【広報資料】（お知らせ）野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性について

　1月27日（木曜日）に京都市内で回収された衰弱野鳥について，2月1日（火曜日）に国立環境研究所が病原性確認検査を実施した結果，高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5亜型）陽性と判定されましたので，お知らせします。

　　令和4年1月27日（木曜日）

　　京都市内

　　ノスリ・1羽

　　すでに検体回収場所から半径10km圏内が野鳥監視重点区域に指定されており（1月31日），引き続き京都府による野鳥の監視が強化して行われます。

　検体回収場所から半径3km圏内の100羽以上の飼養農場に対して行われる京都府の立入検査に連携して取り組みます。

　国内では，これまで家きん肉，家きん卵を食べることにより，鳥インフルエンザが人に感染した事例は報告されていません。

　鳥インフルエンザウイルスは，感染した鳥との濃密な接触等があった場合を除いて，人には感染しないと考えられています。日常生活においては，鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ，過度に心配する必要はありません。

　現場での取材は，ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から，厳に慎むようお願いします。