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第25回おむすびミーティングを実施しました

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2010年5月7日

第25回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 「京都伝統産業青年会」は,伝統産業に従事する青年同士の親睦や,知識,技術の向上を目的に,様々な活動をされている,京都における業界最大規模の青年部組織です。

 この度,門川市長が,「京都伝統産業青年会」のメンバーとおむすびミーティングを実施し,これまでの取組の成果や今後の展望について語り合いました。

○日時  平成22年5月6日木曜日 午後7時~午後8時30分

○場所  伏見酒造組合事務局

○参加者  京都伝統産業青年会 18名


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○京都伝統産業青年会は,1.会員間の交流,2.伝統産業の振興,3.需要の開拓の三本柱を掲げて活動しており,今年度設立46年目を迎える。事業としては,隨心院等での作品展の開催や,会員が何度も試行錯誤を繰り返しながら取り組む「新・商品つくり事業」を行っている。

○京都の伝統産業は非常に厳しい状況であるが,伝統産業品を市民の皆さんに,身近なものとして実際に使ってもらうことを通じて,その良さを伝え,最終的には需要開拓につなげていきたい。

○伝統産業青年会では,交流活動としてレクリエーションや研修旅行を行っている。伝統産業青年会に在籍している多様な業種の職人同士がざっくばらんに話し合うことで,新たなアイデアを生みだすことを目的としており,とても意味のある取組だと思っている。

○昨年度,職人と市民の皆さんの交流の場として「笛の会」を発足し,笛の製作や発表会,体験演奏会を隨心院で行ったところ,「また参加したい」等の声を100通以上もいただいた。このような場を増やすことで,伝統産業品を日常生活に身近なものとして楽しんでいただくことができ,需要も高まるのではないか。

○先日閉館した伝統産業振興館「四条京町家」では,月に一度,市民の皆さんが伝統産業に触れていただく機会として,「華木サロン」という体験教室を行っていた。関心をお持ちの方に来ていただいていたが,伝統産業に関心のない一般の方にはあまり知られていなかったと思う。伝統産業の振興には,市民の皆さんに伝統産業の良さを広く知っていただく,啓蒙活動が大事である。特に,次の世代を担う子どもへの啓蒙活動ができれば良いと思う。

○昨年度,「華木サロン」で「ゆかた着付け講座」を行ったが「浴衣がこんなに簡単に着られるなんて知らなかった」と好評だった。そういったイベントは和装振興につながると思うので,どんどん打ち出していきたい。職人と市民の皆さんだけでなく,市民同士の結びつきも強くなり,地域振興,まちづくりにもつながる。

○伝統産業青年会主催の作品展は,平成20年度に青蓮院,平成21年度に隨心院で開催した。青蓮院では多くの観光客に見てもらえた。一方,隨心院では,関心をお持ちの方が真剣に見てくれる。どちらを目標とすべきなのかは悩むところである。

○これまで伝統産業に関心の無かった人も興味を持ってくれるよう,例えば,東京等,多くの人が集まる場所で展示,即売活動等を実施し,京都の伝統産業をPR していきたい。

○伝統産業青年会は若いパワーがあるが,そのパワーをぶつける矛先を探している。なるべく多くの市民の皆さんに「ほんまもん」を見て,触って,使っていただき,納得した上で,購入していただく販売方法を模索したい。今後,情報発信,他団体とのコラボレーションの話などがあればぜひ教えていただきたい。市と協力し合いながら,未来の京都のため,子ども達のために残せることをやっていきたい。

市長の主な発言内容

◆京都のまちは,古くから脈々と伝えられてきた歴史・伝統・産業という大事なものがある。次の世代を担う子ども達が,それらの価値を再認識できるように,未来へつなぐのは若い人達である。伝統産業青年会が,業種を超えた若い人達が集まって活発に活動されていることを大変頼もしく思う。

◆京都は,「ものづくり」のまちと言われる。「ものづくり」のみであれば,世界各国にも同様のまちがある。しかし,京都には,「ものづくり」を超えた「物語づくり」がある。例えば,源氏物語やマンガをはじめ,茶道や華道等にはすべて哲学としての精神文化があり,それが「ものづくり」と融合して,「物語」となる。そこから人づくり,それを基盤にしたまちづくりへとつながっていく。

◆先端産業の根本には,仏壇や織物,酒等の伝統産業があるのではないか。その伝統産業を受け継いできた京都だからこそできることがあると思う。オートメーション化が進んだ商品が出回っている世の中ではあるが,例えば酒などは最高の知恵産業であり,伝統産業に誇りを持って共に考えたい。

◆「未来・京都観光振興計画2010+5」では,7つの柱の一つとして,京都人を京都ファンにすることを掲げている。京都の人間が京都のまちを歩き,伝統産業や文化財を見て「ほんまもん」を感じる。それが親から子に語られ,子どもたちに良さが伝わる。

◆東京等の他都市に進出するのも良いが,市の施設を使って事業を実施することもできる。京都には伝統や歴史が好きな観光客が年間5,000万人来られるので,より効果的にアピールできるのではないかと思う。伝統産業青年会で,夢を語り合い,一つ一つ成功事例を作っていってほしい。伝統産業青年会には,知恵,技術,絆がある。

◆できないと決めてしまうのと,できると思うのとでは無限の距離がある。できると思ってみんなで願いを持って,お互いが何をできるのかを考えて議論しながら精一杯やっていってもらいたい。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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