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京都市文化財保護課50周年記念シンポジウム「文化財保護の新たな挑戦」の開催報告について

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2021年1月15日

京都市文化財保護課50周年記念シンポジウム「文化財保護の新たな挑戦」の開催報告

 現在,京都市において作成中の「未来を創る京都文化遺産継承プラン(仮称)」(文化財保護法に位置付けられた「文化財保存活用地域計画」)について,市民の皆様に幅広く知っていただくことを目的としてシンポジウムを開催しました。

開催概要

1 日時・開催方法

開催日:令和2年12月4日(金曜日)

開催時間:午後6時30分~午後8時30分

開催方法:会場及びオンライン配信にて開催

2 会場

キャンパスプラザ京都 第1講義室(5階)

 

3 参加者

会場:80名

オンライン:69名

4 プログラム

(1)第1部 基調講演

   講師: 小説家   澤田 瞳子氏

 大学時代の研究や博物館での就労経験から得た知識を活かして執筆された小説についてお話しいただきました。小説では,文化財をありのままに表現するのではなく,その背景にある時代風景や当時の人々の生活を含ませて表現しているということを御説明いただき,「一つの文化財を知ることは,ただそのものを理解することだけではなく,そこに込められている歴史や背景から過去を読み解くこととともに,現代生活の理解にもつながる」ということをお話しいただきました。

(2)第2部 パネルディスカッション

  パネリスト: 小説家              澤田 瞳子氏

          京都大学教授               岩﨑奈緒子氏

          京都大学名誉教授       髙橋 康夫氏

 司  会 : 京都府立大学教授        宗田 好史氏

 今後の本市における文化財保護では,歴史と生活文化の理解のために欠かせない有形無形のもの全てを「京都文化遺産」として大きく捉え維持継承を図るとともに,文化財保存活用地域計画の作成により,市民が自ら文化遺産を守り育てるという意識の機運醸成につなげていくという方向性を確認しました。

5 シンポジウムの内容及び参加者アンケート結果

当日のシンポジウムの内容及び参加者からのアンケート結果は以下のとおりです。

文化財保護課50周年記念シンポジウム 

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課

電話:075-222-3130

ファックス:075-213-3366

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