スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

脱炭素社会の実現に向けた「京都宣言」・「1.5℃京都アピール」発信事業

ページ番号254089

2020年9月16日

脱炭素社会の実現に向けた「京都宣言」・「1.5℃京都アピール」発信事業

 本市では,脱炭素社会の実現に向け,一昨年12月に発表した「持続可能な都市文明の構築を目指す京都宣言」や本年5月に京都市長や環境大臣などが発表した「1.5℃を目指す京都アピール」を市民の皆様に御理解いただくとともに,環境に対する関心や環境にやさしい取組の実践に係る機運をより一層高めるため,市内各所で「脱炭素社会の実現に向けた「京都宣言」・「1.5℃京都アピール」発信事業」を実施しています。

 「京都宣言」の詳しい内容はこちら

 「1.5℃京都アピール」の詳しい内容はこちら

 

 このページでは,開催したイベントの様子を順次ご紹介いたします。

 

「2050年CO2ゼロへ,いざ出発進行!in京都鉄道博物館」

開催日時

令和元年6月22日 土曜日 午前10時から午後5時30分まで

場所

京都鉄道博物館

イベントの内容

京都市交響楽団メンバーの弦楽四重奏によるミニコンサートと,京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザーの広上淳一さん,気象予報士としてテレビ等で活躍する前田智宏さんらによる環境トークをお楽しみいただきました。

イベントの冒頭で門川大作京都市長から,鉄道は自家用車と比べて二酸化炭素の排出量が七分の一ほどの環境にやさしい乗り物なので,ご家族やご友人を誘って環境にやさしいお出かけを楽しんでいただきたいと挨拶がありました。

環境トークでは,司会の前田さんから,鉄道と工業化の歴史は蒸気機関から始まり,地球温暖化との深い関わりがあること,門川京都市長が日本の自治体の長として初めて2050年までに二酸化炭素の排出量を正味ゼロに向けて取り組んでいく決意を表明したことなどが紹介されました。

また,世界中で活躍される広上さんから,ローマやウィーン,パリなどと並び世界的に有名な京都が,非常に高い目標を持って地球温暖化対策に取り組むことは素晴らしいというお話や,世界的な指揮者となった今でも,移動は鉄道を始めとする公共交通を積極的に使われているというお話をいただきました。

京都市交響楽団でビオラを演奏する小田さんからは,地球温暖化が進むと楽器に適した木材が減ったり,塗られているニスが高温で溶けてしまうなど,気温の上昇が音楽の世界に影響があることをご紹介いただきました。

 

門川市長の挨拶の様子

   門川市長の挨拶の様子

京都市交響楽団メンバーの弦楽四重奏によるミニコンサートの様子

京都市交響楽団メンバーの弦楽四重奏によるミニコンサートの様子

広上淳一さん,前田智宏さんによる環境トークの様子

広上淳一さん,前田智宏さんによる環境トークの様子

「地球研オープンハウス2019」

開催日時

令和元年7月26日 金曜日 午前9時30分から午後1時まで

場所

総合地球環境学研究所

イベントの内容

総合地球環境学研究所の3名の先生に地球温暖化問題などに関するミニレクチャーを行っていただきました。安成哲三所長からは「地球温暖化はなぜ(産業革命以降の上昇を)1. 5℃に抑えねばならないのか?」をテーマに,地球温暖化の現状の解説や,地球の平均気温の上昇が産業革命以前と比べて2℃上昇する場合と1.5℃上昇する場合との影響の違い,CO2増加に伴う気温上昇が大気中の水蒸気量を増加させ,地球温暖化を加速させることの解説など,興味深いお話を聞かせていただきました。また,西條辰義先生からは「フューチャーデザイン× 京都」について,杉原薫先生からは「自由貿易と環境の持続性-アジアの歴史に学ぶ」についてお話いただきました。

その他,会場内においては,「持続可能な都市文明の構築を目指す京都宣言」,「1.5℃を目指す京都アピール」など,地球温暖化対策についてのパネルを展示するブースを設置しました。ブースにおいてアンケートに答えていただいた方に,オリジナルタンブラーなど抽選で素敵なプレゼントをお渡ししました。

ミニレクチャーの様子


ブースの様子

安成哲三所長のミニレクチャー資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

「DO YOU KYOTO?西京デー」~子ども環境教室~

開催日時

令和元年8月1日 木曜日 午前9時30分から正午まで,

令和元年8月2日 金曜日 午前9時30分から正午まで

場所

京都大学桂キャンパス

イベントの内容

京都大学 阿部竜教授から,クリーンエネルギーである「水素」について教えていただき,実際に「光触媒」を入れた水に光を当て,水素を発生させる実験を行いました。参加者の皆さんは,発生した水素におそるおそる火を近づけ,「ポンッ」と音を立てて燃える様子を観察しました。

また,これからの社会を支えるであろう水素を,水と光からで作り出す「人工光合成」の研究についても教えていただき,みなさん興味津々な様子で質問をされていました。

阿部教授のお話の後,水素で走る燃料電池自動車と,環境にやさしい電動式パッカー車を見学しました。暑い屋外での見学でしたが,燃料電池自動車から給電した扇風機の風を感じながら,熱心に聞き入っていました。

阿部教授からのお話の様子
人工光合成実験の様子
車両見学の様子

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 環境政策局地球温暖化対策室

電話:075-222-4555

ファックス:075-211-9286

フッターナビゲーション