【広報資料】加音西京極作業所×嵯峨美術大学×はあと・フレンズ・ストア リングノートの販売開始について
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2022年4月22日
広報資料
令和4年4月22日
保健福祉局(障害保健福祉推進室 電話222-4161)
加音西京極作業所×嵯峨美術大学×はあと・フレンズ・ストア リングノートの販売開始について
京都市では,「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」において,障害のある方が関わって作った「ほっとはあと製品」の売上向上を図ることで,障害のある方の工賃向上を支援しております。
この度,福祉施設と大学とが連携して開発した下記の商品の販売を開始いたしますのでお知らせします。

京都市京セラ美術館での制作展の様子
1 販売商品について
商品名:リングノート
価格:1,200円(税込み)
種類:「京都タワー」「おはな」「なのはな」「ハリネズミ」「スイーツ」の5種類
サイズ:B5サイズ
販売場所:「はあと・フレンズ・ストア」(※)
加音西京極作業所ホームページ(https://npo-kanon.org/k-factory/)からのお問い合わせも可能です。
販売開始日:令和4年4月23日土曜日
2 リングノート 制作秘話
加音西京極作業所
加音ではこれまで創作活動を続けてきたことで,近年では,ありがたいことにコンクールに入賞される方も出てきました。
そこで「作品を加音のオリジナル製品に製品化していきたい」ということが目標となりました。
そんな中,はあと・フレンズ・ストアが大学との連携事業を企画され,嵯峨美術大学の学生さんが加音に見学に来られることになりました。
見学に来られた時に,学生さんには利用者さんの作品に興味を持っていただき,「色がきれい」「こんな絵は描けない」と驚かれていました。
この見学がきっかけで学生さんの卒業制作の中のデザインのひとつとして加音の利用者さんの作品を使っていただく事になりました。
作品を使ったデザインを拝見していると,美術を学ぶ学生さんならではの感性でとても素敵でした。その時に,「是非,製品化のためにデザインをお願いしたい」と,依頼したところ引き受けていただけることになり,ノートの製作に至りました。
連携事業がきっかけで学生さんと出会い,加音の長年の思いが形になりました。
嵯峨美術大学 4年次生(制作時点) 鳥越 春香さん
3年後期の演習で加音さんで触れた利用者さんの楽しいイラストをアレンジしてパターン化し,貼り箱に展開することを提案しました。
その後の卒業制作では,イラストから可愛いパターンを作る手法をわかりやすく小さな冊子にまとめました。
自分のデザインしたものが施設のスタッフの方に喜んでいただけたことで「デザインで誰かを幸せにできた。」と自信につながりました。
これからも人に喜ばれるデザインをしていきたいです。
嵯峨美術大学 芸術学部 デザイン学科 楠林 拓 准教授
鳥越さんの貼り箱の卒業制作「hakodori」は,京都市京セラ美術館での制作展で教育後援会賞を受賞しています。
鳥越さんがアレンジした模様をリングノートに展開したのは,加音さんの発案で,加音さんが製品化に向けて努力をされた結果です。

大学生が加音西京極作業所を見学!
(※)はあと・フレンズ・ストア
京都市の「はあと・フレンズ・プロジェクト」の拠点として運営されている店舗。現在約60施設が登録。
従来の授産商品のイメージをくつがえす,ユニークでハイクオリティ,かつバラエティに富んだ商品を販売中。
〒604-8042 京都市中京区新京極通四条上る中之町565-15
TEL 075-221-8033 / FAX075-221-8118
営業時間: 午前11時~午後6時30分 水曜定休
EMAIL: [email protected]
HP: https://kyoto-heartfriends.com
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室
電話:075-222-4161
ファックス:075-251-2940