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第5回おむすびミーティングを実施しました

ページ番号48422

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2008年9月29日

第5回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 北区小野郷地域では,近年,急速な過疎化に伴って少子長寿化が進み,産業の振興や地域コミュニティ活動の強化が大きな課題となっています。

 そのため,平成19年11月に北区役所や小野郷自治会を中心に「小野郷地域まちづくり推進委員会」を設立し,佛教大学社会福祉学部や北区社会福祉協議会と連携しながら,共汗・協働して将来の小野郷のまちづくりを考え,人が集い,支えあうまちの実現に向けた取組を展開しています。

 今年5月には,「小野郷休耕田プロジェクト」として,過疎化で発生している休耕田の一つを活用し,地域住民と佛教大学学生等が協働して田植え(もち米)を行いました。

 この度,門川市長が参加してその収穫を行い,稲刈り作業で共に汗を流した後,田んぼの周辺に車座になって,小野郷地域の将来像について語り合いました。

  • 日時  平成20年9月27日土曜日 正午から午後1時30分まで
  • 場所  北区小野郷地域の休耕田周辺
  • 出席者 小野郷地域まちづくり推進委員,地域住民,佛教大学社会福祉学部学生(19名)

 なお,今回,収穫したもち米は,11月の佛教大学学園祭において販売する商品の材料として活用される予定です。

 


2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○ 小野郷は高齢化や過疎化が進み,平成19年4月から,小野郷小中学校も休校になった。 今後の地域のあり方を検討する中で,「小野郷地域まちづくり推進委員会」が組織され,佛教大学の先生や学生にもお世話になり,このような休耕田プロジェクトなどに取り組んでいる。本日,こんなに秋晴れの良い日に,その実りを収穫することができ,とてもうれしく思う。

○ 今,食べてもらっているのは,小野郷で採れた新米のコシヒカリのおにぎりで,こちらは餅米の新羽二重餅。この餅米を使った納豆餅を佛教大学の学園祭で学生さんに販売してもらい,小野郷をPRすることにしている。学生さんは,他にも小野郷の芋をチップスにして売る企画もしてくれている。

○ 他の地域では,納豆餅に塩を使うが,小野郷では黒砂糖を入れる。小野郷ならではの味である。

○ 小野郷全体で人口が減り,産業も衰えてきている。市長から,地域が活性化する何か良い提案はないか。

○ 現在,自治会が管理している小野郷小中学校も,校舎は古いが,敷地が広く,そのままにしておくのはもったいないので,活用を考えたい。市のほうでも,例えば,市街地にある学校の夏期講座やキャンプなどの活用方策を検討してほしい。

○ 私は,ベトナムからの留学生だが,ベトナムでは都会で育った。初めて稲刈りをして,農業をする人の辛さが分かった。また,小野郷の人の温かさを感じた。これからもっと,日本の高齢化社会のことも勉強したい。

○ 高齢化する地域では,健康が一番大事であるが,健康教室が年3回しか開かれないので,もっと回数を増やしてもらえるとありがたい。また,小野郷小中学校でグラウンドゴルフをする際に,その都度,教育委員会の許可を得る必要がある。もっと自由に使えればよいと思う。

○ 全国的に高齢化や過疎化に悩むところはたくさんあり,私たちよりもっと条件が悪い地域もある。私は,市長の「共汗」という言葉が好きなのだが,小野郷の活性化を目指して,皆が地域でできることに知恵を絞り,汗をかくことが重要だと考えている。結果は後から付いてくるという気持ちで取り組んでいきたい。

 

市長の主な発言内容

◆ 「禾(のぎへん)」は穀物を意味するそうで,それを口にすると「和」になる。それを皆で食べることができると「平和」になる。これは漢字学的に正しいか分からないが,いい話だと思う。今日は,苦労して収穫された自然の実りをいただきながら話をしたい。

◆ 今日初めて稲刈りをしたが,小学生の頃,校外学習で田植えの経験はある。その経験から,ボーイスカウトにも関わってきたが,子どもたちにとって農業や野山の体験はとても大切だと考えている。今はそのよう経験のない子どもたちが多いので,何とかしたいという思いを持っている。

◆ 小野郷のまちづくりについて,地域の皆さんが一所懸命に取り組まれ,そこに区役所が関わらせていただいている。この度,市外化調整区域における地区計画について,新しい運営基準を策定したので,今後,地域と行政がお互いに知恵を出し合って進めていきたい。

◆ 何よりうれしいのは,佛教大学の学生さんが地域に入って,田植えから稲刈りまでずっと関わっていることである。この素晴らしい自然,地域の歴史や伝統をどのように未来に活かしていくか。素晴らしい条件が備わっていると思うので,学生さんたちも含めて皆で考えていってほしい。

◆ 地域活性化の例として,ゆずで有名になった高知県馬路村の取組は,最初は1人の人間から始まった。いろいろと困難が重なっていたのだが,継続して取り組むうちに協力者も現れ,困難を克服し,成功へと繋がっていった。悪条件からスタートしていなければ,今の馬路村はなかったと言われている。

◆ 小野郷小中学校の活用については,夏期講座だけでなく,年間を通して使うことを考えたほうがよい。思いつきだが,どこかの大学に買収して頂き,小野郷キャンバスを作ってもらうのもよい。地域の集会所とキャンパスが共有できないかと思う。夏の使用だけでは地域の活力に繋がらない。市街地から近い利点も踏まえて,よく考えてほしい。市のほうでも検討しているので,共に知恵を出し合い,一緒に汗を流していきたい。

◆ 長いスパンで見ると,水の文化,木の文化を大切にしてきたことが必ず活きてくる。今,林業は苦しい状況にあるが,再びこの森が大事になる時が必ず来る。京都の木,日本の木を意図的に大事にするよう,政府に要望しているところである。いったん失われたものは戻ってこない。皆が危機感を持って,この自然を維持し,来るべき時代まで繋いでいかなければならないと考える。

 


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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