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第24回おむすびミーティングを実施しました

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2010年3月23日

第24回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

京都市では,市民みんなで子育てを支え合い,子どもを生み育てる喜びを実感できるまち,子どもたちが「京都で育って良かったね」といえるまちづくりの推進を掲げており,子どものため,子育ての環境づくりのために,多くの方が汗をかいて活動されています。

この度,門川市長が,このような子育て支援関係者とおむすびミーティングを実施し,現在の子どもを取り巻く環境の課題点や今後の展望について意見を交わしました。

○日時  平成22年3月22日月曜日 午後3時~午後4時20分

○場所  京都市子育て支援総合センターこどもみらい館4階第2研修室

○参加者  子育て支援関係者 10名

■参加者の顔ぶれ

・京都市児童館学童連盟,京都市日本保育協会,京都市保育園連盟,京都市昼間里親連絡会,京都市里親会,京都社会事業財団の関係者

・同志社女子大学生活科学部教授

・子育て支援ボランティア


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○発達障害を持った子やボーダーラインの子が増えている中で,小中学校の校長先生,生徒指導の先生等と月1回連携を取っているが,クラスの中でのコミュニケーションなど学校での対応には苦労されているようである。

○里親は他の保護者とは世代が違い,異なった視点での意見を言えるため,地域での子育てに良い影響を与えていると思う。里親の登録者数が増えることで,地域での認知度を高め,制度の利用者を増やしていきたい。

○つどいの広場では,3歳児未満の乳幼児を持つお父さんお母さんの居場所を作っている。子どものためというよりも大人がほっこりできるようなスペースや親育ての場を提供している。

○つどいの広場は女性と子どもばかりの施設なのに,小学校のようなオートロックによる安全管理がないために不安を感じており,警察の見回りのポイントに入れていただけないかと考えている。

○私は児童館で障害を持つ子どもの介助ボランティア事業に参加している。私自身の子育てが終わり時間に余裕ができたためだが,同様に介助ボランティアとして登録されていても,需要とうまくマッチングせず,参加できない方も多いようだ。そのような社会につながりたいという方が,一歩踏み出す機会をうまく用意していきたいと思っている。

○ファミリーサポート事業は,市民が他の市民の子育てを助けるというものである。年に数回,保護者の趣味の時間を捻出するために利用される方もおられるが,そのほんの少しだけ利用されるということが大事だと思っている。子どもを預けることを心苦しいと思わず,いきいきと子育てができるように,ゆとりを確保する目的で事業を活用されれば良いと思う。

○京都市は60年前から家庭で保育を行う昼間里親というすばらしい制度を実施しているが,これからもすべての親がハッピーな子育てをできるよう,かつ,京都市において出生率の上昇に寄与するような子育て支援施策となるよう,保育園とも力を合わせてがんばっていきたいと思っている。

○保育園においては,子どものための保育を進めたいと思ってはいるが,今の社会情勢の中でどうしても就労支援という面がクローズアップされがちであり,子どもの育ちを見失ってしまわないかと危惧している。

○保育園の側でも待機児童の解消が,今後の大きな課題の一つであると考えている。基本的な保育サービスをきちんとしていくことは当然であるが,多くの人に喜んでもらうためにもなんとか解決していきたい。

○一部の児童館では,中高生が将来違和感を覚えずにパパやママになれるような取組として中高生と赤ちゃんとの交流事業を実施しているが,最近では男の子の参加も増えており,うれしく思っている。また,エコ活動として,不要となった子育て用品の交換会の取組も行っている。

○バーゲンに出掛けるなど親が自分の都合で子育てボランティアを頼られる例もあり,自分たちが一生懸命やることが,かえって親子を引き離しているのではという悩みがある。

○虐待という問題に特化して議論する場があっても良いと思う。

○学生から,「かけがえのない命と言われると怖くて子どもを生めない。」「私は子どもの人権を尊重する,だから生まない」などの意見が出る。このような考え方もあるということを踏まえて少子化対策を見直していくことが,これからの課題ではないかと思う。

市長の主な発言内容

◆厳しい経済状況ではあるが,次の世代をしっかりと育てることがあらゆる政策に結びつくと考えており,子育て支援に汗していただいている皆さんの協力を受けて頑張っていきたいと思っている。

◆一人一人の子どもを大事にすることが,京都における教育の一番の根幹であるが,教育委員会にいた頃,ある校長先生が,「もう一歩踏み込んで,『一人』を大事にしていきたいですね。」とおっしゃっていた。今日の話を聞き,共通する思いを感じた。

◆子育てについて難しい問題が数多くあるが,京都市では,ボランティアの市民や児童館,保育園等の施設が一生懸命頑張っていただいている。また,大学の先生等が専門的な視点で協力してくださっている。専門家,市民,施設の良さをうまく組み合わせることで,少子化に歯止めをかけていくことができるのではないか。京都だからこそできると思うし,京都が他の地域に先駆けて実践していかなくてはならない。

◆「子どものため」に地域がまとまり,コミュニティが活性化する。保育園や児童館等が核になり,地域の志の高い方たちに子育てボランティアとして関わってもらうきっかけ作りをしていくことが求められているのではないかと思う。

◆今ほど,特に母親が孤立感の中で子育てをしている時代はなかったのではないかと言われている一方で,自覚の足りない親が多いのではないかと言う批判もある。この現状を踏まえ,一人一人に対応できるような仕組みが必要であるし,行政として対応しなければならないこともまだまだあると思う。

◆子育てそのものが喜びであるということについて,根本的な子育て観を社会全体で醸成していくとともに,しっかりと継承していくような仕組みを構築しなければならない。また,福祉サービスの充実と合わせて,単なる子育てサービスの提供者と受給者という無味乾燥な関係ではなく,子育てに関係する一人一人の命が輝いていくような社会にならなければならないと思う。

◆サービスを利用されている方に,ボランティアとしての参画を促すことで,大変さを分かってもらうこともできる。ある幼稚園では,1年に1日だけ保護者に保育参加を求めると,案外,楽しんでやっている方が多いそうである。全てがうまくいくとは限らないが,多くの市民に一緒に汗をかいてもらうことが,前進する一つの方法ではないかと思う。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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