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第9回おむすびミーティングを実施しました

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2009年1月12日

第9回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 京都市では,学生の皆さんが防火防災活動に参加する「京都学生消防サポーター制度」を平成19年12月に創設し,103名(平成20年11月末現在)の方々に参画いただいています。

 平成21年京都市消防出初式の終了後に,学生消防サポーターの皆さんと門川市長が,仮設トイレの設営や非常食の調理・配給など,発災後の避難所での活動を想定した訓練を行うとともに,車座になって,防災活動に係る地域と学生の連携などをテーマに意見交換を行いました。

  • 日時  平成21年1月11日日曜日 午前11時50分から午後1時まで
  • 場所  岡崎公園
  • 出席者 京都学生消防サポーター 26名

2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○高校生の時に父親が倒れ,救急車にお世話になった。その時,父親のことだけでなく,あ たふたしていた私たち家族に対しても細かい気遣いをいただき,救急隊に憧れを持っていた。その後,大学の京都市消防論の授業で学生消防サポーターのことを知り,登録した。

○大学でリハビリテーションを学んでいるが,実習先の患者さんは脳卒中や心筋梗塞により,重度の障害をお持ちの方が多い。それで,急性期の救護のあり方に興味を持ち,まず救命講習を受けた時に学生消防サポーターの活動を教えてもらった。災害発生時には,救命器具の使い方を含めて,様々な知識を持った者が地域の中にいることが大切だと考えており,一市民としていろいろと学べる学生消防サポーターになった。

○年末の消防の特別警戒に参加し,地域の消防団の方と一緒にビラ配りをした。消防団員の方は,「その家は事務所に使っているだけだから入れなくていいよ」とか「この家はおばあさんの一人暮らしだからポストよりも玄関のほうがよい」と,地域のことをきめ細かく知っておられた。地域と防災のつながりや,地域を自分たちで守ろうという意識の強さを感じた。地域の事情は地域に入っていかなければまったく分からない。学生消防サポーターが今日のような大きな訓練に参加することも大事だが,それだけではなく,地域に入っていく活動も大事だと感じた。意欲ある仲間が集まっているので,是非そのような機会を作ってほしい。

○大学で救急救命の勉強をしている。日本には数多くの自主防災組織があるが,自主救急組織は見られない。防災よりも救急の方が頻度が高いと思うので,もっと救急のあり方を考えていきたい。アメリカでは自主救急組織の活動が活発で,民間の救急車が救急現場に行き,ある程度の資格を持った市民が処置をし,病院に運んでいる。こうした活動を京都から全国に広めていけたらと思う。

 

市長の主な発言内容

◆様々な市民活動や行政の現地現場に足を運ぶ中で,学生消防サポーターの皆さんの活躍を知り,何かと自己中心的になりがちな世の中で,皆で協力しながら,地域のため,お年寄りのため,子どもたちのため,京都の安心安全のために頑張っていただいている志の高さと行動力に,さすが「学生のまち・京都」と感銘を受けた。本日の訓練でも皆さん,本当にチームワーク良く,てきぱきと動かれていた。今日初めて会った人もおられるとのことだが,同じ方向に向かって頑張ろうという気があれば,これだけのことができるのだなと思った。

◆地震や火事の時の救助活動は時間との勝負である。効率的に活動するには,地域のことを隅々まで知っておく必要がある。そういう意味で,地域の絆は本当に大事であり,皆さんが教科書で勉強する,また全市的な訓練に参加するのと同時に,それぞれの地域でどういう課題があり,どのような取組がなされており,何が必要とされているのかを知ることが大事。地域に入って学ぶことが,将来大いに役立つと思う。

◆全国的に見ても,定員を満たしている消防団は1割程度。また,若い団員が少ないという課題もある。市内のある消防団では,昨年,学生さんを含む10代,20代の若者が5人入り,定員を満たしたと聞き,とてもうれしかった。消防サポーターの活動がきっかけとなって,消防団をはじめとする自主的な地域防災活動に関わってもらえるとありがたい。

◆自主救急組織の提案は大変興味深い。京都市では,大学と地域が一体となって取り組む優れた事業に対して助成金を交付する「大学地域連携モデル創造支援事業」を行っている。自主救急組織についても,まずは,自主防災活動が活発な地域の方々と大学が一緒になって,学生さんの実習を兼ねた,モデル的な取組を行ってはどうか。学生と地域力が融合した取組を是非とも提言してほしい。

◆パーソナルコンピューターの父と言われているアラン・ケイ博士は,「未来は予測するものではなく,つくるもの」と言っている。皆が「未来は良くなる」と思って行動すると,必ず未来は良くなる。

◆京都は学生のまちで,人口の1割近くが学生さん。少子化が進む中でも,京都はこの20年間,14万人近い学生数を維持している。歴史と伝統のまちでもあるが,常に若い人が新しいことに取り組み,活躍することで,まちの活力を維持してきた。京都や日本の未来に夢や展望を持てないという人も多いが,特に,学生さんをはじめとする若者がしっかりと現実を見つめ,そして,行動したときに世の中は良くなっていくのだと思う。本日,皆さんの活動を見て,一緒に,素晴らしいまちをつくっていきたいと改めて感じた。


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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