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3月19日臨時局区長会 市長訓示

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2013年3月18日

門川市長は,3月19日に開催された臨時局区長会で訓示を行い,「中抜け」など職員の不祥事について市民の皆様にお詫びすると共に,市役所は変わったと実感していただけるよう,改革を断行していくことを表明しました。

市長訓示

本日,市長部局において,いわゆる「中抜け」など4件,5人の免職を含む懲戒処分を行いました。また,上下水道局においても,器物損壊など2件,4人の懲戒処分が行われました。
市民の皆様に対し,誠に申し訳なく,お詫びいたします。

一昨年夏,「抜本改革大綱」を策定以降,1年半もの間,職員の不祥事の根絶と市政の信頼回復に向けて全庁一丸となって取り組んできた結果,不祥事を抑止する仕組み,制度としてはほぼ整ってきております。
また,市長就任前から連日職場を訪問し,その度に,市役所は変わった,職員は頑張っていると実感しておりました。今朝も,7時20分に下京区役所に行きました。区役所前を懸命に掃除する職員の姿を見て,うれしく,心強く思い,市民の皆様に市役所は変わったと実感していただけるよう,緊張感を持って取り組んでいこうと決意を新たにしておりました。
しかし,先般の上下水道局の事案に引き続き,今回の事案のような,公務員としての自覚はもとより,社会人としての自覚すら欠いた職員がいること,服務管理が極めて甘い職場が現に存在することは,極めて遺憾であります。

とりわけ,他の職員を指導監督すべき立場の職員が,ごく最近まで,「中抜け」を行っていたという事実は言語道断であり,市民の皆様に対して,全く申し開きのできないことであります。これまで営々と積み上げてきた努力が,一つの事案をもって瓦解したと言っても過言ではありません。誠に無念でなりません。
私は,1年で不祥事を根絶すると市民の皆様にお約束しました。組織風土を,職員一人ひとりの意識,行動を抜本的に改革することは容易ではありません。相当の痛みを伴うことは覚悟しておりますが,これらの職員意識,行動の改革なくして京都市の再生はあり得ず,あらゆる例外,あらゆるタブーを現場から出し尽くす,そして行動に移さなければなりません。

このため,本日,各局長,区長である皆さんに,改めて,3点指示致します。
1つは,今回の事案を徹底して教訓とし,すべての職員一人ひとりが,自分の問題として,職場の問題として捉え,それぞれの組織が抱えている課題を徹底的に洗い出し,行動に移すこと。徹底して公務員倫理,市民感覚を基準とすること。
2つは,課題のある職員への厳しい指導に取り組むこと。いわゆる役所の慣例,感覚を打破し,市民の立場を原点に対応すること。
3つは,改めて「抜本改革大綱」をすべての職員が読み返して,原点に立ち帰ること。
昨今,他の自治体で問題となっている公金管理の問題を含め,本市では,基本的に裏金が存在し得ないシステムがすでに構築されております。このシステムがきっちりと機能しているか,そのことも含め,この機会に検証していただきたいと考えております。
常に危機感を持ち,使命感を持って素早い対応を行ない,今回のことを他所の問題と捉えず,不祥事を抑止するために危機感と使命感が大事であることを,肝に銘じていただきたい。

以上3点を,よろしくお願いします。

先行き不透明な,閉塞感のある社会経済状況の中,市政に求められるニーズも多様化,高度化するとともに,市民の視線も更に厳しいものになってきております。当然のことであります。これを敏感に感じ取り,スピード感を持って,これまでのお役所意識を抜本的に改め,その上で現状を見直すことが必要であります。
皆さん一人ひとりが,組織のトップとして強いリーダーシップを発揮していただき,困難なことにも勇気をもって取り組まなければ,職場風土の甘さを払拭できません。

人事異動や退職などを控えたこの時期ではありますが,新しい年度を待っている余裕はありません。明日からと言っていては,いつまでたっても変わりません。今日から直ちに始めていただきたい。皆さんの責任で積極的に改革を断行していただきたい。

そして,課題の解決に当たって,困難にぶち当たった場合には,迷わず私に相談していただきたい。局長,区長は,市長室はフリーパスです。どんどん相談していただきたい。
私は,積極果敢に挑戦した結果の失敗は問いません。勇気を持って取り組みましょう。

人間はそんなにすぐに変わらない,しかし,ぎりぎりまで追い込まれたときに人は真に変わることができると考えています。私自身も過去に実感しておりますが,変わります,そして変われます。人も組織も同じであります。

いろいろ厳しいこともありますが,嬉しいこともあります。
職員からの提案制度が600件を超えております。4月には発表会もありますが,若手職員からのアイデアが多数寄せられております。また,私自身も,環境局のまち美化事務所を訪れ,職員は頑張っていると実感しております。
厳しく困難な状況ではありますが,「ピンチをチャンスに」と捉え,劇的に変わるため,ともに頑張りましょう。

皆さん自身も現場を回り,直接,職場を見て,積極的に改革していただきたい。私自身も,先頭に立ってすべての事業所を回り,現地・現場主義を実践していきます。
現場には課題もありますが,素晴らしい可能性もあります。ポジティブに考えて取り組んでいきましょう。市民の皆様に,市役所は変わったと実感していただけるよう,皆さんとともに取り組んでいきたい。ともに頑張りましょう。

以上です。

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