京都市認定通訳ガイド「京都市ビジターズホスト」第二期研修受講生の募集について
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2016年10月13日
City of Kyoto Visitors Host (京都市ビジターズホスト)
平成28年10月13日
京都市及び(公財)京都文化交流コンベンションビューローでは,昨年から,国の特区制度を活用し,外国語で京都の奥深い魅力を伝えることができる京都市独自の通訳ガイド「京都市ビジターズホスト」の育成を行っています。
この度,京都市認定通訳ガイド「京都市ビジターズホスト」第二期の研修受講生の募集を行いますので,お知らせします。
第二期からは,英語,中国語に加え,新たにフランス語も対象となります。また,専門研修の「伝統産業」,「文化財」に加え,新たに「伝統文化」,「食文化」の2科目を新設します。
1 研修受講生(第二期)の募集について(詳細は別紙「募集要項」を参照)
(1)対象言語
英語,中国語,フランス語(新設)
(2)応募資格
研修受講の応募時点で,2年以内(平成26年10月18日~平成28年10月17日)に,各対象言語における以下のいずれかの資格を取得していること。
※2年以内の資格がない方については,京都市認定通訳ガイドの登録までに資格を取得する必要があります。
(ア)日本語を母語とする方
英語:TOEIC 730点以上(団体特別受験制度(IP:Institutional Program)のスコアは不可)
実用英語技能検定 凖1級以上,TOEFL iBT 80点以上
中国語:中国語検定 2級以上
フランス語:実用フランス語技能検定試験 凖1級以上
(イ)英語・中国語・フランス語を母語とする方
日本語能力検定 N2級以上
日本留学試験日本語 280点以上/400点満点かつ日本留学試験日本語記述 30点以上/50点満点
(ウ)日本語・英語・中国語・フランス語以外を母語とする方
上記区分(ア)および(イ)の両方が必要
(3)募集定員
50名程度
(4)募集期間
平成28年10月17日(月曜日)~11月10日(木曜日)午後5時必着
(5)応募方法
別紙「京都市認定通訳ガイド研修申込書」に,必要書類を添えて,郵送(簡易書留)で送付してください。申込みは郵送(簡易書留)のみの受付とします。持参や電子メール,FAXでの申込みはできません。
※募集要項等は,市役所,各区役所・支所でも配布します。
(提出書類の送付先)
公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューロー内
京都市認定通訳ガイド事務局
住 所:〒604-0862 京都市中京区烏丸通夷川上ル京都商工会議所ビル5階
電 話:(075)-212-4145
(6)研修受講生の選考について
研修受講申込者の書類審査を行い,当該審査を通過した方を対象に面接審査を実施します。面接において京都市認定通訳ガイドの適性及び語学力等の審査を行い,研修受講生を決定します。
※選考基準については,別紙「募集要項」を参照してください。
(7)研修受講料及び認定登録料
ア 研修受講料 54,000円
(基礎研修 27,000円 専門研修(1科目) 27,000円)
イ 認定登録料 5,000円 ※口述試験後にお支払いいただきます。
2 研修について
(1)基礎研修(平成29年2月4日~3月19日)※土曜・日曜クラスの選択制
通訳案内業務を行う上で必要な接客対応やガイド知識,一般的な京都の知識等,基本的なガイドスキルを習得いただきます。(1講座90分で,計24講座実施)
(2)専門研修(平成29年4月~7月予定)
奥深い京都観光の専門分野における知識を習得いただきます。「伝統産業」,「文化財」,「伝統文化(新設)」,「食文化(新設)」の4科目を開講し,1科目以上の受講が必須です。(1講座90分で,それぞれ計15講座実施)
※一部の科目は,京都産業大学文化学部の協力を得て開講予定。
(3)上級救命講習
上記研修の実施期間中に,京都市消防局が実施する上級救命講習(約8時間・無料)を別途受講いただきます。京都市認定通訳ガイドの研修受講生を対象とした講習を平成29年3月25日(土曜日)に実施します。当日都合がつかない方は,講習日程をご確認のうえ,別途個別にお申し込みいただき,一般向け講習を研修の実施期間中に受講ください。
京都市消防局ホームページ「上級救命講習の日程について」
https://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000164787.html3 登録(認定)について(平成29年9月頃予定)
研修を修了した方を対象に,口述試験を実施し,当該試験を通過した方を京都市認定通訳ガイドに登録(認定)します。登録(認定)については,言語ごとに行います。
※有効期間は5年間であり,資格を継続する場合は,再登録(更新)手続が必要となります。再登録(更新)の際は,スキルアップ研修の受講や京都・観光文化検定試験2級以上の取得など,再登録(更新)要件があります。
4 京都・観光文化検定試験合格2級以上の取得について
登録(認定)後,京都・観光文化検定試験2級以上を取得するよう努めることとし,再登録(更新)時である5年後に,京都・観光文化検定試験2級以上を取得していない方は,再登録(更新)を認めないものとします。
5 認定後の活動等について
(1)活動イメージ
旅行会社等の外国人観光客向けのツアーや国際会議のエクスカーション等において,通訳案内業務に従事していただくとともに,専門知識等を活かしてホテル・旅館等の宿泊施設や飲食店等外国人観光客が訪れる様々な場面で,京都の魅力をお伝えし,おもてなしを行っていただきます。特に,専門研修を実施する分野においては,それぞれの専門性を活かして,御活躍いただきます。
ア 伝統産業
日本の文化の礎でもあり,長年にわたって継承されてきた京都の伝統産業について理解を深めていただけるように,伝統産業品の工房見学・体験ツアー等において,その魅力をお伝えいただきます。
イ 文化財
京都の2,000以上もの有形の文化財への理解を深めていただけるように,寺社等建造物,庭園,絵画,仏像等に関する奥深い知識をお伝えいただきます。
ウ 伝統文化(新設)
京都が1200年を超える歴史の中で蓄積してきた文化芸術などの無形の文化財を通して,京都に住む人と物と技に関する奥深い魅力をお伝えいただきます。
エ 食文化(新設)
和食の原点と言える「京料理」や「おばんざい」など,京都の長い歴史と四季折々の自然の中,京都の台所を担う生産者の創意工夫や,食文化と年中行事や生活文化の関わりなど,京都の食文化の魅力をお伝えいただきます。
(2)通訳ガイドと事業者等とのマッチング(検索サイト「クレマチス」)
認定された通訳ガイドに幅広く活躍いただくとともに,多くの外国人観光客や観光事業者等に御活用いただけるよう,京都市ビジターズホストの検索サイト「クレマチス」を本年9月に開設しました。
サイト利用者が希望日や言語等の条件を指定して検索すると,条件に合致したガイドが表示され,直接要望や相談,問合せのやり取りをすることが可能です。
(3)スキルアップ研修
認定後も京都観光の知識を深め,引き続き能力の向上を図ることができるよう,スキルアップ研修を実施します(別途,受講料要)。当該研修では,専門研修にはない分野や,より深く掘り下げたテーマの講義を実施するとともに,実際に施設の訪問・見学を想定しています。
※スキルアップ研修の受講が資格の再登録(更新)要件となります。【参考】京都市認定通訳ガイド制度の概要
従来,日本国内において,報酬を得て通訳案内業務を行うには,国家資格である「通訳案内士」を取得する必要がありましたが,国から特区の認定を受けた地域では,「地域限定特例通訳案内士」として,その地域に限り,通訳案内業務を行うことが可能となりました。
京都市では,この特区制度を活用して,急増する外国人観光客の満足度向上,新たな雇用の創出,京都経済の活性化を目指し,平成27年12月から,外国語で京都の奥深い魅力を伝えることができる通訳ガイドの育成・確保を図る京都市認定通訳ガイド制度を運用しています。
また,京都企業のビジネス拡大,通訳ガイドの活躍の場を確保するため,外国人観光客や京都の観光事業者等とのマッチングを支援する面談会の実施や,京都市ビジターズホストを紹介する検索サイト「クレマチス」を本年9月に開設しました。
資料・募集要項
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お問い合わせ先
京都市 産業観光局観光MICE推進室
電話:075-746-2255
ファックス:075-213-2021