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第72回おむすびミーティングを実施しました

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2014年8月25日

第72回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

    全国初の取組として,今年の祇園祭前祭において,「祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員会」(京都市も実行委員として参画)が,五条露店商組合の屋台にリユース食器を導入し,リユース食器回収拠点及びごみの分別回収拠点として「エコステーション」を設営しました。

    その「エコステーション」に,ボランティアとして参加し活動した龍谷大学の学生たち及び実行委員会執行部の皆さんと門川市長が「おむすびミーティング」を実施しました。「祇園祭ごみゼロ大作戦」ボランティアに参加して得たものをテーマに語り合いました。

 ・日  時 平成26年8月22日(金曜日)午後4時00分から午後5時30分まで

 ・場  所 祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員会ボランティア事務局
      (NPO法人きょうとNPOセンター)会議室

  ・参加者 祇園祭ごみゼロ大作戦ボランティア,祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員の皆さん(8名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言

  • 祇園祭のごみが問題となってきてから,様々な団体がごみを減らす活動に取り組んでこられたが,ごみの分別の実施体制や来場者の意識の問題など,多くの課題がありました。祇園祭から出るいわゆる祭ごみは,祇園祭そのものから出るのではなく,主に露店で買った飲食物の容器や,コンビニで買われた商品が大多数です。
  • そこで,五条露店商組合と協議をして,「露店でリユース食器を使用していただいてごみを減らそう」,「ごみを分別回収しよう」という話で始まった活動に,多くの方に参加していただきました。
  • もともと,「リユース食器」という繰り返し洗って使える容器をイベント等で使い,容器ごみを無くすという活動をしているのですが,そのリユース食器自体が,最近,徐々に知られるようになってきています。
  • 祇園祭のような大きなイベントで,食器を「使い捨て」から「繰り返し使える」という仕組に変えることは,大変なことです。運搬・洗浄・保管という手間が出てきます。しかし,繰り返し使えますので,コスト面が同じであれば,ごみの出ない仕組を利用してほしいと考えています。
  • 祇園祭ごみゼロ大作戦は,露店商の協力なしには実現しません。露店商の方たちが,祭ごみの問題を自分たちの問題と捉えて取り組んでいただくことが大事です。
  • ボランティアは,2日間で延べ2,000人が集まり,約50人がコアスタッフとして活動しました。まだ概数の段階ですが,昨年出たごみの量は60トンでしたが,今年は42トンでした。正確に分別しましたので,42トンのごみの内,燃やすごみが32トン,資源ごみが10トンでした。昨年は,60トンのうち,資源ごみが1トンと聞いていますので,燃やすごみは,ほぼ半減できました。
  • エコステーションへの誘導も,露店商の協力やボランティアとの連携が必要であり,祇園祭ごみゼロ大作戦を継続していくための課題であると感じています。また,他都市の祭でこれだけのボランティアが集まるのかという課題もあり,仮にボランティアの不足分をアルバイトで賄うとすると,人件費が生じるため,今後,このような取組を拡大する際の課題になります。
  • 大学のゼミではNPOの研究を行い,社会を良くしたいという人たちが増えているが,実際には社会が変わらないと感じていました。しかし,今回,ボランティアに参加し,変わるのではないかと感じられました。他の学生ボランティアからも参加して良かったという声が多く聞かれました。
  • ボランティア活動を通じて,人をまとめる仕事を経験したことがないので大変でしたが,いい経験になったと思います。例えば,せっかくボランティアとして集まっていただいたのに,テントの器具を見張るだけの仕事しか指示できなくて,2~3時間手持無沙汰にしました。何もすることがないというのは,ボランティアに来ていただいている人たちに対して,大変失礼なことだと感じました。せっかく参加いただいたのに申し訳なかったです。
  • 学外広報を1ヶ月担当しました。チラシを置いていただける店を飛び込みで探し回りました。大学生が行っても,皆さん話をきちんと聞いてくださり,取組に賛同していただけたので嬉しかったです。一人一人の方に広報する良い機会になったと思います。
  • 大人が一つの目的に向かって,いきいきと活動している姿を見て,新鮮でした。一緒に社会を変えていけるかもしれないと思いました。ニュースを見ていた友達が,「すごいことをしてるな。応援したい」と言ってくれたのが嬉しかったです。
  • 他府県の申込者から,泊まるところも確保していないけれども,ぜひ参加したいというコメントをいただき,モチベーションが上がりました。
  • シルバー人材センターから100名くらいの方がボランティアに参加されました。事務局側が,活動の指示を出来ていない時でも,積極的にごみ拾いに出かけてくださいました。高齢者のパワーはすごい!まだまだ,人に指示を出すこと等ができていないと感じました。京都環境事業協同組合や企業からも多数の方にボランティアに参加していただきました。
  • 今回は,鉾町に住んでいる住民の方々との交流ができなかったので,一緒に活動できるようアプローチすれば良かったと思います。フェイスブックを見た友達は,「ごみ拾い」をしている団体だと思っていました。もっと活動内容を詳しくお知らせしたかったです。
  • 自分たちが集めたごみ以外に,露店商から出るごみを集積所以外のところに放置している人がいました。せっかく集めている意味がなく,まだまだ活動の認知に時間がかかるなと感じました。
  • 一人一人が意識を持って,リユース食器を使ってごみを減らすということを知らないといけないと感じました。リユース食器を返すという認識はしていただいていても,灰皿にして返す人やリユース食器を捨てる人が結構いました。事前準備,広報,説明が足りなかったと思います。
  • リユース食器を台車で運ぶのが結構大変でした。スタッフのTシャツが人混みではまぎれて認識していただけないため,雑踏で立ち止まる時間が多かったです。しかし,止まっている間に「何をしてるの?」と聞かれて,リユース食器の説明ができたという利点もありました。「いいことやね」と言っていただけて嬉しかったです。

市長の主な発言内容

  • 祇園祭は,貞観11年(869年)に京都で疫病が流行り,それを鎮めるために当時の国の数である66基の鉾を立てたのが始まりと言われています。また,八坂神社の3基の神輿を神泉苑に奉納し御霊会(ごりょうえ)を行いました。神幸祭と還幸祭があり,神幸祭は,神様をお迎えする儀式で,17日の夜に向けて,道を鉾で清めるために前祭の山鉾巡行が行われました。そして,還幸祭で,神様がお帰りなる前に,24日の後祭巡行で道を清めるというものです。そのため,前祭と後祭を統合することは,本来おかしい。鉾町に住んでいますので,今年,後祭が復活したことは大変嬉しいことです。祭本来の姿に戻ったことを喜んでいます。
  • ごみゼロ大作戦の挑戦は,自然に感謝し,祖先を敬い感謝するという京都人,日本人本来の姿に戻る第一歩であると感じています。今回の取組は,ほぼ満点の99点と思っています。
  • 龍谷大学は,375年の歴史があります。そして,龍谷大学のすごいところは,375年間一度も講義が途切れていないということです。それは,京都が戦禍をまぬがれ,比較的災害が少ないということにも起因しているのだと思います。
  • 大学生の皆さんが,祇園祭のごみ問題を考えて,祇園祭ごみゼロ大作戦の取組を行ってくれているということは,きちんと地域の人に伝わっていると思います。
  • 鉾町から遠い洛西ニュータウンの行事に出た時に,祇園祭ごみゼロ大作戦のボランティアに参加したという人から,「参加して良かった。」という声をかけていただき,これは社会が変わるかもしれないと感じました。
  • 掃除と環境は人を変えます。個人の努力や企業の在り方に関わってきます。平成12年度にピークだったごみ量が,平成25年度にはピーク時から42%減りました。このことから,クリーンセンターを5箇所から3箇所にできました。年間のランニングコストを20億円,1箇所当たりの建設費を400億円削減できました。ごみの減量は,退路を断つ思いで行っています。この20年の間にクリーンセンターの大規模改修が必要ですが,そのときは2工場体制になります。ごみ収集経費も90億円かかっていましたが,40億円削減できました。ごみを減らすということは大きな意味のあることです。
  • 45リットルのごみ袋のごみを処理するのに290円かかっています。ごみ量を減らして削減した経費は保育所の建設等に充てるなど有効利用できます。新洗組という学生ボランティアの方が,毎週土曜日午前6時から木屋町の掃除をしてくれています。私も,教育長時代から土曜日に学校の便所掃除をしています。この様な活動が国境を越えてアジアの国に広がっています。
  • 国内外の観光客にアンケートを取ると,京都の良いところとして,「まちがきれい」というのが1位に挙がります。外国人観光客にも,まちが清潔で美しいと喜ばれています。桝本市長の時代に「世界一美しいまち京都」として,まちの美化市民総行動を始めた時,「世界一とはどういうことか。せめて日本一ではないか」と揶揄されました。しかし,京都は,世界一と言いました。その結果,アメリカの「Travel+Leisure」誌の読者投票で京都がベストシティランキング世界1位になり,世界から美しいと言われるようになりました。みんなで一緒に目標を同じにして行動すれば,必ずできると信じています。今年からは,「世界一安心安全,やさしさあふれる,楽しいおもてなしのまち京都」に取り組もうと思っています。みんなで頑張ろう。本日はありがとうございました。
集合写真

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