シンポジウム「文化遺産の保存と活用を考える」の実施報告について
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2019年11月21日
シンポジウム「文化遺産の保存と活用を考える」の実施報告について
京都市では,平成31年4月に改正文化財保護法が施行されたことを踏まえ,同法に位置付けられた「文化財保存活用地域計画」の策定に取り組んでいます。
同計画の策定にあたり,今後求められる文化遺産の保存と活用のあり方について,文化遺産の所有者及び関係者が集い,共に考える機会を設けることを目的に,令和元年10月23日に,京都経済センターにおいて,シンポジウム「文化遺産の保存と活用を考える」を開催しました。
当日は, 70名の方が参加され,近年の文化遺産を取り巻く状況等について有識者からお話しいただいた後,参加者から文化遺産の保存と活用に関する意見・アイデアを,京都文化財保護審議会答申(平成31年3月)で示された「1.見つける」「2.知る」「3.守る」「4.活かす」の4つのキーワードと「5.その他」の項目ごとに,付箋に書き出していただき,事務局が類似する意見等を取りまとめ,発表しました。
<プログラム>
第1部 基調講演
・ 基調講演1
「文化財を活かした地域社会 ー文化財保存活用地域計画の意義ー」
京都橘大学 文学部 歴史遺産学科 教授 村上 裕道 氏
・基調講演2
「文化財活用事例としての寺子屋と、非営利組織から見た文化財の可能性」
NPO法人寺子屋プロジェクト 代表 荒木 勇輝 氏
第2部 参加者による意見
第3部 特別講演
「「文化財」保存・活用を地域の生活史から見直す」
京都高低差崖会崖長 梅林 秀行 氏
参加者からの意見
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課
電話:075-222-3130
ファックス:075-213-3366