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京都市山科区

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山科区のプロフィール--大石内蔵助ゆかりの史跡

ページ番号13276

2011年6月22日

 

 赤穂藩主・浅野長矩(ながのり)の無念をはらそうと、家老・大石良雄(内蔵助)が四十七人の義士隊を組織して討入りを果しました。「忠臣蔵」で有名な大石良雄は、討入り前の一年有余、山科の地に住居を構えていました。そのため、山科には、赤穂義士にまつわる数々の史蹟が今日に伝わっています。


 大石内蔵助たち赤穂義士が討入りを果してから300年を迎えた平成14年の市民しんぶん山科区版(6月~12月号)に掲載した、大石内蔵助ゆかりの史跡をホームページ上でご紹介します。

 

 

 

第1回  瑞 光 院(ずいこういん)

瑞光院内




 瑞光院は赤穂藩主・浅野長矩の妻・瑶泉院と二代目住職が親戚であったところから、浅野家の祈願寺となります。浅野家断絶後、内蔵助が山科に移ると長矩の墓を建てて供養し、同志と復讐について密議する場所としたと言われています。  

瑞光院正面




場 所 山科駅から北へ徒歩17分
拝観料 無料
時 間 午前9時~午後4時

 

 

 

第2回  岩 屋 寺(いわやじ)

 今回は内蔵助の隠棲の地と伝えられる岩屋寺をご紹介します。
 赤穂城明け渡しの後、内蔵助は山科の地に家を新築し、ひそかに討入りの謀をめぐらしたといわれていますが、討入りを果たした後、邸宅、田畑など一切の財産を岩屋寺に寄進しました。本堂に浅野長矩の位牌や四十七士の像が祀られているほか、収納庫に赤穂義士にちなんだ数々の遺物・遺品が保存され、一般に公開されています。

岩屋寺

岩屋寺

遺髪塚

遺髪塚

隠棲旧址碑

隠棲旧址碑

 

 討入りの前の一年有余、内蔵助が隠れ住んだという邸宅は現存していませんが、その跡地を示す隠棲旧址碑が残っています。また、本堂の横にある茶席は、大石邸の古材を使って建てられています。
 おなじみの太鼓の紋章で目をひくのが、内蔵助の「遺髪塚」です。自刃した内蔵助の遺髪を寺坂吉右衛門が持参し、祀ったといわれています。

 

場 所 JR山科駅から京阪バスで「大石神社」下車、南へ徒歩7分

時 間 午前9時~午後4時30分

 

 

 

第3回  大 石 神 社(おおいしじんじゃ)
 大石神社は内蔵助をはじめとする四十七士の義挙を顕彰するため、昭和10年、京都府知事を会長とする大石神社建設会、山科義士会、浪曲界の重鎮であった吉田大和之丞らによって建立された神社です。境内には御神木の大石桜があります。
 毎年12月14日、討入りを記念して義士祭が行われ、「義士行列」の最終目的地にもなっています。


場 所  JR山科駅から京阪バスに乗り、「大石神社」下車、南西へ徒歩3分
問合せ 大石神社(電話581-5645)

大石桜

大石桜

大石神社

大石神社

 

 

 

第4回  花山稲荷神社(かざんいなりじんじゃ)
 花山稲荷神社は、内蔵助が山科に隠棲していた時、崇敬することがあつく、後年俗に大石稲荷ともいわれるようになった神社です。
 内蔵助が寄進したといわれる鳥居、同志の心底を試そうと血判させたという血判石、その上に座って沈思黙考をしたという断食石の一部が残されています。


場 所  JR山科駅から京阪バスに乗り、「花山稲荷」または「川田道」下車
問合せ 花山稲荷神社 (電話581-0329)

血判石

血判石

断食石

断食石

花山稲荷神社

花山稲荷神社

 

 

 

第5回  腰 掛 石(こしかけいし)

腰掛石




 この腰掛石は、京阪バス大石神社バス停から西、滑石越をそのまま進んでいくと、峠を下り始めてすぐのところにあります。
 大石内蔵助が山科に隠棲していたとき、遊里に通う際にこの滑石峠を越えて行ったと言われており、泥酔した内蔵助はしばしばこの石で休憩したと伝えられています。

 

 

 

第6回  極 楽 寺(ごくらくじ)
 区内の内蔵助ゆかりの史跡を紹介してきたこのシリーズもいよいよ極楽寺で最後です。
極楽寺は西野山に隠棲した内蔵助が、浅野内匠頭の位牌を納めた寺で、鎖帷子や硯箱など、義士の遺品も多く残っています。また、庭にある五輪の塔は遺髪塚であったといわれています。


場 所  JR山科駅から京阪バスに乗り、「大石神社」下車、南西

問合せ 極楽寺(電話581-5347)

五輪の塔

五輪の塔

極楽寺

極楽寺

 

 

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