スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

【広報資料】京都市京セラ美術館「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989–2019」の出展作家等の決定

ページ番号275308

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2020年9月24日

「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989–2019」の出展作家等の決定

 京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」で開催する展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫 1989–2019」(会期:令和3年1月23日~4月11日)について,出展作家等が決定しましたので,下記のとおりお知らせします。

 1980年代後半から現代美術について鋭い批評活動を継続的に行なっている美術評論家の椹木野衣を企画・監修に迎え,独自の視点で選定したアーティストたちによる集合的活動にフォーカスした平成年間(1989–2019年)の美術を探ります。

1 展示構成と出展作家について

 平成の14のアーティストグループ及び集合体の代表作が一堂に会します。

 また,資料展示その他に加え,社会的事件,経済的事象や自然災害といった揺れる大地の上で,美術がどのような変遷をたどってきたかをまとめた平成の大年表を制作・展示します。

 本展は以下のとおり,大きく3つの時代で区分され,会場には,「方丈」の庵のように作品群やブースが点在し,それらは回遊するような「界隈(ストリート)」で繋がれ,平成の時空を縦横に行き来して御覧いただける構成になっています。

2 本展を構成する3つの時代区分とアーティストグループ及び集団

1989-2001 -ベルリンの壁崩壊/バブル経済崩壊/阪神淡路大震災/地下鉄サリン事件-

・ Complesso Plastico(1987-1995,大阪/東京)

 平野治朗と松蔭浩之が大阪芸術大学在学中に結成。音と映像によるインスタレーション作品で注目を集め,1990年にヴェネチア・ビエンナーレに招聘された。

・ IDEAL COPY(1988-,京都)

 京都でデビューし,1990年代以降国内外で多彩な活動を展開してきた匿名アートユニット。日常の社会システムに着目したコンセプチュアルな作品で知られる。

・ テクノクラート(1990-1996,東京)

 演劇出身の飴屋法水を中心としたアートユニット。1996年メキシコでの展示を最後に発表はしていない。機械とバイオテクノロジーを用いた身体的かつコンセプチュアルな作品を特徴とする。

・ DIVINA COMMEDIA(1991-,京都/神戸)

 ダンテの『神曲』をその名に冠したプロジェクト。京都市立芸術大学に学んだ砥綿正之と松本泰章を中心に活動を開始し,音と光の明滅による「死のプラクシス」をテーマにした作品が話題を呼んだ 。(展示協力:株式会社インターオフィス)

2001-2011 -アメリカ同時多発テロ事件/イラク戦争/新型肺炎SARS/リーマンショック-

・ GEISAI(2001-2015,東京,神奈川,埼玉,台北,マイアミ)

 日本の美術大学の学園祭(芸術祭の略称=芸祭)を由来とする,村上隆率いるカイカイキキが主催した大規模プロジェクト。出展アーティストはのべ1万人以上を数える。

・ Chim↑Pom(2005-,東京)

 卯城竜太,林靖高,エリイ,岡田将孝,稲岡求,水野俊紀の6名からなるアーティストコレクティヴ。社会と結びついた美術の実践を通して,さまざまな問いを発信し続けている。

・ contact Gonzo(2006-,大阪)

 独自に生み出された身体表現の方法論をユニット名とするグループ。現在のメンバーである塚原悠也,三ヶ尻敬悟,松見拓也,NAZEは,パフォーマンスを中心に国内外で活躍している。

・ 東北画は可能か?(2009-,山形)

 「日本画」に対して「東北画」という名付けは可能か?という問いをもとに,もう一つの美術史を模索する。東北芸術工科大学の三瀬夏之介と鴻崎正武が学生と研究・制作を行うプロジェクト。

・ DOMMUNE(2010-,東京)

 宇川直宏が開局した日本初のライブストリーミング・スタジオ兼チャンネル。2014年からアーティストインタビューの番組「THE 100 JAPANESE CONTEMPORARY ARTISTS」シリーズを継続。

<資料展示>

・ カオス*ラウンジ(2009-,東京)

 インターネット上の交流から生まれたアーティストたちの集合体。資料展示にて振り返る。

2011-2019 -東日本大震災/福島第一原発事故/拡大するテロリズム/多発する自然災害-

・ パープルーム(2013-,神奈川)

 梅津庸一が立ち上げた共同体。パープルーム予備校を拠点に美術活動と日常生活を同期させながら「日本の美術教育のオルタナティブ」と「美術運動」を実践している。

・ 突然,目の前がひらけて(2015-,東京)

 当時,武蔵野美術大学と朝鮮大学校の学生であった市川明子,土屋美智子,灰原千晶,鄭梨愛(チョン・リエ),李晶玉(リ・ジョンオク)の5人が両校の交流展に際して両者を隔てる塀に橋を架けた。本展で3度目の結集となる。

・ クシノテラス(2016-,広島)

 櫛野展正により広島県福山市にて設立されたアウトサイダー・アートのギャラリー。現代アートシーンとは異なる世界で制作を行う全国各地の表現者たちを見出して紹介している。

・ 國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト(2016-17,京都)

 自作を調整中,事故により急逝した國府理の作品《水中エンジン》の再制作プロジェクト。遠藤水城,白石晃一,高嶋慈,はがみちこにより2017年に発表、本展ではこれを再構成して展示する。

・ 人工知能美学芸術研究会(2016-,東京)

 中ザワヒデキと草刈ミカを中心に結成された研究会。AIは独自の美学を持ち得るか,自前の芸術を創作し得るかを探求する。公開の研究会や,展覧会やコンサートの開催など多方向に活動している。

3 本展の見どころ

⑴ 平成年間 (1989-2019年) の日本の現代美術を大胆に総括する初めての大規模展

 平成初頭に活動したテクノクラートを皮切りに,現在も活動を続けるChim↑Pom,東北画は可能か?ほか,平成の14のアーティストグループ及び集合体が勢揃いします。

⑵ 関西のアートシーンからも厳選して紹介

 関西ニューウェーブを担ったComplesso Plastico やDIVINA COMMEDIA,そしてIDEAL COPY,及びこれらに続くcontact Gonzo,國府理「水中エンジン」再制作プロジェクトなど,関西ゆかりのアーティストの重要な活動を作品で振り返ります。

⑶ 平成のオルタナティブな表現を再考

 平成を特徴づけるゆるやかな個人の集まりである「集合的アーティスト」のグループやプロジェクトによる多様な「作品」のあり方を,映像やインスタレーションで見つめ直します。GEISAI,DOMMUNE,パープルーム,クシノテラス,人工知能美学芸術研究会の平成年間の作品を紹介します。

⑷ 登れる!渡れる!展示室の中央に巨大な橋が出現

 「突然,目の前がひらけて」のチームが,隣り合う二つの大学の間の壁にかつて架 けた橋を再現。会場全体を俯瞰いただけます。

⑸ 圧巻の「平成の大年表」が登場

 松本弦人デザインの幅約15メートルにおよぶ「平成の大年表」で,集合的アーティストの活動を中心に,揺れ動いた平成を映しだす日本の現代美術の変遷を御覧ください。

4 会場,観覧料等

⑴ 会  期: 令和3年1月23日(土曜日)~令和3年4月11日(日曜日)

⑵ 会  場: 京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」

⑶ 開館時間: 午前10時~午後6時(最終入館は閉館の30分前まで)

⑷ 休館日: 月曜日(祝日の場合は開館)

⑸ 観覧料: 一般2,000円(1,800円) 大学・専門学校生1,500円(1,300円)

  高校生1,000円(800円)小・中学生500円(300円)未就学児無料

 *( )内は20名以上の団体料金

 *京都市内に在住(通学)の小・中学生は無料

 *障害者手帳等を御提示の方は本人及び介護者1名無料

 

 ◎ 「平成美術展」をお得にお楽しみ頂けるチケット

 ・ ペア割チケット: 一般チケット2枚で3,500円

 ・ 平成割: 平成生まれの方は1,800円。(一般のみ)

 

 主催:平成美術展実行委員会(京都市,朝日新聞社)

 企画・監修:椹木野衣

 協賛:ミネベアミツミ株式会社,株式会社サンエムカラー

広報資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は,今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室美術館

電話:075‐771‐4107

ファックス:075-761-0444

フッターナビゲーション