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【広報資料】令和3年度 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムの採択結果について

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2021年11月30日

令和3年度 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムの採択結果について

 この度,京都市及び京都芸術センターでは,伝統芸能文化創生プロジェクトとして実施している「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」の公募において,今年度14件の応募があり,審査の結果,3件を採択しました。今後,採択した事業について共同プログラムとして実施しますので,下記のとおりお知らせします。

 1 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムとして採択した申請

伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムとして採択した申請
件名 申請者等名 内容 

古物重厚意匠糊地能楽扇の写し製作

有限会社 十松屋福井扇舗

(代表取締役:福井芳秀)

能楽や日本舞踊等で用いられる舞台用の扇には重厚細密な扇面絵が描かれているものがあるが,近年では制作の機会が著しく減少している。そこで,京都在住の能楽シテ方の家が所蔵する扇の「写し」を通じて,高度な扇面上絵技術の継承を行う。また,製作できる職人が減少している古式の扇面地紙「糊地」については,素材分析によって現在主流の「合わせ地」との違いを明確にし,その工芸的価値と舞台効果を周知する。製作した扇は,実際の公演で仕上がりを確認する。

笛譜・唱歌制作による石見神楽(いわみかぐら)の継承円滑化事業

石見神楽産業化モデル事業実行委員会(代表:日高均)

島根県を代表する郷土芸能の石見神楽の笛は,演者の口伝や独学によって受け継がれてきたが,技術の習得に大きな困難がある。そこで本事業では,京都の芸能関係者と協力して,譜面とオノマトペ(擬音)による「口唱歌」を作成し,笛の稽古を円滑に行えるような指導方法を確立させることを目指す。その指導方法を石見神楽各社中で共有することで,笛の指導者と演奏者の育成を図る。

三味線音楽のScratch教材開発:常磐津節を通じて日本の伝統芸能に親しむための教育プログラムづくりとその普及の試み

次代に邦楽をつなぐプロジェクト(代表:重藤暁)

GIGAスクール構想の実施に当たって,小学生を対象とした日本の伝統音楽に関する教材をビジュアルプログラミング言語(Scratch)で開発する。協力が得られる小学校でテスト運用し,そのフィードバックを踏まえて改良を行い,教材と指導マニュアルをウェブ上で公開する。また,教員向け研修会を開催し,本教材を小学校の授業実践に活用してもらうための普及活動を行う。
2 審査会委員
審査会委員
氏名 役職等 
 久保田 裕道 東京文化財研究所無形文化遺産部無形民俗文化財研究室長
 小林 昌廣(座長) 情報科学芸術大学院大学教授
 田口 肇 地方独立行政法人京都市産業技術研究所第5研究部長
 竹内 有一 京都市立芸術大学(京都芸大)日本伝統音楽研究センター教授
 西岡 陽子 大阪芸術大学教授
 広瀬 依子 追手門学院大学国際教養学部講師
 吉田 純子 文化庁文化財第一課文化財調査官(芸能部門)
 山中 博昭 京都市文化芸術政策監

3 お問合せ先

 <伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス>

   住所: 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター2階

   電話番号: 075-255-9600  FAX: 075-213-1004

   E-mail: [email protected]       ホームページ: http://www.traditional-arts.org/外部サイトへリンクします

 

(参考1)伝統芸能文化創生プロジェクトについて

 平成23年度に本市が策定した「国立京都伝統芸能文化センター(仮称)基本構想」に掲げるセンターに備えるべき機能の実現を目指すプロジェクト。伝統芸能文化に関する保存・継承・普及等の総合的な観点から,伝統芸能文化を取り巻く課題の改善に取り組む。本市の伝統芸能文化の活性化を図るとともに,文化庁とも連携し,全国の関係機関とのネットワーク構築を推進することで,日本の伝統芸能文化の振興に取り組み,京都の伝統芸能文化の創生につなげる。

 令和3年度は,以下の3つの事業を重点的に実施。

・ 伝統芸能文化に係る相談対応

・ 関係機関のネットワークの構築

・ 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム

 

(参考2)伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム

⑴ 目的

伝統芸能文化の保存・継承・普及を目的とした活動を支援し,伝統芸能文化を現代に適合した形で復活させることを目指す。

⑵ 特徴

伝統芸能文化に用いられる楽器・用具用品の復元や,古典芸能及び民俗芸能の活性化のための取組を公募により募集し,採択した取組を伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィスと申請者が共同で実施する。

⑶ 本プログラムとして負担する金額

上限額は,1件当たり100万円/年。

 

(参考3)伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(Traditional Arts Archive & Research Office 略称:TARO)

京都市,京都芸術センター((公財)京都市芸術文化協会)が設置する,上記のプロジェクトを推進するための事務局。

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)

ファックス:075-213-3181

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