永松の未来を展望していく,そういう取組に踏み出していただいたことは,すばらしいことです。
  • 先斗町が,一生懸命まちづくりをされています。先斗町にも,東京の資本が入ってきており,買った方が「私が買ったから,どうしようと勝手。」と,いろんなことをされたら,先斗町の情緒を守れなくなるため,先斗町の住民に立ち上がっていただき,行政と一緒に相談しながら進めていくということで,町式目を作り,看板も率先して撤去されました。
  • 中木屋町や河原町では,飲食店の客引きが多いです。客引き禁止条例を検討していますので,一緒に木屋町を見回りました。その時に下木屋町も回らせていただきましたが,西石垣あたりも看板がとれて,いい建物が残っていることが分かりました。下木屋町だけに残っているのかもしれません。
  • 無電柱化はコストが高く,京都市全域でやると多額の予算がかかります。また,電柱がなくなれば道が通りやすいと言う方がたくさんおられますが,一方で地上機器を置く必要があります。他にも,「軒下配線」があり,家の軒に配線していきます。その場合,全員の合意が必要ですが,「私のところはいや」と言われると無理になるため,一つ一つ課題を解決しながら知恵を出しています。
  • 本来,自転車は車道を走るのが原則ですが,かつて車が増えて自転車が被害者になる事故が多かったため,歩道を走ってよいことになりました。いまや,自転車が加害者になる事故が増えています。この問題の解決には,自転車の免許制度を作るとかナンバープレート制度を作るとかの方法を考え,国に提言することも必要かもしれません。10年前は毎日8,000台の路上駐輪がありましたが,現在1,000台程度になりました。これは駐輪場を作るとともに,日曜日や夜も撤去を実施した結果です。
  • 小さな町で,道路の陥没などを役所にメールで知らせると,職員が見にきてくれる,というシステムが構築され始めています。大きな都市で,同じことを行おうとすると,メールが殺到し,優先順位が付けられなくなります。京都の場合は,自治会や町内会,交通安全協会等があり,「これは市に言わないといけない。これは自分達で解決できる。」と,課題をある程度整理していただけます。この機能を活かしていくこと大事だと思います。
  • まちの魅力をさらに増していこうと,地域ぐるみで活動していただいており,本当に心強いです。「下木屋町まちづくりニュース」を読んで頼もしく思っていましたが,ここに来て改めて実感いたしました。さまざまな課題がありますが,お互いに知恵を出し合い,挑戦していきたいと思います。
  • 京都市には,222の学区がありますので,色々な行事に行きます。グラウンドを使う運動会も良いですが,体育館や教室を使い,お年寄りや赤ちゃんも参加できる色々なゲームをするなど,従来の運動会以上のことをされているところがたくさんあります。最近は,特別養護老人ホームで,楽しみながら体を動かせるような,あるいは認知症対策ができるような,そんなゲームを指導されたりしています。おじいちゃんおばあちゃんと子どもとを繋ぎ,和気あいあいと楽しむ。その他にも歌を歌う等,色々な方法があると思います。
  • アメリカの旅行雑誌「トラベルアンドレジャー」で毎年,行きたい都市を聞くアンケートがあり,5年ほど前,日本の都市はどこも入っていませんでした。2年前に京都がベスト10入りして,去年,5位になり今年は1位でした。外国では大変評判なアンケートです。外国人観光客が多くなることでプラス面と同時にマイナス面もありますので,その解決のために努力をしていきたいと思います。旅行者にとっても,京都に住んでいる人にとっても,安心安全,優しさあふれるおもてなしのまち京都を目指して,警察とも協定を結び,地域ぐるみで進めてまいりたいと思います。本日はありがとうございました。
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