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第11回おむすびミーティングを実施しました

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2009年2月16日

第11回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 醍醐コミュニティバスは,地域の企業,施設,団体,個人等が経費の一部を分かち合う「市民共同方式」で走る全国初の画期的な地域バスです。 

  このバスを運行させるために,平成13年9月に醍醐十校区自治町内会連絡協議会と醍醐六校区地域女性会が中心となり「醍醐地域にコミュニティバスを走らせる会」が設立されました。採算やバス路線のあり方等様々な課題についての議論を重ねながら,一つ一つの課題を乗り越え,平成16年2月に「醍醐コミュニティバス」の運行が実現しました。

 以降,「醍醐コミュニティバス市民の会」として,毎月1回の「運行管理委員会」や春と秋の利用促進活動等を通じて,利用者の声を聞きながら,住民や観光客の大切な移動手段であるバスの維持,発展のために努力されています。

 この度開催された「醍醐コミュニティバス運行5周年記念式典」に合わせて,「醍醐コミュニティバス市民の会」の皆様と門川市長が,これまでの取組,現状や課題,将来像などについて語り合いました。

  • 日時          平成21年2月15日日曜日 12時15分から13時15分まで
  • 場所          醍醐交流会館
  • 参加者      醍醐コミュニティバス市民の会 28名

 


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○運行を開始して5年,利用者数も190万人を超え,もうすぐ200万人に届く節目の年である。当初は,日本で初めてとは知らなかったし,1年もつかどうかも不安に思っていた。会の設立当初から,女性会の皆さん,学識経験者,醍醐寺や京都醍醐センター,武田総合病院をはじめとするパートナーズなどいろいろな方にお世話になり,本当に感謝している。

○自分たちの住む地域にバスが欲しいと思ったら,まずは自分たちで動くことが必要。そのうえで協力を求めないと走らせることはできない。北海道から沖縄まで,多くの方が視察に来られるが,地域で立ち上げることがいかに難しいかということをこの5年間しみじみと感じている。

○世代交代が今後の課題である。次世代を担う子どもたちが,このバスをどう考えてくれるか。バスの車中に子どもの絵を展示し,親子で乗ってもらう取組をしている。地域の皆さんに「地域のバス」と思ってもらえることを目指している。今後,いろいろな方の御意見を踏まえて話し合っていきたい。

○これからもこのバスを育てていかなければならないと感じている。地域で回収したてんぷら油を活用して,環境に配慮したバスにしたいとも考えている。

○平成18年10月から敬老乗車証が使えるようになり,1日の平均利用者数は1,400~1,500人と,それまでの倍になった。高齢化は更に進むし,今後はバスを新しくする経費も必要になってくる。現在は,京都市から敬老乗車証の交付金をもらっているが,敬老乗車証の使用人数に応じて算定してもらえればありがたい。

○私はデザイン面でお手伝いしている。世界文化遺産の麓を通るバスとして,格好悪いものは走らせられないという意識があり,「白い貴婦人」という愛称があるように,白を基調として,乗るのが格好良いと思われるようなバスを目指した。京都市も観光を重視しているなら,市バスも醍醐コミュニティバスのようにデザインに配慮してはどうか。

○醍醐駅ビルの地下に駐輪場があるのに,ビルの敷地に自転車を放置する人が多く,特に視覚障害者や車いすの方が困っている。醍醐センターの社員が整理しているが,いたちごっこ。放置自転車対策を更に進めていけば,コミュニティバスの利用者増につながるのではないか。

○運行を委託されている事業者として,経費や運営上の課題に関して全国から問い合わせがあるが,「必要だから走らせる」という気概が感じられない方が多い。そういう方には,いくら言葉で説明しても説明し切れない。私は,地域の皆さんの努力を目の当たりにし,情熱を肌で感じているので,実現するための強い思いを持っているかと逆に問い掛けることが多い。この大事な宝を何としても守っていけるよう,私たちも側面から応援していきたい。

 

市長の主な発言内容

◆皆さんの大変な御尽力に心から敬意を表する。明日2月16日は京都議定書発効4周年だが,そのちょうど1年前に醍醐コミュニティバスが走り出したことは単なる偶然ではないと思う。皆さんの作られたストラップを見せて頂いたが,コミュニティバスとDo You Kyoto?をセットにされているのが素晴らしい。地域のことを考えると同時に,環境のことにも思いを馳せるのは醍醐ならでは,京都ならではと思った。

◆あちこちで「醍醐みたいにコミュニティバスを走らせてほしい」と言われる。「走らせてほしい」ではなく,「自分たちで走らせるから行政にも支援してほしい」なら話は分かるのだが,地域主権,住民主体の行動とおっしゃっている人までも行政に頼ってくる。そういう時にはいつも「醍醐に聞いてみたらどうですか」と申し上げている。この「醍醐の奇跡」が京都中で,日本中でできた時に,京都が,そして日本が変わると思う。

◆市民が,行政や企業の提供するサービスから良いものをチョイスし,評価する。悪いと思うものは批判する。これを民主主義と思っている方が多い。自らの取組を病院,企業,お寺といった地域に縁のあるいろいろな主体に支援して頂く。この「醍醐の力」のように,本当は,市民にはもっとコーディネートする力があると思う。

◆マイカーからコミュニティバスへとライフスタイルを変えて頂くことが大事。また,高齢者や障害のある方にどんどん利用して頂き,まちに出て活躍してもらうのはノーマライゼーションとして素晴らしいこと。コミュニティバスの効果と言える。

◆市電が廃止される時,市電を守ろうという運動があったが,それは残念なことに,全国から車で来て市電を守る運動であり,「市電に乗る」運動ではなかった。せっかく皆で作ったコミュニティバスだから,乗る運動が大事。

◆予算のことも大変だと良く分かる。市バスも100億円以上の累積赤字がある。今後も,皆さんと知恵を合わせ,共に汗をかく「共汗」で頑張っていきたいと思う。また,醍醐の実績が全市に広がるよう努力していきたい。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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