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第28回おむすびミーティングを実施しました

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2010年7月26日

第28回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

大枝学区では,古き良き地域の伝統を守りつつ新しいコミュニティを創設していくために,新旧の住民が広く交流し,世代を越えてまとまる機会を創ろうとの気運が高まり,京都市編入50周年を節目として平成13年に「大枝夏祭り」がスタートしました。

現在では,参加者が1,000名にものぼり,地域コミュニティ活性化の大きな力となっています。

この度,門川市長と本事業を主催する「大枝夏祭り実行委員会」のメンバー等が,おむすびミーティングを実施し,これまでの活動の成果や,大学やPTAと地域が連携したまちづくりのあり方などについて意見交換を行いました。

○日時  平成22年7月23日 金曜日 午後7時~午後8時

○場所  京都市立大枝小学校

○参加者  大枝夏祭り実行委員会,大枝音頭保存会等 16名


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○大枝村として誕生したのは,120年前で,山陰街道筋の宿場町としてにぎわっていたが,山陰線の開通により人の流れが変わった。その後,塚原たけのこ,富有柿を名産として,宿場町から農村へと転換していった。昭和25年に京都市に編入され,昭和51年には西京区となり,人口も10倍に増えたが,自治会の加入率が低いことが,課題となっている。

○「大枝音頭」は昭和27年に作られた。当時,富有柿の販売拡大を目的に,市役所前で踊ったこともある。時間の経過とともに踊られる機会も少なくなっていたが,10年前の「大枝夏祭り」を始める際に改めて踊ろうということになった。

○10年前にPTAの役員をしていたが,当時の校長先生から「自治会に入っていない家庭では,子供が地元の祭りに出られない。みんなが一つになって楽しめる祭りはできないだろうか」と相談されたのが「大枝夏祭り」に取り組んだきっかけ。徐々に浸透し,若い世代から年配の世代まで楽しめる祭りになってきたと思う。

○「大枝夏祭り」は地域の皆さんの力で,準備や片付けのほか,安全対策にも万全を期していただいている。

○地域の伝統,文化を子どもたちに伝えるために,大枝小学校の低学年の生徒を対象に,「大枝音頭」の出前教室を行っている。子どもは覚えるのが早く,教え甲斐があって楽しい。

○「大枝音頭」の音源は,60年前に小学校の児童が合唱したものを録音したSP盤が2枚残っているだけだった。そのSP盤の劣化が進むことに危機感を覚え,「大枝音頭保存会」を立ち上げ,市立芸術大学にCD盤の製作を依頼し,この度完成した。

○「大枝夏祭り」は,回を重ねるごとに規模が大きくなり,ブースの数も増え,子どもたちも楽しみにしている。今年で10年目になるが,ボランティアで応援に来てくれている学生が,第1回の祭りに参加していた子どもたちであったと聞いて,歴史を感じている。

○夏祭りにはそれほど関心がなかったが,小学校の卒業生が高校生になっても同窓会のように集まってくるのを見ていて「協力しなければ」と思った。子どもから気付かされた。

○「大枝音頭」のCD盤製作にあたり編曲を担当した。盆踊りの編曲に慣れていないために,踊りの雰囲気を出せなかったらどうしようと懸念したが,演奏する学生たちにも積極的に助言してもらいながら,皆で楽しく作業することができた。

○出来上がった曲を聴いたときに,合わせて踊ることができるのか不安であった。その場で話し合いをし,工夫して曲を調整することで,「大枝音頭」が出来上がっていったという感じである。

○新入生歓迎コンサートでの「大枝音頭」の演奏会には,地域の人も招待していただき,市立芸術大学を身近に感じることができた。

○大枝小学校の生徒に,それぞれCD盤のジャケットに絵を描いてもらった。その1枚には「大枝はみんなで一つ」というメッセージが書かれている。この言葉どおり,様々な事業に住民が一体となって参画し,安心安全のまちづくりなどを進めていきたい。私たち皆が目指しているところである。

市長の主な発言内容

◆父親から,昔は柿やたけのこを大枝まで買いに行ったという話を聞いたことを覚えている。また,教育委員会に在職していた頃,当時の校長が毎朝交通整理をされていたことや,多くなった児童に合わせたグラウンドの拡張,グラウンド・校舎間の川に架ける橋の整備に関わったことなどを思い出して,懐かしい。

◆先人の苦労や歴史という縦糸と,今地域で生活されている人々の横糸とをしっかりとつなぐことが地域社会を活性化するに当たって一番大事なことだと考えている。「大枝音頭」を復活し,みんなで踊ることで,大枝で育ち,大枝で学んだ子供たちが,どこへ行っても共感することができる。地域と小学校,PTA,大学が連携してコミュニティの活性化を図るという,京都の中でも先進的な事例であり,まさに「大枝モデル」ともいうべき素晴らしい取組である。

◆PTAの活動と地域の活動が融合していくというのは素晴らしい。学校と地域が核となり,地蔵盆や学区単位の夏祭りを復活しようという動きが,全市的に起こっている。

◆コンビニと宅配便とセキュリティさえあれば暮らしていけると思っている人が増えている中で,地域のつながりが一番大事だと改めて認識できる取組を進めていただいている。

◆自治会の加入率が減っているのは,全市的な課題である。地域活動や自治活動の活性化に向けて,地域コミュニティ活性化検討委員会で議論いただいており,地域の自治のあり方について条例化しようと考えている。条例化しても自治会加入を義務付けることはできないが,何ができるかを議論していただいている。この大枝の取組がモデルとなり,自治会加入の促進につながって欲しい。

◆お祭りが元気なところは,地域も人も元気である。是非,京都市全体も元気にしていただきたい。一緒に頑張って参りたい。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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