【広報資料】環境保全と食味向上を目指す 水稲担い手互見会の開催
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2022年7月11日
広報資料
令和4年7月11日
京北水稲担い手協議会(取次:京都市産業観光局 京北・左京山間部農業振興センター 電話075-585-3202)
右京区京北地域では、米の品質や栽培技術の向上などを目指し、平成30年に、京北地域の大規模米農家によって「京北水稲担い手協議会」※1が結成されました。
今年度、当協議会では、水稲栽培における新たな取組として、プラスチックを使用しない硫黄被膜肥料※2を使用するとともに、最適な施肥管理ができるICT導入の可変施肥田植機※3や、遠隔で水管理を行うことができるスマート水管理システムを導入し、環境保全と食味向上を目指す試験ほ場を設けています。
この度、試験ほ場をはじめ、水稲の担い手が相互に水田を見学し、生育状況の確認と栽培技術を高め合うための「水稲担い手互見会」を開催しますので、お知らせします。
1 日時
令和4年7月15日 金曜日 午前10時から正午頃まで
2 場 所
京都市右京区京北地域の水田2箇所(辻町、中地町)
3 内容
試験ほ場などの現地見学による生産者間の意見交換
4 問い合わせ先
京都市京北・左京山間部農林業振興センター(担当:石田、巽)
(右京区京北周山町上寺田1-1 TEL:075-852-1817)
※1 京北水稲担い手協議会
京北地域では大規模米農家の有志が集まり、平成30年11月に本協議会を結成し、地域の課題の1つである将来を担う生産者の育成・確保と、農業を通した京北地域の活性化を目指して活動しています。
※2 硫黄被膜肥料
肥料に被膜することで、長期間少しずつ肥料が溶け出し、長期間肥料の効果が持続します。一般的にこの被膜にはプラスチックを使用していますが、硫黄被膜肥料は肥料の効果も期待できる硫黄を使用しています。
※3 可変施肥田植機
田植機に搭載された2種類のセンサで「作土深」と「土壌肥沃度」を作業中に検知し、ほ場内の作土深の深い箇所、肥沃度の高い箇所では、自動で減肥制御を行います。ほ場内の生育を均一化することで、部分的な倒伏を防ぐとともに、化成肥料の使用量を削減します。
広報資料
環境保全と食味向上を目指す 水稲担い手互見会の開催(PDF形式, 141.89KB)
環境保全と食味向上を目指す水稲担い手互見会の開催の広報資料です。
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お問い合わせ先
京都市産業観光局 農林振興室 京北・左京山間部農林業振興センター
TEL:075-852-1817