京都市では,「環境モデル都市・京都」のシンボルプロジェクトに位置付ける「木の文化を大切にするまち・京都」を推進するため,平成20年12月に市民会議を設置しました。
市民会議では,具体的な検討テーマのひとつとして「平成の京町家」を掲げ,京都の木造文化ひいては生活文化を象徴する京町家の伝統と知恵を受け継ぎながら,先端の環境技術を融合させた新しい京都の住宅モデルの開発と,その普及促進策について検討されました。
現在,京都市では,平成22年4月に提出された市民会議の検討報告書に基づき,平成22年8月5日に設立された「平成の京町家コンソーシアム」と連携して,「平成の京町家」を普及・促進させる施策を進めています。
参考 「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議の報告書
「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議検討報告書(ファイル名:kinobunka-honpen.pdf サイズ:1.81 メガバイト)「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議検討報告書
「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議検討報告書概要版(ファイル名:kinobunnka-gaiyou.pdf サイズ:1.44 メガバイト)「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議検討報告書概要版
「平成の京町家」検討プロジェクトチーム検討報告書(ファイル名:kinobunka-heiseinokyomachiya.pdf サイズ:4.84 メガバイト)「平成の京町家」検討プロジェクトチーム検討報告書
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には,Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。「平成の京町家」は,伝統的な京町家の知恵と現代の環境技術を融合した京都型の環境配慮住宅であり,次の2類型を設定しています。
1) 伝統型
伝統的な京町家の意匠や構造(伝統構法)を踏襲したもので,既存の京町家の建替えなどを想定した類型
2) 一般型
現在普及している一般的な工法に伝統的な京町家の知恵を取り入れたもので,注文住宅や分譲住宅を想定した類型
※一般型については,長期優良住宅であることを認定基準の一つとしていますが,伝統型については,現行の長期優良住宅の基準で伝統構法を評価することが困難なため,長期優良住宅に準じた仕様とすることを求めています。
京町家など京都の住宅では,内部と外部の関係性が重視され,それらをつなぐ通り庭や縁側等の空間で環境の調整が行われるとともに,その関係性の中で季節に応じた豊かな居住文化が蓄積されてきました。
この内部と外部をつなぐ中間領域「環境調整空間」を設けることが,「平成の京町家」の空間コンセプトです。
「平成の京町家」の本質は,京都の生活文化や町並み景観,そして木の文化を象徴する既存の京町家と共存できることにあり,生活文化の継承・発展,景観の保全・再生,地球温暖化対策の各側面から,「平成の京町家」と既存の京町家とが連担したまちをつくることが求められています。
また,単体としての「平成の京町家」は,全国で画一的な長期優良住宅に,京都の気候,風土,文化に根ざした京町家の知恵を加えたローカルモデルとして,京都のまちにふさわしい環境配慮住宅の在り方を示すものです。
※ 「平成の京町家認定制度」については,認定制度のページをご覧ください。
※ 「平成の京町家」の認定に対して,補助制度等を設けています。詳しくは,こちらをご覧ください。
※ 「平成の京町家コンソーシアム」については,「平成の京町家コンソーシアム」についてのページをご覧ください。
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