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4月1日一般職員採用発令式 市長訓示

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2013年3月18日

門川市長は,4月1日に開催された一般職員採用発令式で訓示を行い,259名の新規採用職員に,「ウサギと亀の話」をあげ,「ウサギは亀を見ていた。亀は目標を見ていた。目標を見てひたすら地に足の着いた努力をしていた。どんなに競争が激しくても競争相手を見るのではなく,目標を見て欲しい。ひたすら目標を見て,地道な努力を積み重ねていけば京都の発展が必ずある。みなさんに大いに期待している」と述べました。

市長訓示

京都市長の門川大作です。
ただいま,259名の方々に採用の辞令を発令しました。快い緊張感の中で,一人ひとりの意欲に満ちた,京都市民のために頑張るぞと,そんな決意のみなぎった状況を拝見させていただいて,私もワクワクしています。とても心強いです。
皆さんと私は同期であります。私は,2月25日に新たに市長に就任しました。そして,この4月1日が新しい体制での実質的なスタートであります。そんなときに皆さんをお迎えして,私が市民にお約束しましたマニフェスト実現のために頑張りたいと思っています。皆さん,同期会をやるときには是非呼んでください。
さて,私から5点お願いしたいと思います。
1つは「迷った時には困難な道を選ぼう」です。これは,私自身が今日までの人生の中で,また,仕事を進める中で大切にしてきた言葉であり,目標でもあります。人間いろいろ迷います。ややもすれば楽な方を選んでしまいます。安易な選択をしてしまいます。例えば,何か問題が起こった。電話で状況を聞くか。現地まで直ちに駆けつけるか。しかし,今は目の前に仕事が山積している。こんなとき,迷ったときは自分にとって困難な方を選んでください。例えそれが失敗であっても,果敢に挑戦した失敗は必ず学びになります。避けた失敗は後悔だけであります。もちろん,効率的に仕事をしなければなりませんが,どちらがいいか迷ったときは困難な方を選んで欲しい。その積み重ねが,皆さん一人ひとりのプロとしての人間的向上,職場の改善,市民のための仕事ができることになるのであります。
2つ目は,感性を磨き,感度を高めてもらいたい。私は今の公務員,京都市政も,日本中見ても公務員に市民感覚が欠けているのではないか,あるいは経営感覚,コスト意識,そういったものを高め,磨かなければならない。そうしたときに,地道な努力は大切であります。しかし,感性,感度がいいということは極めて大事であります。感性とか感度とかいうのは持って生まれたものであると言う人がありますが,日々の研鑽の中で感性は磨かれ,感度は高まっていきます。今日から皆さんは公務員であります。勤務時間中だけが公務員ではありません。24時間,365日,公務員であります。あらゆるところで見ること聴くことを仕事に生かしてもらいたい。感性を磨き,感度を磨くのは何か。それは「使命感」「責任感」であります。道を歩いていても市民の幸せを願って,安心安全のことを考えていれば,自ずと感度が高まります。是非とも感性を磨き,感度を高めていただきたい。それは使命感,責任感であることを肝に銘じていただきたい。
3点目は,私の大好きな「平尾誠二さん」が仰った言葉です。「プレイヤーかワーカーか」もちろん,皆さんは働くワーカーです。ワーカーとして働く,それは当然です。ただ,仕事は苦役であり,アフター5を楽しむ。そうした考えで働くのか,それともプレイヤーとして働くのか,人生仕事であります。仕事に全力投球することで人生が豊かになり,人間性が磨かれます。1日の多く,1年の多くは仕事に費やします。仕事はそつなくこなし,仕事以外のことを楽しもうということではなしに,積極果敢に挑戦し,仕事もプレイしていただきたい。そして人生をまるごとプレイしていただきたい。仕事の中に人生の喜びを感じて欲しい。もちろん私的な時間に趣味に生きるのも大事であります。しかし,一番大事なのは人生仕事であります。仕事で輝いていない人は人生も輝かないのでは。仕事の中で人間性を磨いて輝いてほしい。市職員になられる日にこれをお願いしたいと思います。
4つ目も私の好きな言葉なのですが,「ウサギと亀の話」をあえてしたいと思います。
259名の方々に,いい意味で切磋琢磨して競争して欲しい。未来の京都のために頑張って欲しい。今はあちこちで競争が激しい時代であります。しかし,私は一番大事なのは何か,「ウサギと亀の話」がそれを教えてくれると思います。「ウサギと亀の話」は何を教えてくれているのか。油断は大敵であり,地道な努力は大事である。そのとおりであります。しかし,もっと大事なことがあります。それは「何を見ていたか」であります。ウサギは亀を見ていた。亀は目標を見ていた。目標を見てひたすら地に足の着いた努力をしていた。どんなに競争が激しくても競争相手を見るのではなく,目標を見てほしい。259名の新規採用者が,147万人の京都市民の幸せのために,未来の京都のために,ひたすら目標を見て,地道な努力を積み重ねていただければ,京都の発展が必ずあると思います。京都市政の改革があると確信します。みなさんに大いに期待しています。よろしくお願いします。
最後であります。私は徹底したプラス思考で現地・現場主義で京都市のために,市政発展のために連日現場を回っています。今,市役所は不祥事で皆さんも心配されていると思います。選挙後,今日までに65箇所の現場を毎朝のように回っています。そして,私は改めて感動しました。京都市の職員の仕事が市民生活の安心安全,文字どおりゆりかごから墓場まで,全てのことを担っています。その現場,現場で多くの職員が専門性や経験を生かして努力している。そういう姿に接して,私はしばしば胸が熱くなりました。私は,市役所は大きく改革できるとそう信じています。ただ,そこでもう一つ,お願いしたいことがあります。笑顔であります。あちこちに行っても職員がまじめに仕事をしている。しかし,それは当然であります。一番足りないものは笑顔ではないかと思います。例えば,皆さんが銀行に行かれ,銀行の方がきっちり利息の計算をし,確実にお金を預かって仕事をしてくれる。しかし,それだけで皆さんは満足しますか。「いらっしゃいませ」,「ありがとうございました」,笑顔のそういう対応があるから心が通じる。むっつりとしていて確実に利息の計算をするだけではその銀行は駄目になる。感動していただける仕事,心が通じる仕事をしなければならない。笑顔が大事であります。特に第一線に立つ市の職員が,市民の皆さんを「お客様」と思って,笑顔で対応する。例えば,窓口で出産届を持って来られたら,「おめでとうございました。お健やかにお育てください」。死亡届を持って来られたら,「お寂しいことでございます。」ここまで高まらないといけない。しかし,考えてみれば当たり前のことであります。民間なら当たり前のことが公務員の世界では全然行われていない。ある区役所では,出産届や婚姻届を持って来られたら,その場にいる職員が立ち上がって,笑顔で拍手をもって祝福する,こういった取組も始まっています。こうした取組を皆さんがしっかりと進めていくことによって,市役所が大きく変わります。新規採用の皆さんに大いなる期待をしています。ともに頑張りましょう。よろしくお願いします。

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