スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

こころの健康~ストレスを知る~【24年 冬の健康コラム】

ページ番号114543

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2018年3月16日

こころの健康~ストレスを知る~【24年 冬の健康コラム】

 ストレスと不眠,ストレスと生活習慣病など,今日,ストレスは私たちの健康状態に大きく関わっているという研究結果が多数報告されています。

 しかし,ストレスという概念を提唱したセリエ(Selye)は,「適当なストレスは,人生のスパイスである」と述べています。

 ストレスには,目標・夢・スポーツ・良い人間関係など自分を奮い立たせてくれたり,勇気づけ元気にしてくれたりする側面もあります。適度なストレスは人生に変化を持たせ,生きていく意味を生み出してくれます。

 一方で,過剰なストレスがかかると,こころや体に負担がかかります。

 そこで今回は,人生のスパイスでもあるストレスと上手に付き合う方法を探ってみました。 

ストレスのセルフケア(“自分のできる範囲で自分の面倒をみる”)

 ストレスは残念ながら私たちの生活の中からなくすことはできません。ストレスを感じたら,早めに対処することが効果的です。次に挙げる方法でこころと体が楽になれば,まずは心配なさそうです!試してみましょう!

●まずはだれかに相談してみよう!

⇒ 誰かに話を聞いてもらって張りつめた心を緩めましょう。

●身体を動かす!

⇒ 運動には,ネガティブな気分を発散し,こころと体をリラックスさせ,睡眠リズムを整える作用があります。とくに効果的なのは,有酸素運動。

  1日20分を目安に,体がぽかぽかして,汗ばむくらいの運動を続けてみましょう。

●今の気持ちを書いてみる

⇒ 人に見せないことを前提に,自分の気持ちをありのままに書いていきましょう。

  焦りが和らいで,それまで思いつかなかった選択肢に,自分で気づけるようになります。

●音楽を聴く,歌を歌う

⇒ 「音楽」は,ごく自然に,人のこころと体を癒してくれます。アップテンポの音楽は,エネルギーや活力を与え,優しくスローな曲は不安や緊張をやわらげます。思い出の詰まった曲を聞くと,思わず泣いてしまうことがあるように,言葉にできない感情を表現するきっかけを,音楽がつくってくれることもあります。

ストレスが招く~こころの病気と体の病気~

 強いストレスは,自律神経を乱し,カテコールアミンというホルモンを分泌させます。カテコールアミンは,肝臓で中性脂肪やコレステロールの合成を促進させたり,血糖を上昇させたりします。また血液を固まりやすくしたり,血管を収縮させて,血圧を上げたりする作用もあります。

 このように,狭心症や心筋梗塞,胃潰瘍,糖尿病なども心身症として挙げられ,ストレスを溜めこんでしまうと生活習慣病になりやすいことがわかっています(特定保健指導対象者の方は,ご利用頂くことで生活習慣病を予防するお手伝いもしています。)。

 もし,体の病気にストレスが関係していると判断される場合には,病気の治療とともに,ストレス状態を改善することが大切です。            

 うまくいかないことが続くなどストレスが重なると,自分のこころの中だけを見つめて,いつも同じところをぐるぐる回ってしまい疲れてしまいます。そんな時は,ひとりぼっちで悩まないで,早めに専門家(精神科,心療内科)に相談しましょう。また,各区・支所保健センター(障害保健福祉課)京都市こころの健康増進センター外部サイトへリンクします等で相談することもできます。

 年の終わりと年の初めは,いつもの生活環境が少し変化し,人との交流も増えることが多いのでは?親しい人たちとの再会でリラックスできる良い時期でもありますが,元の生活にこころも体もゆっくりペースを合わせていけるように工夫していきましょう!


                                          (保健師 F)

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局生活福祉部保険年金課

〒604-8091 京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町500‐1 中信御池ビル4階

電話:075-213-5861

ファックス:075-213-5857

フッターナビゲーション