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第18回おむすびミーティングを実施しました

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2009年12月8日

第18回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

「京都商工会議所青年部」は,次代の地域の担い手として,より活力ある地域経済社会の実現を目指し,また文化の増進に寄与することを目的として平成3年に設立された若き企業家集団であり,地域社会への多彩な貢献活動を行っています。

この度,門川市長と青年部メンバーがおむすびミーティングを実施し,これまでの地域貢献の取組や成果,今後の展望等について語り合いました。

○ 日時  平成21年12月7日月曜日 午後4時から午後5時30分まで

○ 場所  京都商工会議所 第2会議室

○ 参加者  京都商工会議所青年部(京都YEG) 会長,直前会長,副会長ほか 10名


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○ 京都商工会議所青年部は,経済活動の中で,地域のために何か貢献できないかという思いで活動している。市民の皆さんの笑顔を見ること,同時に京都のまちを元気にすること,地域経済を活性化させることが私たちの重要な責務だと考えている。

○ 「京都 知恵と力の博覧会(知恵博)」の協賛事業として,今年の10月に「将来ある子どもたちへ夢と希望を」をテーマに掲げ,「京都YEGキッズフリーパーク」を開催した。その内容は,主に中学生以下の子どもが物販を体験する「キッズフリーマーケット」,子どもが様々な職種を体験する「仕事体感ブース」,青年部会員企業による「物産展」。取組に当たっては,子どもたちに商売の楽しさや喜びを感じてもらう,また「京都の青年経済人,商売は元気だ!」ということを示して市民にも元気になってもらう,といった目的意識を共有し,具体的な企画に一から取り組むことで,私たちのノウハウや思いを生かすことができた。また,京都市の「市民ふれあいステージ」と同時開催ということで,大きな相乗効果もあり,大盛況だった。

○ 青年部では,「市民ふれあいステージ」の企画運営にも長年関わってきた。ステージを目標にして練習に励まれてきた市民の皆さんの笑顔を見ることができる喜びと同時に,市の重要事業に市と二人三脚で取り組めることに誇りも感じてきた。ただ,最近,マンネリ化し,イベントの当初の目的が薄れてきているのではないかと感じている。

○ 来年も「キッズフリーパーク」に取り組みたいと考えているが,「市民ふれあいステージ」とうまく連携を図ることで,大きな成果が得られるのではないかと思う。同時に,市も青年部も「市民ふれあいステージ」の目的やお互いの立ち位置を改めて見つめ直すことで,「市民ふれあいステージ」も本当の意味で市民に愛されるイベントになるのではないか。

○ イタリア料理や中華料理などの飲食店が町家を活用することは,町家の再生という観点から,とても良いことだと思う。ただ,京都の歴史や文化,伝統,建物のつくりの理由といったものをきちんと理解したうえで,新しいものと古いものの「融合」を進めていかなければ,結局,何も残らないのではないか。自分たちの商売を生かしながら,京都の文化や伝統をしっかりと発信し,理解してもらえるようなシステムを行政と連携する中で作っていければと考えている。

○ 先日,京都銀行が音頭を取って設立された,全国64の地方銀行による「日本の森を守る地方銀行有志の会」のサミットが下鴨神社糺ノ森などで開催されたが,このように京都の企業が一つの目的のもとに連携できる枠組みを構築していただければ,その輪の中で,私たち青年部の知恵や力,ノウハウを生かした効果的な取組が展開できるのではないかと考える。

○ 青年部の取組は,会員の自己研鑽,内部交流が中心で,まだまだ地域貢献に目が向けられていない面があると感じている。もっと行政との意見交換や連携を図るとともに,青年部事業にも市職員も参加していただくなど,行政との「共汗」を進め,京都全体の活性化に向けて,知恵を絞り,汗を流していきたい。

 

市長の主な発言内容

◆ 地域経済が大変厳しい中で,若い人たちお一人お一人に力強く頑張っていただいている。ともすれば,自分だけが良ければいい,今さえ良ければいいといった風潮が世間一般にある中で,自分を磨くと同時に,京都のまち全体を見て,京都にこだわり,それぞれの強みを生かしながら連帯して活動されている。日本で一番元気な商工会議所青年部だと本当に心強く思っている。とりわけ厳しい時にこそ,しんどい部分だけに目を向けるのではなく,それを克服するため,突破力を持って行動する。これが一番大事だと思う。

◆ 行政との協働を進めるにしても,単に行政が用意した場に参画して労力を提供するだけではなく,企画の段階から参画し,行政に対する提案もしていただきながら共に取り組むことが重要。提案したからには余計に汗を流す。そうすると達成感も効果も大きく違ってくる。

◆ 7月の祇園祭から8月の五山送り火までは,市の観光は閑散期。来年度から,8月7日を中心に,新たな夏の風物詩「京の七夕事業(仮称)」に,京都仏教会と京都市が中心となって,オール京都で取り組むこととしている。「ねがい」をテーマにして,家族連れで京都に来てもらえるような事業としたいと考えているが,内容はまだ何も決まっていない。これに対しても,どんどん提案していただきたい。

◆ 共通理解,共通目標に向けてしっかりと議論することは大事だが,ただ議論ばかりでは意見の違いから疲れも生じる。理念を大まかに共有したうえでの「共通実践」が重要ではないか。体を動かし,人を集め,共に感動し,達成感を味わう。もちろん,それだけで終わってはだめで,動きながら課題整理,効果検証といった総括を行い,次のステップにつなげていくことが大切だと思う。

◆ 西陣織や京焼・清水焼をはじめとする京都の伝統産業は非常に厳しい状況にある。もっと皆が「京もの」に徹底的にこだわることが必要ではないか。せっかく京都で結婚式を挙げても,引出物がヨーロッパのブランド物だということも多い。京都のあらゆる強みを再確認し,それらを融合,コラボレーションさせることで,厳しい状況を乗り越えることができるのではないか。

◆ 日本は「ものづくり」の国と言われる。ただ,他の国々と異なるのは,単なる「ものづくり」だけでなく,「物語づくり」が融合していることであり,とりわけ京都はそうである。外国にはお茶もコーヒーも,アートフラワーも香水もあるが,「茶道」「華道」「香道」とは言わない。日本人や京都人はそこに,物語や哲学,精神文化を求める。それらとものづくりが融合した時に,茶道具などがある。伝統や文化の真髄をないがしろにしたら,似て非なるものになってしまう。

◆ 能楽では,能装束と曲目がぴたりと合った時に初めて人に感動を与える。そのため,先人からずっと技法や糸にこだわって織り続けてきたからこそ世界最高になった。

◆ 「ほんまもん」の京都を大事にしながら,そこから新たな情報発信をすることが重要。来年から東京で,メイドイン京都のきものを消費者にとって分かりやすい価格で販売していく。若い人がきものを着てクリスマスパーティーや結婚式,お茶会などに行く文化を,東京でも発信していきたい。和の文化に対する理解を深めることが大事であり,そうすれば和装や伝統工芸品の活性化につながっていくのではないか。

◆ 今後,多様な個性に溢れる青年部の皆さんの力を存分に発揮していただくことで,未来の京都が展望できると感じている。今後もざっくばらんに意見交換させていただきたい。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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