【広報資料】2019年度( 令和元年度)京都市食品衛生監視指導結果について
ページ番号271767
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
2020年6月29日
広報資料
令和2年6月29日
保健福祉局(医療衛生推進室医療衛生企画課 222-3429)
2019年度( 令和元年度)京都市食品衛生監視指導結果について
京都市では,安全な食品が提供され,市民の皆様が安心して食生活が送れるよう,食品衛生法に基づき,毎年度,「京都市食品衛生監視指導計画」を定め,飲食店等の監視や市内流通食品の抜取検査,市民啓発等を計画的に実施しています。
この度,2019年度( 令和元年度)の監視指導結果を取りまとめましたので,お知らせします。
1 結果の概要
(1)監視指導実施状況
ア 監視指導結果
イ 重点監視指導結果
<一斉監視の例>
・食中毒が起こりやすい夏期に,延べ7,195件の監視指導を実施
・ノロウイルス等の食中毒が発生しやすい冬期に,飲食店に対し,延べ4,808件の監視指導を実施
ウ 食品の収去(抜取り)検査実施結果
違反食品 | 違反内容 | 京都市の対応 |
魚介類 | 下痢性貝毒検出 | ・流通状況等の調査を実施 ・出荷者等に再発防止について指導 |
輸入食品 (洋菓子) | 食品添加物基準違反 | ・製造工程等を確認し,再発防止を図るよう指示 |
輸入食品 (果実) | 表示違反 | ・添加物の使用状況を確認及び再発防止を指導 |
(2)食中毒発生状況
本市に通報のあった食中毒を疑う事例231件のうち33件(市内11件,他自治体22件)が食中毒事件と断定されました。
本市で発生した全ての食中毒事件については,原因施設を断定し,施設の洗浄等の衛生管理の徹底を指導しました。
(3)リスクコミュニケーション(※)実施状況
実施例
・SNS(Facebook)による食の安全安心情報の発信(50件)
・みやこ健康・安全ねっと(健康危機管理情報電子メール配信サービス)による食の安全安心情報の発信(20件)
・食品衛生講習会の開催(249回,延べ9,621人参加)
・食品工場見学会(2回,延べ45人参加)
・小学生向け家庭内食中毒予防講座(2回,延べ48人参加)
(※)リスクコミュニケーションとは
行政が食品の安全確保に関する情報を公開するとともに,消費者,食品等事業者,行政の関係者間で,食に関する情報や意見をお互いに交換することにより,食品の安全性についての理解を深めること。
(4)食品等事業者による自主的な衛生管理の取組の推進
平成30年6月に食品衛生法が改正され,HACCPに沿った衛生管理が制度化されることとなりました。
本市では,食品等事業者が円滑に制度化へ対応できるように,改正法の周知及びHACCPに沿った衛生管理の導入支援を実施しました。
周知実施件数
・講習会109回(延べ3,625人参加)
・施設への立入時等での周知件数13,959施設
2019年度( 令和元年度)京都市食品衛生監視指導結果
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課(京都市保健所)
電話: 075-222-3429 ファックス: 075-222-4062