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第26回おむすびミーティングを実施しました

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2010年6月2日

第26回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

若者ならではの観点から,次期京都市基本計画について意見を取りまとめ,京都市に対して提出するとともに,策定の過程において広範な市民参加を得るために様々な活動をされている「未来の担い手・若者会議U35」。

U35が企画・運営を行った「どうすんねん京都?!~次期京都市基本計画シンポジウム~」が,平成22年5月29日に新風館で開催されました。

このシンポジウムについての反省会終了後に,門川市長とU35のメンバーがおむすびミーティングを実施し,次期京都市基本計画や,若者から見た市政の課題などについて幅広く意見を交わしました。

○日時  平成22年6月1日火曜日 午後1時~午後2時30分

○場所  妙心寺退蔵院大休庵

○参加者  未来の担い手・若者会議U35のメンバー等 18名


■次期京都市基本計画

京都市では,市政の基本方針である「京都市基本構想」に基づく2回目の長期計画として,平成23年度から10年間の都市経営の基本となる次期京都市基本計画の策定に向けた取組を進めている。

平成22年5月に,「京都市基本計画審議会」での議論を通じて京都市基本計画第1次案がまとまったことを受けて,5月29日に次期基本計画シンポジウムを開催し,また,5月21日から6月20日まで,広く市民から意見を募集するパブリック・コメントを行った。

 

2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○「どうすんねん京都?!~次期京都市基本計画シンポジウム~」については,U35の皆はボランティアであったにも関わらず,非常に熱心に活動し,良いものができた。しかし,実施の過程で制約も多く,若者会議の良さが活かせていないとも思う。今後の課題として,我々の意見をもう少し反映してもらえるような工夫が必要である。

○シンポジウム当日のスタッフの対応について参加者から褒めていただいたのは,U35メンバーの高い意識の現われであったと思う。制約などにぶつかり,何度もくじけそうになりながらも当日を迎えられたのは,このメンバーの友情と絆によるものである。

○シンポジウムの会場では,若い参加者が,基本計画の第1次案に対してパブリック・コメントを出してくれたり,U35に参加したいと言ってくれた。基本計画を柔らかく伝えることで,これまで市政に関心の薄かった世代に興味を持ってもらうことができたのではないか。

○U35では基本計画の最も大事なテーマとして,ワークライフバランスを挙げていたが,一次案にはその言葉が無かった。私達の一番の主張を明確に反映できなかったことが残念である。

○基本計画の一次案について,あらゆる分野のことが記載されているが,全てが実現できるわけではないと思う。行政で優先順位を付けるのは難しいと思うが,思い切ったことをしないと,総花的になってあまり意味をなさない計画になってしまうのではないか。

○私が住んでいる地域では,通りを隔てただけで,1学年にたくさんのクラスがある小学校と1クラスしかない小学校があり,また,設備などの充実した小学校とそうでない小学校があるなど,格差を感じてしまう。私は京都が好きなので,京都市には,是非このような問題点を解消し,市民が「やはり京都にいて良かった」と実感できるような施策を実施していただきたい。

○地下鉄料金が高いと思っている。U35に参加したことがきっかけで,地下鉄の赤字のことを知り,今は「地下鉄に乗ろう」と思っているが,以前は1駅くらいの距離なら歩いていた。観光客からの不満もよく聞くので,なんとかならないものかと感じている。

○若者がきまりを無視してゴミを出しているのを見かけるが,ルールを守ることの大切さは,地域の人々に教えてもらって気付くこともあるのではないかと思う。そのためには,我々若者も,地域の会合に出席するなどの努力をする必要があるのではないか。是非,京都市からも,そういったことを,若者に対して発信してもらいたい。

○若者が社会に関われない理由として,社会の構造的な問題があると思う。まず大学が社会から孤立した陸の孤島のようになっており,学生が卒業してどこかの企業に入るのも,また別の孤島に移る,といった感覚ではないか。

○学生は,地域の運動会の競技には参加できない。若い人が競技に出ると,体力の差があり公平ではないので出てはいけないと言われる。

○町の再生の取組で関わった職人さんから,「最近は,我慢できない若者が多い」という話を聞いた。修業に我慢できず,簡単に諦めて,別のことに興味を持つようになる人が多いようだ。

○基本計画についてのシンポジウムは,次回は,地下鉄車両を会場として実施したい,とU35メンバーで話していた。「環境」をテーマとした車両,「福祉」をテーマとした車両などで構成される,「基本計画号」を走らせよう,といったアイデアを考えている。例えば「福祉」車両については,ベビーカーを優先とするような取組も考えたい。

市長の主な発言内容

◆民間企業などでは,ターゲットを絞った商品開発ができるが,行政ではそうはいかない。赤ちゃんからお年寄り,安心安全から新産業創出,という風にあらゆる面に配慮することが必要であり,そのような条件のもとで次期京都市基本計画を策定しなくてはならない。

◆「京都市基本計画審議会」を発足する前に,若手研究者に行っていただいた議論を経て,「基本計画は,10年間の計画とし,市民と行政が目標や意味を共有して進めていくものとするべきである。また,時代の変化に柔軟に対応して,注力すべき取組が変更できるようなものにしよう。そして,地域の足かせになるようなものはやめよう」と考えた。

◆パブリック・コメントでの多様な人の意見をまとめるのは大変な作業である。しかし,未来の京都を担う若い人を中心とした皆さんの共感を得られる基本計画となるように,10年後に良い基本計画をつくったと思ってもらえるように,この制度を活用し,皆さんの熱意を反映しなくてはならない。

◆京都の心ある若者による10年後の京都を創ろうという計画もあって良いのではないかと思う。

◆本当の意味での地域主権時代というのは,行政の枠を越えたものである。自立した市民がネットワークを組み,共有した夢や目標に基づく計画を,それぞれの現場でいかに実行していくか,ということが重要ではないか。

◆U35のメンバーは一生付き合いたい人たちばかりだ,とおっしゃったことは良い話だと思う。苦労されている中でそれぞれの人間性も知った上での発言だと思う。

◆実は,今年の4月に,地下鉄料金を5%値上げする予定であった。しかし,値上げを見送り,5万人増客という目標を掲げて様々な取組を行うなど,なんとか地下鉄を維持しようと試みているところである。課題は多いが,考えているだけでは仕方ないので,やれることは何でもやろうとしている。

◆学校ごとに生じる設備の差については,長期的に捉えていただきたい。校舎は6~70年に一度建替えることになる。改築のタイミングを迎えた学校と比較すると,「うちの学校はボロボロ」となってしまうが,建物の年齢とも関係するということを御理解いただきたい。

◆「税金を払っているだけで,その恩恵を受けなくて済む人は幸せ。払った税金の分だけ恩恵を受けている人も幸せ。税金を払えないがその恩恵を受けている人も幸せである」という風に皆が思えると良い社会だと思う。そのためには,きっちりした政策が実施できてないといけないし,何よりも信頼される行政でなければならない。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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