平成28年度京都市総合防災訓練(下京区)におけるペット同行避難訓練の実施結果
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2016年9月5日
平成28年9月3日,平成28年度京都市総合防災訓練が下京区の各所で行われ,ペットの防災対策についても光徳小学校における避難所運営訓練や梅小路公園における啓発パネル展示を実施し,多数の市民の皆さんに御参加いただきましたので,それらの様子を紹介します。
光徳小学校における避難所運営訓練
本市において,平成28年3月にまとめた「ペットの避難どうしよう?」に基づき,ペット対応を含む避難所の運営訓練を京都市総合防災訓練で初めて実施しました。
ペット連れの方を含め,約300名の方々が訓練に参加しました。
避難所へのペットの受入れには,地域の事情に応じ,様々な方法がありますが,こちら光徳小学校では,グラウンドの一角にペットスペースを設ける方法により,受入れを行いました。
<受付の様子>
ペットを連れてこられた方の受付を行い,ペットの種類・大きさ・名前や飼い主さんの氏名・連絡先などを把握しました。
また,ペット札を配布し,ケージに貼り付けました。

<ペットスペースの設営>
災害発生時は,物資が乏しいことから,学校や自主防災会にある物品を活用し,ペットスペースを設営しました。
グラウンドに設置されているうんていにビニールシートを被せ,テントの代わりとし,ハードルや板を使って,仕切りをし,ケージを並べたり,犬を係留したりしました。
<ケージを配置している様子>
飼い主の方が持参したケージやキャリーケースにペット札を貼り付け,犬や猫を収容しました。ケージやキャリーケースについては,飼い主の方が各々持参します。
<トイレスペースの設営>
ペットスペースを衛生的に保つため,別途ペットのトイレスペースを設け,ふん尿による臭いの軽減を図りました。
梅小路公園における啓発
梅小路公園の啓発ブースでは,避難所運営者の方に向けて,ペットの受入体制の検討手順などについてのパネル展示を行いました。
また,ペットのための避難用品を展示し,飼い主の方に向けて,日頃からの備えの必要性を啓発しました。
<啓発ブースにおけるパネルやペット用避難用品の展示の様子>

- 地域で取り組むペットの防災対策<ペットの避難どうしよう?>
京都市のペットの避難に係る考え方を記載しています。
- マイクロチップについて
地震等の災害で飼い主の方と離ればなれになっても,マイクロチップを挿入していると,飼い主の方にもとに帰ってくる可能性が高くなります。京都市では,(公社)京都市獣医師会の協力の下,マイクロチップの施術助成制度を設けています。
- 備えよう!ペットの防災対策(環境省ホームページより)
災害に備えて,飼い主の方が用意しておく物品について掲載しています。
- ペットへの日頃からの備え(環境省のホームページより)
災害に備えて,飼い主の方が行なうべきペットのしつけや健康管理等について掲載しています。
平成29年度の取組
- 平成29年度京都市総合防災訓練(南区)におけるペット同行避難訓練の実施結果
平成29年度京都市総合防災訓練(南区)におけるペット同行避難訓練の実施結果です。
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医務衛生課
電話:075-222-4271
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