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第4回おむすびミーティングを実施しました

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2008年8月20日

第4回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 京都市では,平成11年度から,精神に障害のある方への理解を深め,その社会参加を図るため,精神に障害のある方だけでなく,地域住民やボランティアも気軽に参加できる「こころのふれあい交流サロン」を順次開設し,現在市内11行政区すべてに1箇所ずつ開設しています。
 この度,門川京都市長が,「下京ふれあいサロンふぅ」を訪れ,施設を利用されている方々や地域住民,ボランティアの方々と率直な意見交換を行いました。

  •  日時  平成20年8月19日火曜日 午後2時から午後3時まで
  •  場所  下京ふれあいサロンふぅ
  •  出席者 利用者,地域住民,ボランティア,スタッフ等 17名

2 ミーティングの内容

出席者の主な発言内容

○ 地域スタッフ

・ 「ふぅ」は,精神に障害のある方と地域住民の居心地の良い交流の場であり,どなたでも利用いただける。平成19年10月の開所からの延べ利用者数は2,300人,活動を支援していただくポジティブ会員は,現在169名になった。

・ 近所にある「ジョイント・ほっと」(精神に障害のある方の就労支援施設)の利用者の交流の場として定着してきているだけでなく,地域住民の井戸端会議にも利用され,皆が自然と輪になっておしゃべりを楽しんでいる様子も見られる。地域の人も集える場として少しずつ育ってきているのかなと思っている。

・ 営利目的ではない事業で,財政的にも厳しい中,ボランティアの皆さんは本当に良くやってくださっている。そのおかげでこの事業は続いている。ある意味,お金をつぎ込んでもできないことである。

・ 地域の方々は,どうしたらマンション住民が地域の活動に入ってもらえるのかと模索しておられる。いろいろな手法があるとは思うが,まずは地域がしっかりとした活動を行っていれば,自然に入ってこられるのではないか。

○ 地域住民

・ どういうところかご存じない地域住民も多い。春先などは,窓が開いていて中の様子が見えるので,入ってみようかとなる。入ればどなたかと話ができて,楽しい場所なのだが。口コミで広げてもらえれば,まだまだ利用者拡大の可能性はあると思う。

・ ここでは,朝夕,前の道路を掃除されており,通りかかった方とのあいさつがあったりする。そうすると,その方の印象にも残るし,地域の活性化にも繋がっている。

○ 利用者

・ 「ジョイント・ほっと」での仕事の合間にお茶を飲みに来るが,こういう息抜きの場があるのは大変ありがたい。

・ 居心地がいいから,障害のある人も,地域の人も,行ってみようかという気持ちになる。ここに集う地域の人と知り合い,そこで会話が生まれる。昔の地域のことや祇園祭の裏話など,ここでしか聞けない話を聞くことができる。

・ 地域の方がおっしゃったように,ここの掃除をするだけで地域の活性化に繋がると聞いて,うれしく思う。

○ ボランティアスタッフ

・ 車いすの方が来られた時など,バリアフリーになっていたらいいなと思う。そうすれば,もっと多くの人に利用していただけるのではないか。

・ 大きな施設をつくるよりも,こうした居心地の良い小さな場所が,歩いて行ける範囲にたくさんあると,障害のある人もない人も集うことができ,地域に暮らす様々な人たちの交流に役立つと思う。

・ 京都市内から大阪に引っ越し,随分遠くなったが,利用者の皆さんと仲間になったこと,また地域の方々や大家さんとお会いできるのも楽しみで,少しもやめようという気にならなかった。障害に対して特別に知識があるわけではないが,それはプロのスタッフの皆さんにお任せし,私は,皆さんと普通の感覚で接していきたいと思っている。

・ 決して華やかではないが,こうした普通の場所が普通に続いていくということは,大変ではあるけれども,大事なことだと思う。

○ 大家

・ 開設当初は,ボランティアスタッフの方も戸惑っておられたが,日に日に実力を発揮され,私もいろいろなアドバイスを頂いている。皆さんの協力があってこそ,この場所が交流の場としてますます機能していくのだと思う。

・ はじめのうちは,人見知りする利用者もおられたが,だんだんと慣れてこられて,今では,笑顔で話しかけてもらえるようになった。利用者の方々とお付き合いしていくうちに,今日は何かあったなということが顔を見ただけで分かるようになるなど,私自身も,少し変わってきたと思う。

・ この建物はずっと空いていたので,「是非利用してください。私も応援します」ということで始まり,もうすぐ1年になる。ようやく,皆さんの活動の輪郭がうっすらと見え始めた。地域の方,ボランティアの方をはじめ,皆が一致協力して,安定した交流の場にしていただけたら,大家としては本当にうれしい限りである。皆様方のお力添えと暖かい心での御支援をお願いします。

 

市長の主な発言内容

◆ 「ふぅ」は下京らしい町家で,敷居も低く,本当に雰囲気がいい。障害のある方にとって居心地のいい場所は,誰にとっても居心地のいい場所である。こういう施設が,それぞれの生活圏の歩いて行ける範囲にあるのが理想なのだろうと思う。

◆ ボランティアの皆さんが,他にも楽しいことが多々ある中で,この場所に価値を見出して来ていただいているということは大変ありがたいことである。皆さんの笑顔を見ていると,本当に楽しんでおられるのがよく分かる。

◆ 温もりのある地域づくり,これが一番大事である。地域社会での人のつながりこそが本当の社会資本だと思う。現代は,昔から大事にされてきた血縁や地縁だけではどうにもならなくなっている。目的を持って,もう一度,地域のつながりを深めていこうという活動は,今の時代が要請しているのだろう。

◆ 現在,地域コミュニティの活性化に向けた条例を検討している。ただ,条例を制定することが目的ではなく,皆が地域の交流,つながりの大切さを再確認することが重要。子どもが健やかに育ち,高齢者が生きがいを見出せ,障害を持つ方も地域とのつながりを持ち安心でき,災害発生時には地域全体が連携する。こうした地域コミュニティを大事にしていこうということである。条例を作ればすべてうまくいくと考えているわけではないが,人が集い,つながり合っていく仕掛けや仕組みをどのように作っていくかを考えている。

◆ 最近,久々にラジオ体操に参加した。7時開始なのだが,主にマンションの住民の方々が30分くらい前から来て水まきをされていた。マンション住民も地域とのつながりを求めているのではないか。

◆ 施設のバリアフリー化の話があったが,地域の回覧板で協力をお願いし,ボランティアの力を借りるのも一つのやり方である。

◆ 今日は,一番大切にしなければならないことを,それぞれの方から教えていただき,語っていただいた。この場所の力,それからここに集まっていただいている皆さんの温かい心や志が繋がって,徐々に地域に広がっていると感じた。課題はいろいろとあると思うが,これからも気負わずに,様々なことに挑戦していただきたい。共々に頑張って参りたい。

 


お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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