【広報資料】五条坂京焼登り窯(元藤平陶芸登り窯)敷地活用に係る契約候補事業者の選定結果について
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2023年5月22日
広報資料
令和5年5月22日
京都市教育委員会 教育環境整備室(電話:075-222-3796)
五条坂京焼登り窯(元藤平陶芸登り窯)敷地活用に係る契約候補事業者の選定結果について
京都市では、五条坂京焼登り窯(元藤平陶芸登り窯)敷地の活用を進めるため、公募型プロポーザルにより契約候補事業者の募集を行ってきました。
「五条坂京焼登り窯(元藤平陶芸登り窯)敷地活用事業提案審査委員会」(以下「審査委員会」という。)における審査を経て、下記のとおり契約候補事業者を決定しましたので、お知らせします。
1.契約候補事業者
代表事業者:一般社団法人KYOTO KILN
構成員:岡野バルブ製造株式会社、センブンノイチ株式会社、MIRAI-INSTITUTE株式会社
2.契約候補事業者の主な提案内容
(1)活用計画の概要
・登り窯を中心とした未来の生産性を生み出す文化醸成の広場
・上質な社交場としての飲食、物販店舗
・クリエイティブコミュニティの形成を促す共同窯のあるアトリエ
・地域住民やイノベーション人材がまじりあうシェアオフィス
・未来の作家、アーティストの発表、憩いの場となるギャラリー展示交流スペース
・駐車場
(2)貸付希望期間
30年
(3)貸付希望価格(年額)
4,030,001円
3.審査委員会における審査結果について
(1)委員(五十音順、敬称略、◎委員長)
大島 祥子(一級建築士事務所 スーク創生事務所 代表、
京都光華女子大学キャリア形成学科准教授)
田島 吉廣(六原自治連合会会長)
◎畑中 英二(京都市立芸術大学教授)
前野 芳子(税理士法人まえの 前野公認会計士事務所 代表)
村上 岳 (市民公募委員)
渡邊 博子(株式会社スリーシー代表取締役)
(2)審査結果(評価点)
73.3点/100点(60点以上のため合格)
(3)審査委員会における講評
・登り窯を守っていくという熱い思いが伝わり、本市施策や地域経済等への貢献に資することができる計画だと判断した。
・現在形成されているコミュニティだけではなく、未来を担う子どもたちなど様々な人を巻込みながら事業を育てていき、長い期間継続されることを期待する。
・京焼、清水焼の産業や従事者を盛り上げ、多くの人を惹きつけながらその良さを全国、世界へ発信する拠点となっていくことを期待する。
・過去の遺産として登り窯を展示、保存するだけでなく、次代の京焼、清水焼に結びつくような事業展開を期待する。
・当敷地が、世界各国から多くの人がやってくる日本のランドマークになっていくことを期待する。
・熱い思いを形にして実現するために、計画の中で抽象的だった部分や事業性の担保などについても、今後詰めていってほしい。地域から世界へ発信するには、地域に根差さないと空疎なものになるため、地域との関わりを大切にして事業が進められていくことを期待する。
(参考)選定の経過について
令和5年1月27日 第1回審査委員会(募集要項(案)に係る審議)
2月15日 募集要項の配布開始
3月17日 申込書類の受付締切
4月28日 第2回審査委員会(提案内容の審査)
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 教育委員会事務局教育環境整備室
電話:075-222-3789
ファックス:075-256-3947