平成12年度焼却施設ダイオキシン類濃度行政検査結果

　京都市では，本市に設置されている廃棄物焼却施設（12施設）を対象として，排ガス中のダイオキシン類濃度に関する行政検査を実施しました。
　本日，同検査の結果が判明しましたので，下記のとおりお知らせします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

記

1．検査対象施設等
　（1）対象施設
　同検査は，本市が毎年実施しているもので，廃棄物の処理及び清掃に関する法律（以下「法」という。）に規定する廃棄物焼却施設（本市が設置するクリーンセンター等を除き，現在市内に産業廃棄物焼却施設22施設，一般廃棄物焼却施設5施設）のうち，本年度は産業廃棄物焼却施設12施設を対象に実施した。　同検査では，3ヶ年で全ての施設（27施設）を検査した。　

（2）検査期間
平成12年8月29日火曜日から同年12月19日火曜日

2．検査結果
　「別紙1」参照。　検査の結果，全ての施設が法施行規則附則第9条（平成9年厚生省令第65号）に規定する排出基準値80ng-TEQ/Nm3（平成10年12月1日から平成14年11月30日まで適用）を下回っていた。
　

　注）ng（ナノグラム）：10億分の1グラム

TEQ（毒性等量）：ダイオキシン類の量をダイオキシン類の中で最強の毒性を有する2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの量に換算した量として表した符号

Nm3（ノルマル立方メートル）：0℃，1気圧の状態に換算した気体の体積

（注1）焼却施設の種類のうち，「その他」は産業廃棄物の紙，木，繊維くず等を焼却する施設をいう
（注2）新日本理化株式会社は，全ての実測値が定量下限値未満のため，検査結果を「0」と表示した（JIS）