【広報資料】京都市京セラ美術館特別展「綺羅めく京の明治美術」の開催について
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2022年4月20日
京都市京セラ美術館特別展「綺羅めく京の明治美術」の開催について
当館の特別展として,「綺羅めく京の明治美術-世界が驚いた帝室技芸員の神業」を下記のとおり開催しますのでお知らせします。
※ 本展覧会は,新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じて開催します。
1 展覧会名
特別展「綺羅めく京の明治美術-世界が驚いた帝室技芸員の神業」
2 主催
京都市,ライブエグザム,BS フジ,京都新聞,日本経済新聞社
3 会期
令和4年7月23日(土曜日)~令和4年9月19日(月曜日・祝日)
(前期:7月23日~8月21日,後期:8月23日~9月19日)
4 展覧会概要
帝室技芸員とは,明治23(1890)年に発足した制度で,皇室によって優れた美術工芸家を顕彰,保護するものです。美術界のトップランナーというべき,一握りの美術家が選ばれていました。
制度発足の背景には,美術の奨励に加え,明治維新によって幕府や諸藩の庇護を失い,窮地に立たされた画家や工芸家を救い,優れた技術を保存する目的がありました。
帝室技芸員は当代における美術の,最高の栄誉と権威を示す制度となり,昭和19(1944)年まで続くなかで,京都にゆかりのある美術家も多く選出されています。
本展では,制度が発足した明治期を中心に,京都にゆかりのある19人の帝室技芸員を紹介します。最高峰と称えられた名作を通して,明治期京都の技と美を御覧いただきます。
5 会場
京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階
開館時間:午前10時~午後6時(最終入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
6 観覧料
一般:1,800円(1,600円)
大学・高校生:1,300円(1,100円)
中学生以下:無料
※ ( )内は前売・20名以上の団体料金
※ 京都市内に在住・通学の高校生は無料
障害者手帳等を御提示の方は本人及び介護者1 名無料
確認できるものを御持参ください。
前売券発売日:令和4年4月28日
美術館公式オンラインチケット,チケットぴあ(P コード:686-062),
ローソンチケット(L コード:52633)ほか主要プレイガイドなど
7 本展のみどころ
(1)巨大なスケール,華やかな日本画
画家が自身の名誉をかけて描いた代表作。スケールが大きく,迫力があり,華やかな一級品を多く集めます。特に,明治26(1893)年のシカゴ万国博覧会に京都の画家が出品した大画面作品(現東京国立博物館蔵)や,京都・岡崎の地で開かれた第四回内国勧業博覧会に出品した屏風(現静嘉堂文庫美術館蔵)など,京都では普段見られない東京からの里帰り作品は必見です。
※ 会期中,展示替えあり
(2)工芸技術の頂点がここに
明治時代は工芸の黄金時代です。開化における世界との文化交流で工芸品は好んで輸出され,万国博覧会などで注目を集めました。政府も産業振興を目的に工芸家の育成を重視しており,結果的に日本の歴史上類を見ないほど技術の高い工芸家が多く活躍しました。本展では,その時代の最も優れた作品を集めます。
8 主な出品作品
別添お知らせ参照
9 関連プログラム
展覧会解説講座「帝室技芸員から見た京都」
日時:令和4年8月27日(土曜日)午後2時~午後3時30分
講師:森光彦(京都市京セラ美術館学芸員)
会場:京都市京セラ美術館 地下1 階講演室
参加費:無料(予約不要,先着順,要当日観覧券)
定員:60名
※ その他ギャラリートークなど,さまざまな関連プログラムを予定しています。
詳細は当館ウェブサイトをご覧ください。
10 展覧会図録
京都にゆかりのある帝室技芸員の作家をまとめて紹介する初の試みとなる図録。
華やかな作品を楽しむ画集としても,帝室技芸員をめぐる明治の制度史をひもとく研究書としても必読の一冊です。
論考執筆者:後藤結美子,森光彦(京都市京セラ美術館)
編集:森光彦,後藤結美子,中山摩衣子(京都市京セラ美術館)
ページ数:176ページ(予定)
判型:B5変型
言語:日本語
価格:未定
発売日:令和4年7月23日(予定)
お知らせ
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室美術館
電話:075‐771‐4107
ファックス:075-761-0444