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第58回おむすびミーティングを実施しました

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2012年12月19日

第58回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

樫原学区では,近隣住民の助け合いによる安心安全のまちづくりを目指し,お助けボランティア「絆友の会」の取組など,高齢者や障害者の見守り活動を積極的に行われています。

この度,門川市長が,樫原社会福祉協議会等の皆さんと,身近な地域における見守り活動の取組と今後の課題について意見交換を行いました。

○ 日時  平成24年12月18日(火曜日)午後3時30分から午後4時30分まで

○ 場所  西京区社協ボランティアビューロ

○ 参加者  樫原社会福祉協議会,ボランティア絆友の会等の皆さん(17名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言

○これまで段階的に取組を進めてきたが,まず最初のステップとして,学区社協の特別プロジェクトで推進案をまとめた。ワークショップ形式により,町内の良いところ,困っているところ,助け合い活動の具体例,私たちにできることの4つの視点から意見を出して,思いをまとめた。

○次に,作成した推進案を進めるために,お助けボランティア「絆友の会」を立ち上げ,要配慮者への声掛け運動を開始した。老人福祉員,社協の各種役員,民生・児童委員及び自治会の福祉協力委員など地域の福祉関連のメンバーで構成し,地域の情報交換会としての機能も持たせた。各メンバーは玄関先に「絆友の会」の看板を掲げ,地域の人に知ってもらうようにしている。

○「絆友の会」では,他の学区の取組を参考に,電球の交換,庭の手入れ等ちょっとしたお助け(「ちょいボラ」)を行っている。目的は要配慮者を知ることであり,2年間で独居高齢者を対象に160件の取組を行った。気軽に頼めるボランティアを,有償で進めていることも重要だと考えている。

○ボランティアに年齢制限はなく,継続して取り組める方を町内回覧で募っている。自分ができるお助け内容,可能な時間帯を指定できるようにしており,現在40名に登録いただいている。当初は,募集する際に業者と間違えられるという苦労もあった。

○次のステップとして,地域ごとに,福祉を担当する者同士が情報を共有できるように,住宅地図上に印をつけ要配慮者の見守りマップを作成した。避難指示が出た時に一人で行動できない,寝たきり高齢者,身体不自由者,独居高齢者を要配慮者として位置付け,情報を集めた。

○一番苦労したのは,個人情報保護の問題をクリアするために作成した「支え合い運動の登録カード」に同意をもらうこと。要配慮者は自身が配慮されることに対し懸念を抱き,近隣の見守り者は,要配慮者と親交がない場合に難色を示されるなど,なかなか同意を得られないというケースがあった。

○私の担当している地域で,要配慮者が出た場合に協力をお願いしますと福祉協力員に伝えたところ,自治会に入っていない方を見守ることは違和感があると言われた。自治会に入っていない方で,毎日ヘルパーに来てもらっているので要配慮者としての登録は不要と言う方もいる。自治会に入っている方と,入っていない方とのギャップをどうしていくかが課題である。 

○自治会の未加入はどこの学区でも大きな課題。若い人に入ってもらおうとしても,メリットがないと言われる。メリットとは,与えられるものではなく,自分で求めていくものであると,うまく説明することが必要だと考えている。

○11月末に災害時高齢者要配慮支援の基本台帳を見て,一人暮らしの高齢者の家を初めて訪問したところ,その男性は,腰が痛くて外に出られない,電話もない,また4日間食事をとっていない状態だった。今回たまたま訪問し,孤立死の一歩手前で防ぐことができたが,今後,同意していない方の名簿も必要ではないかと感じた。

○今年,学区独自のPRカードを作成した。そのカードに,社協の活動,「ちょいボラ」,子育て,高齢者のすこやかサロンの情報を載せ,訪問しても出て来られない場合に,まずはそのカードに訪問者の名前を記入したものを投函し,活動を知ってもらうよう努力を重ねた。それを繰り返したことで,訪問したときに出てきてもらえるようになってきた。

○京都市から名簿を貸し出してもらえることは大きな前進であり,これから活用していきたいと考えている。しかし,同意を得られない方の情報が入らないとの課題点もある。現在は,孤立している人を見逃さないために,訪問しても出て来られない場合でも,洗濯物の状況を確認するなど目配りを行っている。

○見守り活動で出てきた問題で,活動者が解決できないものについて,区社協にいつでも相談できるような体制があればいいと思う。これからも地域の力をいかした「絆友の会」の活動を進めていきたいと思っている。

市長の主な発言内容

◆地域の一人一人の実態を見つめながら,できることをできる人がやっていこうとする姿,また,あるべき形を求めていこうとする姿には頭の下がる思いである。京都市もようやく全市的に要配慮者の同意を得て名簿を作り,協定を結んだうえで地域に貸し出す取組を始めたところであり,樫原学区は先進的に,見事にやっていただいていると思う。

◆樫原で行っているケースを蓄積して,新しい地域ぐるみのボランティアのモデルを作って,それを他の学区に広げていければと思っている。電球の交換等を気軽に頼める関係性や,有償で負担感を減らすという考え方も良いと思う。

◆若い世代が自己中心的で自治会に入らないと考えられていたが,必ずしもそうではないと思う。自治会の加入等については長年行政はタッチをしないできたが,4月に条例が出来て動き出したところである。この取組が自治会加入にどう影響したかについて,また教えていただきたい。 

◆いざという時には,自治会に加入しているかどうかに関わらず動かないといけないが,近隣との人間関係を含めたことであり,難しい問題であると思う。PTAに入るのは当たり前であるように,損得を超えて行動することが必要である。

◆学校と地域と家が一緒になって,模索を繰り返しながら,良い事例があれば全市的に意見交換しながら取り組めればと思う。

◆60代の団塊世代が定年を迎えられるので,そういう人に地域での活動に力を貸していただき,知恵を拝借したいとも考えている。

◆命を守るという最大の目的に向け,医療,介護,福祉等行政が果たす役割はしっかりやるとともに,社協とも力を合わせて京都の地域力の強化に取り組んでいかねばと思っている。

◆全市での取組も大事だが,御紹介いただいたように,その地域に根を下ろせる様々な形の取組を模索していきたいと思うので,また提言等いただきたい。本日はありがとうございます。

集合写真

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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