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新型コロナウイルスに感染した入所者が施設内で療養している場合の治療・ケアの留意点

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2022年12月22日

新型コロナウイルスに感染した入所者が施設内で療養している場合の治療・ケアの留意点

1 施設内療養者の治療

 医療が逼迫している状況下においては、施設内での対症療法で対応せざるを得ない場合は、不搬送となることがあり得ることから、そのことを想定して、施設内で対症療法できるよう準備しておく必要があります。

 施設内で療養していて、容態が悪化して救急搬送される高齢者は、全身の衰弱によって自分で呼吸する力が低下し、さらに衰弱が進むというケースが多くみられます。「水分補給」「体温調節のサポート」「解熱剤投与」「室内の適度な加温・加湿」といった治療・ケアを適切なタイミングで行うことで、体力の消耗が最小限に留められ、容態の悪化を防ぐことができる可能性があります。

 沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科の高山義浩医師が、新型コロナウイルスに感染した高齢者を、自宅や施設で見守るにあたってのポイントを、わかりやすく紹介しておられます。

【高山義浩医師(沖縄県立中部病院)】コロナ感染した高齢者の見守りとケア 知っておきたい4つのポイント外部サイトへリンクします

 どんなに丁寧にケアしていても、入所者の容態が悪化することはあります。

 施設のマニュアルや施設医の指示で「容態が悪化したら119番通報する」とされているケースが多いですが、救急搬送困難事案が多く発生している状況下では、現実の問題として、不搬送となり、施設内で在宅酸素療法や点滴を実施せざるを得なくなります。

 高齢者入所施設においては、あらかじめ、施設医及び協力医療機関との間で、入所者が新型コロナウイルスに感染した場合の治療の流れを、容態悪化時にすぐに救急搬送できない可能性があることを前提として話し合い、別紙「入所者が新型コロナウイルスに感染した場合の治療について」(参考様式)を作成し、夜勤帯を含む全ての職員に周知してください。

 また、新型コロナウイルスの検査が陰性だった場合のインフルエンザの検査・治療についても、施設医及び協力医療機関と話し合い、職員に周知してください。

 <参考>

 新型コロナウイルスに感染し、施設内で療養している入所者を治療した医療機関等に対する協力金については、次のホームページを御参照ください。

【京都市情報館】高齢者施設等医療提供体制構築事業協力金について

【京都市情報館】京都市高齢者施設等新型コロナ看護師等派遣事業

別紙「入所者が新型コロナウイルスに感染した場合の治療について」(参考様式)



2 救急事故の防止、応急措置及び救急要請時のポイント

 現在、救急搬送困難事案が多く発生しており、新型コロナウイルス感染発生時に限らず、一般的な救急事故についても、救急対応を円滑化する必要があります。

 京都市消防局が発行している「救急要請ガイドブック(高齢者施設編)」「緊急時情報シート」を活用し、全ての職員に対し、救急事故の防止、応急措置及び救急要請時のポイントを周知してください。

【京都市消防局】救急要請ガイドブック(高齢者施設編)・【緊急時情報シート】について 


3 看取りを希望している入所者及びその家族への適切な対応

入所者及びその家族が、施設での看取りを希望している場合、入所者が新型コロナウイルスに感染していたとしても、他の疾患と同様に、入所者及びその家族の希望を実現できるように支援する必要があります。

看取りを希望している入所者が新型コロナウイルスに感染した時は、入所者及びその家族の意向を確認したうえで、京都地域包括ケア推進機構が発行している「看取り支援・施設ガイドブック」を参考として、看取り期のケアを適切に実施してください。

【京都地域包括ケア推進機構】看取り支援・施設ガイドブック外部サイトへリンクします

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