【広報資料】ICOM京都大会レガシー継承事業 nendo×京都の匠展の開催について
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2021年12月6日
~ICOM(国際博物館会議)京都大会レガシー継承事業~
nendo×京都の匠展の開催について
2019年9月,日本初開催となったICOM(国際博物館会議)京都大会は,世界120の国と地域から過去最多となる4,590名もの博物館関係者が参加し,「文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ-」をテーマに,平和で持続可能なよりよい未来を構築するために博物館が果たすべき役割について議論が行われました。そして,関連するイベントにおいて,京都の奥深い文化の魅力を発信し,多くの方に博物館の楽しさを感じてもらえる取組を推進しました。
この大会テーマに込められた理念をレガシーとして引き継ぎ,文化を基軸としたまちづくりや大会開催を契機として高まった京都の博物館・文化芸術の振興の機運を一層盛り上げるため,京都の匠と,国内外で幅広く活躍するデザイナー・佐藤オオキ氏(nendoチーフデザイナー)がコラボレーションし,伝統的な美術・工芸分野においてこれまでにない斬新な作品を展示した展覧会を開催します。そして,この展覧会を通して,大人だけでなく次世代を担う子どもたちの知的好奇心を刺激し,デザインや芸術などへの文化的興味が芽生える契機とします。
1 開催概要
京都の自然や風土が長年にわたって育んだ美術,工芸,生活文化等の担い手である京都の匠と,東京オリンピック・パラリンピックの聖火台をデザインするなど,国内外で幅広く活躍するデザイナー・佐藤オオキ氏がコラボレーションして7点を制作し,元離宮二条城にて展示します。また,音羽山 清水寺では,佐藤氏が境内からインスピレーションを受けて特別に制作した作品を展示します。
事業期間中には,子どもたちが作品を見て,感じ,興味を持てるように,見方のヒントとなるキーワードやイラストが描かれたパンフレットを配布するとともに,小学生を対象に,展示作品やデザインに対して興味・関心が湧くようなワークショップを開催します。
2 展覧会場
元離宮二条城 台所・御清所
音羽山 清水寺 西門・経堂
3 開催日時
令和4年1月13日(木曜日)~2月13日(日曜日) (清水寺経堂は1月13日(木曜日)~2月6日(日曜日))
元離宮二条城:午前9時~午後4時(受付終了)
音羽山 清水寺 西門:午前6時~午後6時
経堂:午前9時~午後6時
4 主催
nendo×京都の匠展 実行委員会
(nendo,京都市内博物館施設連絡協議会,公益社団法人 京都市観光協会,京都新聞,京都市,京都市教育委員会)
5 コラボレーションする京都の匠
(1)博物館関係
十六代 大西清右衛門氏 (大西清右衛門美術館)
宮崎家具 (京指物資料館)
香老舗 松栄堂 (薫習館)
樂直入・十五代樂吉左衞門氏 (樂美術館)
(2)伝統産業関係
十三代 中村宗哲氏 (京漆器)
植治 次期十二代・小川勝章氏 (造園)
小嶋商店 (提灯)
※ 京都の匠とのコラボレーション作品はいずれも元離宮二条城にて展示
※ 音羽山 清水寺の作品は,佐藤氏が境内からインスピレーションを受けて特別に制作
6 入場料及び入場方法
・元離宮二条城
入場料 大人 500円(高校生以下は無料)
※二条城入城料は別途必要(一般620円<二の丸御殿観覧料を含むと1,030円>,中学・高校生350円,小学生200円),市内在住・通学の小・中学生は無料(要証明)
入場方法 予約優先制(当日,予約に空きがあれば入場可能)
・音羽山 清水寺
入場料 無料 (本堂へ参拝する場合は,拝観料が別途必要)
申込不要
7 申込方法(元離宮二条城)
申込方法:専用ページ(URL: https://www.e-tix.jp/nendo_kyotonotakumi/ )からお申し込みください。
入力項目:氏名,住所,電話番号,メールアドレス等
申込期間:令和3年12月13日(月曜日)~令和4年2月13日(日曜日)
8 ワークショップ
(1)自分だけの香を作ろう!
感性や感覚を頼りに,自分だけの香りを作るワークショップです。出来上がったお香は,お持ち帰りできます。
日時 令和4年1月23日(日曜日)
第1回 午後1時~午後2時 第2回 午後2時30分~午後3時30分 (各回とも同じ内容)
会場 京都新聞文化ホール(京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞社7階)
解説 辻光一郎氏(香老舗 松栄堂 企画事業部)
対象 小学生とその保護者
参加者 各回15組(申込多数の場合は抽選。抽選結果はハガキにて通知)
参加費 無料
(2)オリジナルミニ提灯を作ろう!
伝統的な素材と技術を使って,ミニサイズの提灯を作るワークショップです。出来上がった提灯はお持ち帰りできます。
日時 令和4年1月30日(日曜日)午後1時~午後3時
会場 京都新聞文化ホール(京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞社7階)
解説 小嶋諒氏(小嶋商店 提灯職人)
対象 小学生とその保護者
参加者 15組(申込多数の場合は抽選。抽選結果はハガキにて通知)
参加費 無料
※申込は,京都新聞アート&イベント情報サイト(http://event.kyoto-np.co.jp/event/nendo_kyotonotakumi )からの事前申込制。
申込期間は,令和3年12月13日(月曜日)~令和4年1月10日(月曜日・祝日)
9 問合せ
nendo×京都の匠展 実行委員会 事務局
(京都市教育委員会生涯学習部生涯学習推進担当 TEL 251-0420
京都新聞COM事業推進局 TEL 255-9757)
10 その他
・会場では,マスクの着用,手指消毒等感染症拡大防止対策に御協力ください。
・新型コロナウイルス感染症の感染状況により,内容等を変更する可能性があります。
・また,同時期には,京都市内博物館施設連絡協議会(京博連)が実施する京都ミュージアムロード(スタンプラリー)を開催予定であり,参加施設がさまざまな展示企画を実施しています。
(さらに,参加施設のスタンプを3つ集めると抽選で記念品が当たるスタンプラリーを企画しています。(開催予定時期:令和4年1月中旬~3月中旬))
<参考>
・国際博物館会議(ICOM)京都大会について
2019年9月に,日本初となる国際博物館会議(ICOM(アイコム))の世界大会が京都で開催され,世界120の国と地域から史上最多となる4,590名の参加者が参加し,大会テーマ『文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ-』を中心に,幅広い問題に対するミュージアムの向き合い方,各国・地域のおかれた状況や最新の取組などについて意見交換が行われました。また,関連するイベントにも多くの方が参加するなど,ICOM京都大会のレガシーとも言える大きな成果を収めました。
・京都市内博物館施設連絡協議会(京博連)について
京都のまちに点在する数多くの博物館施設を市民の「生涯学習の場」として相互に交流・協力し,それぞれの施設が一層の発展を図っていくことを目指し,平成4年に設立。
会長:佐々木丞平(前 京都国立博物館館長)。
現在の会員数 正会員212館・賛助会員20団体
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進担当
電話:075-251-0410
ファックス:075-213-4650