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京都市交通局

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【広報資料】市バス・地下鉄の運賃改定の検討状況について

ページ番号307954

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2023年1月25日

市バス・地下鉄の運賃改定の検討状況について ~地下鉄は運賃改定を回避、市バスは引き続き経営努力~

 市バス・地下鉄は、市民の皆様の暮らしと多様な社会経済活動を支える重要な役割を担っており、市民の皆様の財産である市バス・地下鉄を将来にわたって守り抜くため、これまでから度重なる経営改善の取組を着実に進めてきました。

 その結果、お客様数も大幅に増加し、安定経営の道を歩み始めたところでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでに経験したことのない危機的な経営状況に直面することとなりました。

 そこで、令和4年3月に「京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン【改訂版】(2021-2028)」を策定し、将来にわたり市バス・地下鉄を維持していくために、市バス8%・地下鉄7%の運賃改定を見込まざるを得なかったところです。

 運賃改定は最後の手段との認識の下、全庁一丸となって、経費削減や増収増客、国への要望活動など、あらゆる経営努力を尽くしているところであり、その成果を踏まえた現時点の運賃改定の検討状況をお知らせいたします。

1 地下鉄の運賃改定について ~国の財政措置により運賃改定を回避~

 新型コロナや燃料費高騰の影響により、全国の鉄道事業者が非常に厳しい経営状況にあり、本市地下鉄だけではなく多くの民間事業者が運賃改定を実施または表明しています。

 しかし、交通局における経営改善の取組や最近のお客様数の回復に加え、積極的な国への要望活動により実現した国の財政支援措置の効果がとりわけ大きく、経営ビジョン【改訂版】の財政目標である累積資金不足の抑制が図れるため、更なる経営努力を重ねることが前提とはなるものの、本市地下鉄は、運賃改定を回避することといたします。

2 市バスの運賃改定について  ~改定を見込まざるを得ない状況は変わらない。引き続き経営努力~

 新型コロナや燃料費高騰の影響により、全国のバス事業者が非常に厳しい経営状況にあり、本市バスだけではなく多くの民間事業者が運賃改定を実施または表明しています。

 また、市内をきめ細かに張り巡らせた市バスネットワークは、新型コロナ前においても、全体の3/4を占める赤字路線を1/4の黒字路線が支えるという構造になっております。

 経営改善やお客様数の回復の効果は一定見込めるものの、地下鉄とは収支構造が異なり、国の財政支援措置の効果が限定的であること、昨今の燃料費や人件費の高騰の影響から、市民の皆様の生活の足を守り、公営交通として市バスネットワークを将来にわたって維持するためには、運賃改定を見込まざるを得ない状況に変わりはありません。引き続き、あらゆる経営努力を尽くしてまいります。


市バス・地下鉄は、お客様に御利用いただくことで成り立っています。経営改善に全力で取り組んでまいりますので、多くの皆様に、市バス・地下鉄を毎月1回でも多く御利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(市長記者会見資料)市バス・地下鉄の運賃改定の検討状況について

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