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京町家の保全・再生

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2015年7月30日

京町家からはじまる京都の新世紀『京町家再生プラン』

 京都市では,京都のまちの歴史・文化の象徴であり,今日もなお多くの市民の都心居住を支えている京町家の保全・再生に向けて取り組んでいます。

 

京町家再生プラン

 京都の歴史・文化の象徴である京町家の保全・再生を促進するための支援策として,『京町家再生プラン』を策定しました。 (平成12年5月9日)
 京町家は,今日もなお居住用・事業用として幅広く利用され,町衆の自治の息づく市民の生活を支えています。
 本プランは,都心部に約4万8千軒存在する京町家の現代的役割を評価し,保全・再生に関わる課題を整理したうえで,取り組むべき21項目の内容をアクションプラン21としてとりまとめています。

☆くわしくはこちら

 

京町家再生プラン

アクションプラン21

 京町家の保全・再生に向けての取組を21項目のアクションプランとして,次の3つの視点からとりまとめました。
 公益財団法人京都市景観・まちづくりセンターを橋渡し役として,住民・企業・行政のパートナーシップでこれらの施策を実施していきます。

 

○ひと~くらしの文化の継承・発展

京町家に暮らす「人」が誇りをもち,安心して住み続けられるネットワークづくりを支援
 ・京町家交流ネットワークの形成
 ・京町家なんでも相談システムの整備
  など

○たてもの~空間の文化の継承・発展
 建物としての京町家の適切な改修等を支援
 ・改修工事なるほど手引きの整備
 ・モデル事業を通じた京町家改修の情報発信
 ・公的な融資制度による改修の普及
 ・京町家を維持・継承するための建築行為を可能とする方策の検討
 ・京町家基金の創設の検討
  など

○まち~まちづくりの文化の継承・発展
 京町家の魅力を幅広い分野でより有効に活かすことを支援
 ・地域まちづくりの促進
 ・地区単位での整備手法の検討,都心景観の保全・再生方策の検討
 ・都市型観光の促進
 ・新事業創出や商標振興等に向けた京町家の活用方策の検討
  など

 

京町家
京町家

京町家に新しいデザインを加えてモダンなレストランに

新しい自然素材を活用してリラクゼーションの場として再生

新しい自然素材を活用してリラクゼーションの場として再生

京町家を住みやすい住宅として再生

京町家を住みやすい住宅として再生

壁の白さが京町家を新鮮に見せている

壁の白さが京町家を新鮮に見せている

京町家まちづくり調査

 京都市域に残存する京町家等について把握するため,京町家の専門家や関連団体の方々,多くの市民の皆様の御協力を得て「京町家まちづくり調査」を実施しました。

京町家まちづくり調査の様子(平成20・21年度)

これまでに実施した調査

平成10年度「京町家まちづくり調査」(第Ⅰ期調査) 概要  集計結果 

平成15年度「京町家まちづくり調査」(第Ⅱ期調査) 概要  集計結果

平成20・21年度「京町家まちづくり調査」(第Ⅲ期調査) 概要と集計結果

京町家とは

 

 京町家は,平安時代の中期に起源を持ち,その原型は,江戸時代の中期に形成されたとされています。
 その後も少しずつ変化を繰り返し,大正末期から昭和初期に建築されたものがその最後の様式であるとされています。
 その特徴の第一は,伝統的な軸組木造であることです。柱や梁といった木造の構造部材が化粧材として外観だけでなく,内部空間にも現れています。特に,通りから奥の庭まで細長く続く土間部分(「通り庭」と呼ばれます。)を見上げたときに見える木組みや,平入りの軒を支える木組みは美しいものです。
 第二の特徴は,都市住民が都市の中で高密に住み,商い,生産する建物であることから,外壁が表通りに面し,隣の建物と近接し,軒を連ねているという点です。
 更に,外観の特徴として,瓦屋根,大戸(おおど),格子戸,出格子,虫籠窓,土壁などが見られ,基本的には2階建てとなっています。
 内部空間は,通り庭に沿って部屋が細長く続き,奥に庭を設けています。比較的大きな商家の場合は,更に離れや蔵を設けたり,表屋造と呼ばれる表の棟(事業所部分)と奥の棟(住居部分)が坪庭で結ばれるという造りになっているものもあります。


 

通り庭

通り庭

木格子

木格子

京町家に関するトピックス

 

☆財団法人京都市景観・まちづくりセンターにおいて,「京町家まちづくりファンド」外部サイトへリンクしますが創設されました。ただいま,寄付の申出を受け付けています。(平成17年9月)

☆国土交通省において,「町家等再生・活用ガイドライン」外部サイトへリンクしますが策定されました。(平成16年12月)

国の都市再生本部外部サイトへリンクしますによる,都市再生プロジェクト(第3次決定)に、都市における既存ストックの活用として,「京町家をはじめとする都市の中心市街地の建築物について,伝統的な外観の継承や居住性の向上を図りつつ、再生・活用に向けた取組を強化する。」が盛り込まれました。(平成13年12月)

お問い合わせ先

京都市 都市計画局まち再生・創造推進室

電話:075-222-3503

ファックス:075-222-3478