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第31回おむすびミーティングを実施しました

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2010年11月8日

第31回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 「京都リップル」は,視覚や聴覚に障害のある方が,障害のない家族や友人と一緒に映画を楽しめるよう,映画に音声ガイド(副音声)や字幕をつける活動をされています。

 この度,門川市長と「京都リップル」のメンバーがおむすびミーティングを実施し,これまでの活動の成果や,障害の有無にかかわらず,誰もが共に暮らしやすい社会の実現に向けて語り合いました。

○日時  平成22年11月5日 金曜日 午前10時~午前11時

○場所  京都ライトハウス地下研修室

○参加者  京都リップルメンバー 13名


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○リップルを日本語に訳すと「波紋」という意味である。障害のある方への支援の輪が全国に「波紋」のように広がっていって欲しいという思いで名付けた。

○この活動には学生の若い感覚が非常に有用であり,特にアニメの作業などで活躍してもらっている。学校を卒業して京都から離れる際には,「京都リップル」をやめてしまうが,それぞれの地元などでも,ユニバーサル上映の取組を広めて欲しい。

○ユニバーサル上映会で実施したアンケートで「映画そのものよりも,障害のある方が,楽しそうに鑑賞されているのを見かけたことがうれしかった」という意見があり,とてもうれしかった。他でも同様の声を聞くことがあり,この活動をやって本当に良かったと思えるし,パワーをいただいている。

○映画配給会社の中には,ユニバーサル上映は費用が掛かり,導入が難しいと考えている方もおられるようだが,我々の取組ではそれほどの費用も掛からない。

○最新作の映画を,ユニバーサル上映で取り扱うことは簡単には認めてもらえない。映画配給会社に掛け合ってようやく認めてもらえるような次第であり,もっとこの取組への理解が進むとありがたい。

○ユニバーサル上映の中には観客の少ない回もあり,より一層のPRが必要だと感じている。

○身近に障害のある方がいないと,手助けの方法がなかなかわからないのではないかと思う。そのような皆さんが,ユニバーサル上映を見ることで,障害のある方への理解を深めるきっかけとなってほしい。

○学校等で障害のある方と触れ合う時間をつくることで,社会全体の理解を深めることができるのではないかと思う。たとえば,小学校の授業で介護の体験活動を導入するという方法もあるのではないか。

○視覚障害のある方の中には,介助のボランティアを頼まないとなかなか外出できない方もおられるようだ。一方,周りのちょっとした手助けがとてもありがたく,例えば「前に階段があります」と教えてあげるだけで,とても助かるとのこと。

○あるお年寄りから,耳が遠くなり映画の音声が聞こえにくいという話を聞いた。障害のある方以外にも,ユニバーサル上映のニーズがあると実感した。

○学生の頃,聴覚に障害があるために,プラネタリウム鑑賞で星座の説明を理解できず悲しい思いをした。そのようなプラネタリウムなどにも字幕をつけることができれば,より多くの人が楽しめるようになると思う。映画以外にも活動を広げていきたい。

市長の主な発言内容

◆志が高く,行動力のあるボランティアの方々に支えられた,素晴らしい取組だと思う。

◆ユニバーサル上映は,非常に高度な技術を要すると思うが,この場が人を養成しているのがとても素晴らしい。学生も含めて,幅広いボランティアの方々が参加している。京都ならではの新しいモデルと言えるのではないか。

◆ある学校の生徒が,視覚障害のある方に肩を貸して道案内をする様子を見かけたが,あまりにも自然に案内しているので,驚いたことがある。その学校には,視覚障害のある生徒が在校しており,普段から接する機会が多く,介助のノウハウもあったため,その生徒は自然と対応できたようだ。

◆夏に支援学校を開放し,わいわい広場という事業を行っている。地域の学校と支援学校の生徒の交流の機会となって欲しいと考えている。

◆携帯電話の「5」のボタンにある「ちょぼ」(突起)は,他のボタンの位置がわかるように付けられていると,視覚障害を持った生徒から聞いたことがある。一方で,市バスに乗ると座りたくてもどの席が空いているか分からないから,歩くより疲れるそうだ。「ここが空いていますよ」と,ちょっと一声掛けることが,この「ちょぼ」の役割を果たすことになる。誰もがこの携帯電話の「ちょぼ」になれる社会を目指したい。

◆建設業の方から聞いた話であるが,建設現場では,40年前とは安全意識が大きく変化しており,整理整頓をきちんとして,全員がヘルメットを被るようになった。現在では,環境問題にも取組むようにもなり,更に今から20年後には,障害のある方も建設現場で普通に働いている環境をつくらなければならないと考えているそうだ。これこそノーマライゼーションの社会だと思う。地域の建設会社がこのようなことを言ってくれたのが非常にうれしかった。

◆京都では,観光の質の向上を図り,全ての観光客の満足度を高めるために努力しており,ユニバーサルデザインの考えを取り入れた観光にも取り組んでいる。

◆障害の無い人にも,ユニバーサル上映の副音声や字幕が鑑賞を妨げるものではないという理解が広がって欲しい。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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