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第8回おむすびミーティングを実施しました

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2008年12月1日

第8回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 京都市では,次代の担い手である子どもたちが健やかに生まれ育つ社会を目指し,市民共通の行動規範となる「子どもを共に育む京都市民憲章」を平成19年2月に制定するなど,子育て支援に係る様々な取組を進めています。

 この度,乳幼児を対象にした親子で楽しめるイベントである「京都やんちゃフェスタ2008(第2部)」の会場で,子育て中の保護者,児童館・保育園関係者の方々と門川市長が,子育て支援をテーマに意見交換を行いました。

  • 日時  平成20年11月29日土曜日 午前11時30分から午後0時30分まで
  • 場所  京都やんちゃフェスタ2008(第2部)会場(京都市勧業館みやこめっせ)
  • 出席者 子育て中の保護者,児童館・保育園関係者,学生・ボランティア(12名)

2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

⑴ 児童館に関する発言

○児童館では,地域性やニーズに応じて,乳児クラブや幼児クラブ,マタニティクラブ,子育て相談,情報提供などの様々な子育て支援を行うとともに,「子育てホッと広場」として居心地の良い場所,つながりのある場所を提供している。そうした中で,親同士が友達になり,悩みを話し合い,しっかりと支え合う仲間の輪が広がっていくのを実感している(児童館職員)。

○児童館に来られる保護者の方は,誰もが何らかの悩みを持っている。何でも話せる場,何でも聞いてくれる場を望んでいると感じている。少子化と言われるが,逆に,参加者は年々増加している(児童館職員)。

○1歳と4歳の娘がいるが,児童館の存在を知らない時は家に閉じこもっていた。こんな良いところに,なぜもっと早く来なかったのかと思っている。児童館に来ると,子どもが明るくなるだけでなく,私自身も明るく前向きに育児をできるようになった(保護者)。

○月に1回,紙芝居のボランティアをしている。子どもたちに喜んでもらえるだけでなく,おばあちゃんが孫と遊ぶ感じで交流することで,自分自身も楽しませてもらっている。また,大人と子どもが顔見知りになることで,犯罪の抑止力になっていると感じる(ボランティア)。

○2箇所の児童館で将棋教室を開いている。将棋を通じた異世代交流を行うことで,新鮮な触れ合いを感じている。将棋は,礼儀作法や感謝の心,決断力や集中力,辛抱する力,諦めない力が身に付くなど教育面でも役立つ。ただ,あまり固い話をするのではなく,まずは将棋を楽しむことにしている。上海では,14年前から学校の授業に将棋を取り入れており,日本でも同様の取組ができないか。大人になった時に,子どもの頃将棋をやっていて良かったと思ってもらえるようになってほしい(ボランティア)。

○大学の実習で初めて児童館の存在を知り,子どもと関わるきっかけとなった。児童館でいろいろな活動をしているが,大学生がもっと子どもたちと関わっていければと思っている。現在,就職活動中であるが,お世話になった地域で探している(学生)。

⑵ 保育園に関する発言

○保育園では,「地域子育て支援ステーション事業」として,未就園児に対する取組も行っている。母親は産休に入った途端,孤独になりがちだが,子育てへの不安を上手に引き受けてあげられるような場であると感じている。近所とのつながりが薄くなる中,保育園や児童館が核になって,親同士がつながり合う場を作りたい。(保育園職員)。 

○私が働いている保育園では,夕方5時から7時まで,保育園児と小学生が一緒に過ごしている。その中では,小学生が赤ちゃんをあやすなど自然に思いやりが生まれ,きょうだいのような関係ができたりする。子どもが多くの人の中で過ごし,人とのつながりを大切にできるような,そうした場が増えていけばと思う(保育園職員)。

○保育園では,食育基本法制定前から,食べ方やマナーなどの取組を行ってきた。食育は保育そのものであり,自分で健康管理できるようになれる(保育園職員)。

○仕事をしているため,保育園には,親よりも長い時間,子どもに関わってもらっている。0歳から保育園に預けるのは可哀そうとの声もあり,仕事を辞めようかと随分迷ったが,子どもは楽しそうで,友達もできて良かったと思う。子どもとはできるだけ保育園の話をするようにしている。印象的だったのは,農園で野菜を収穫して食べるという話。家庭では絶対できないような環境を作っていただいて感謝している(保護者)。

 

市長の主な発言内容

◆子育て中の親にとってつながりを持つということは大事なこと。何かと言えば,親の責任と言われるが,人類の歴史上,これほど母親が孤立して責任を追及される時代はなかったのではないか。

◆子ども同士の関わりの話が出たが,子どもに百人一首を効率的に覚えさせる方法は,テストをするのではなく,子ども自身がもっと小さい子に教えることである。そうすると覚えが早い。人は人の役に立つと成長する。児童館では,子ども同士が育ち合う仕組みがうまくできているのだと感じた。

◆子どもは社会の宝であり,地域のかすがいである。子どもができて初めて,地域との関わりができる。ただ,働いている人が忙しくなりすぎており,社会全体が子どもと関わる時間が少ない。ワークライフバランスと言われているが,ワークエデュケーションバランス,ワークパブリックバランスと更に進めて,定年になって初めて地域の子どもに関わるのではなく,働きながら関わっていくことが大事だと考える。

◆テニスコートの予約がなかなか取れないから,学校のコートを貸してほしいという依頼があった。それなら,学校で子どもに教えてはどうかと提案したところ,実際に子どもに教えると大人だけでテニスをするよりよっぽど楽しいと言われた。きっかけ作り,仕組み作りが大切。先程の百人一首の話のように,教える喜びが出てくる。

◆子どものための環境を守っていかなければならない。このままでは将来大変なことになるので,30年,50年後を見据えた子育て支援を考える必要がある。子どもと一緒に市民を巻き込んでやっていくのが原点。

◆環境問題を含めて,食から学ぶのが命の問題。生かされて生きていることを子どもや親が感じること,あらゆるものに感謝する心が大事。携帯電話を否定はしないが,ついはまってしまう。子どもは孤立感からか夜通しメールを打ち,メールだけでつながっていることもある。自然の中で,人と人とのふれあいをしっかりと身に着けていかないといけない。

◆いろいろな兆しを第一線の皆様が感じていただいている。人は次の世代を育てるために生きている。今日は本当に心強く感じた。どうぞこれからもよろしくお願い致します。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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