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第46回市民参加推進フォーラム

ページ番号180315

2015年3月25日

案件名

第46回市民参加推進フォーラム

開催日時

平成26年12月18日(木曜日)9時30分~11時30分

開催場所

京都市役所 F会議室

議題

(1)第2期京都市市民参加推進計画改訂部会の進捗について
(2)職員のための市民参加推進の手引き(市民活動編)作成部会の進捗について
(3)その他

公開・非公開の別

公開

議事内容

【出席者】 市民参加推進フォーラム委員11名(石井委員,川島委員,小辻委員,芝原委員,
      高田委員,竹内委員,辻委員,永橋座長,西村委員,野池委員,本城委員)
【傍聴者】 1名
【特記事項】 動画共有サイトUstream(ユーストリーム)による会議のインターネット中継を実施

【内容】
1 開会
<事務局>
 予定の時間となったので,ただいまから「市民参加推進フォーラム第46回会議」を開催させていただく。本日はお忙しい中,また,寒い中お集まりくださりありがとうございます。市民参加推進フォーラムについては,本市の市民参加の推進にあたり色々な御意見をいただく大変重要な附属機関である。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 まず,資料の確認をさせていただく。資料1~8,参考資料1~4をお配りしている。参考資料については,第45回会議,各部会の摘録案である。12月24日までに各自の御発言を確認いただき,修正等あれば,事務局まで御連絡いただきたい。12月25日以降にホームページ上で公開させていただく。
 本日の委員の出欠状況について報告させていただく。大室委員,杉山委員,林委員,村上委員については都合により御欠席という連絡をいただいている。小辻委員,高田委員は,若干遅れると御連絡いただいている。
 本日の会議については公開すると共に,インターネット上の動画配信サービス「ユーストリーム」を利用した生中継も実施しているので御了承いただきたい。それでは,以後の議事につきましては,永橋座長にお願いする。

2 座長挨拶

3 議題
<永橋座長>
 本日の議題は,「計画改訂部会の進捗状況の共有」,「手引き部会の進捗状況の共有」,「審議会の公開状況の確認」の3つである。
 最初に,計画改訂部会の進捗について石井部会長から御報告いただく。

(1) 第2期京都市市民参加推進計画改訂部会の進捗について
<石井委員>
 計画改訂部会では,9月30日,10月13日,10月31日と3回自主勉強会を行い,現行の市民参加推進計画に基づき実施されている45施策についての内容の説明を受け,疑問点等を共有しながら進めてきた。全体の共有事項として,「計画改訂は各施策を1つ1つ見るのではなく,全体として重点課題やカテゴライズを明確化し,事業の評価を再構築していく」,「第2期京都市市民参加推進計画P59,60に記載された京都市の『市民参加』の全体像の図を頭に入れ,それに基づきながら進めていくべきである」,「現在,推進施策1~3,推進体制と大きな柱が4つある中で,地域コミュニティ活性化の課題を踏まえて,これからの5年間では,推進施策2『市民のまちづくり活動の活性化』に力を入れて取り組んでいくべきである」という事で意見が一致している。
 今後は,1月開催予定の第3回部会で,京都市基本計画やその他の計画の中間見直しの状況,他都市の情報を参考にしながら,今後5年間で力を入れるべき内容,新たに追加するべき内容について検討する予定である。
 また,2月11日に開催予定の市民参加円卓会議の準備も予定している。市民参加円卓会議では,「市民のまちづくり活動の活性化」を主要テーマとし,まちづくり活動をしている市民の実感や課題だと感じていることなどの意見を聴取する予定である。
 3月開催予定の第4回部会では,市民参加円卓会議での議論を踏まえ,改定計画のイメージの作成作業を行う予定である。

<永橋座長>
 計画改定部会の委員の方からもご意見をうかがいたい。本城委員,補足等あればお願いしたいがどうか。

<本城委員>
 勉強会の議論で,「施策の項目自体が市民参加を進めるステップとして設定されており,市民参加推進のためのチェック項目になっている」ということが理解できた。計画の見直しの中で,大きな流れを理解し,やっていくと,京都市の市民参加は前に進めるのではないか。

<永橋座長>
 芝原委員はどうか。

<芝原委員>
 これからの5年間を我々がどう描くかが重要だと思う。推進施策2「市民のまちづくり活動の活性化」を重点項目として,どこまで行政がやるのか,どこから民間がやるのかの線引きについては,もう少し議論をすべきだと思う。

<永橋座長>
 辻委員はいかがだろうか。

<辻委員>
 色々な取組が始まっており,数が多いことも分かったが,やっている取組の中で市民参加の質を上げていくことが必要だと感じた。これまで計画全体をじっくり見る機会がフォーラムでもなかったのが良くなかったかもしれないと感じている。計画を見直し,使っていけるものにするためには仕組を考えた方が良いのではと思っている。区の現場でもいろいろな取組を展開しているので,区の現場で活動している方とフォーラムとで対話出来るような仕組が作れたら良いと思う。また,市民活動を活性化していける具体的な主体を,長期的な視点で育てていくことも必要だと感じた。

<永橋座長>
 計画改定部会のメンバーから意見をいただいたが,他の委員から何かあればうかがいたいがいかがか。
手引き部会の進捗報告後にまた意見をうかがいたい。今後のスケジュールについて再度石井部会長からご説明いただけるか。

<石井委員>
(1月以降の流れを再度説明)。

<永橋座長>
計画改訂は来年度であるため,今年度の作業は推進施策2「市民のまちづくり活動の活性化」について取り上げ,市民参加円卓会議で色々な方に参加いただき意見をうかがうということだが,市民参加円卓会議のイメージや,今後の改訂作業について,事務局としてはどう考えているのかご紹介いただきたい。

<事務局>
 部会ではそれぞれの事業の進捗をご確認いただき,計画に掲載している204の事業全てがスタートしており,終了,継続している状況だと共有させていただいた。今回の計画改訂の際には,「市民活動をいかに活性化するのか」という所が重要なポイントになると議論していただいたが,私共もその辺りは感じている。
 今までの計画のスタンスは,「市民の方がまちづくり活動に参加する上で,制度,仕組みをどう整備していくか」という事に主眼を置いたものになっていたが,少子高齢,人口減少の時代になってくる事を踏まえると,行政が公共的なものをカバーする事が今後非常に難しくなっていくと感じている。その中で,市民の活動,市政への参加をどう広げるか,と言う事が,計画改定での大きなポイントになると感じている。
 別紙が,計画改訂について「事務局としてこういう所が重要ではないか」という点をまとめたものになる。これを叩き台に議論を深めていただけたらと思っている。
 資料6は,その点を含めた市民参加円卓会議の案である。議論の中で,推進施策2「市民のまちづくり活動の活性化」の重点化を図るべきだという事を皆さんに確認いただいているので,市民参加円卓会議では推進施策2をテーマにして,市民の方から意見をいただく場としてはどうかと思っている。運営は,計画改訂部会の方が中心になるが,フォーラムの皆さんで取り組んでいただけたらと考えている。
 参加を呼び掛ける対象については,一般市民という事で広報し,どなたでも参加ができるという形を取る。ただ,例えば地域コミュニティ活性化推進審議会のメンバーの方,各区のまちづくりアドバイザー,また,今後持続的な市民活動,社会活動を担保するという事で,ビジネスの手法をどう取り込むかが重要になってくると考えているので,ソーシャルビジネスを推進している方,そういった市民のまちづくり活動の活性化に重要な役割を果たすと思われる方に,積極的に参加を促してはどうかと考えている。
 実施の時期については,去年同様2月11日の午後を想定している。内容については,推進施策2の各施策項目について参加いただく皆さんにチェックしていただき,ここに書かれている事について,どの程度必要性を感じるか,実際に市民活動に携わっている方なら実感としてどう感じているか,という事を語っていただきたいと思っている。そこから,足りないものは何か,こういった所は進んでいるのではないか,今まで議論をしてきた中で見出せなかった重要事項は何か,行政・市民それぞれがどういう事をやっていくべきか,という事を聞き出すのはどうかと考えている。

<永橋座長>
 2月11日の市民参加円卓会議では,市民,関係している団体の方々,まちづくり活動に関わっている方々に,京都市における地域のまちづくり活動の活性化や,行政からの支援についてどう感じておられるかという事をチェックしていただくということかと思う。「この計画の施策をチェック項目として使っていこう」と話してきたが,実際に市民の目からチェックしてもらうということである。
 市民参加円卓会議の前には市職員円卓会議(職員研修)として,職員は市民のまちづくり活動の活性化支援についてどういう認識をしているのか,現場でどのように実践しているのか,ということを協議する場を設ける。市民と行政職員,双方向からチェックすることで,曖昧な事や,もっと必要な事が出てくれば,それを計画改訂,手引きに活かしていきたいと思っている。
 なお,第2回公募委員サロンの日程についてはまた後程検討したい。
 さて,推進施策2すなわち第2章に焦点を当てるという話をしてきたが,第1,3,4章についてノータッチなわけではない。第1章に書かれている市政参加の仕組みも大事であり,確認していかなければいけない。第2章を検証しながら,第1章に記載されている仕組や制度に関して,「こういう事は大事だ」という事をフォーラム内でチェックしていければと思っている。第3章は情報の公開と共有,第4章は庁内の推進体制についてだが,これは第1,2章を支えるインフラである。第2章のチェック後,第1章第2章を支える上でどういった点が重要かという視点で,第3章第4章についてもフォーラム内で確認したいと思う。
 では,竹内委員,手引き部会の進捗のご報告をお願いします。

(2) 職員のための市民参加推進の手引き(市民活動編)作成部会の進捗について
<竹内委員>
 これまでに部会を2回開催している。資料5には「手引きのコンセプトやターゲット    について協議し,今後の進め方について確認した」と書いているが,「こんなものが出来そうです」という報告はまだできない状態であり,どんな柱立てでいくのか,どういう事を盛り込むのかという事についても,白紙状態である。手引き部会に参加されている皆さんも,「本当に出来るのか」と心配かと思う。ただ,改訂部会は第2章「市民のまちづくり活動の活性化」について中心的に議論するという事だが,手引き部会もこれにリンクしている。というのは,手引き部会では,実際に市民のまちづくり活動を支える職員のあり方を手引きとしてまとめることになるということだ。
 改訂部会の議論や,今までフォーラムで行ってきた手引きの議論,また,昨年度作成した「協働がおいしくなるKyoのレシピ帳」等,手引きに必要な材料は既にいくつか持っている。それを踏まえて私達は「職員の方の声をきちんと聞き取ろう」という事で市職員円卓会議の準備を中心に行ってきた。座長自ら,市職員円卓会議のプログラムについて提案していただいたので,その点については永橋座長の方から説明をお願いしたいと思っている。また,市職員円卓会議は,手引き部会のメンバーだけではなく,計画改定部会の委員の皆さんにもご協力いただき,豊かなものにしていきたいと思っている。
 今後のスケジュールだが,1月30日の市職員円卓会議で,市民のまちづくり活動に職員が関わる時,または関わらない時に,どういう事が必要なのか,どういった振る舞いが必要なのか,注意点等について意見をいただきたいと思っている。その後引き続き同じ会場で勉強会を行い,出てきた意見をまとめ,手引きがどういう形になるのかを共有する所までをやりたいと思っている。1月30日中に,出来れば役割分担まで進められれば良いなあと思っている。それを各自の宿題とし,第47回の全体会議の前に第3回部会(3月初旬)を持ち,大体の構想を作り,全体会議で報告したい。第47回の全体会議の中で報告後,3月末までに手直しを行い,翌年度の全体会議で公開という流れになっていくかと思う。
 市職員円卓会議の中身については,永橋座長の方から説明をお願いします。

<永橋座長>
 資料7をご確認いただきたい。まずは市職員円卓会議の対象者だが,課長級以下の職員に各局区から1,2名程度ご参加いただきたいと思っている。現在まちづくりに関する相談や支援などの業務,市民参加事業などに従事している職員,もしくは,これまで庶務や経理等,市民と直接の接点が少ない業務に従事していた職員,計30名前後に参加していただきたいと思っている。
 参加職員には実際に計画の第2章「市民のまちづくり活動の活性化」に書かれている施策を実践できているか等,事前にチェックしてもらうということで実施したい。具体的には,「地域における幅広い分野の活動主体の活動をつなげるネットワークづくりについて必要性を感じていますか?また,あなたは業務を通じて推進していますか?した事はありますか?」と計画に書かれている20の施策の文言を質問形式にし,それぞれについて職員自身がどういう状況なのかということをチェックしてもらうということである。
 計画では「推進しなさい」と書いてあることを,「推進出来ていますか」と投げかけ,職員の実際の状況や気持ちを聞く。各項目の評価については,「必要だと思うし促進している,実践している。組織としての促進,個人としての促進」など,何らかの形で促進をしていれば「◎」。「実施出来ていないけど大事だと思う,必要だと思う」のであれば「○」。「実施できているか知らない,分からない,必要か分からない,具体的にイメージできない」のであれば「?」。「その他,実施はしているがこのままで良いとは思わない等」は「△」でチェックしてもらうことを想定している。
 チェックしていただきながら,疑問,気付いた事,思い出した事等を欄外に記入していただき,事前に回収し,我々で把握する。当日は,5人程度のグループで話し合いを行うが,その際には,まず各人のチェック内容が分かるような一覧表を作る。参加者それぞれの職種,立場によって色々な回答があると思うが,それを反映した一覧表を見ながら,「何故ここにこのチェックを入れたのか」という事などを話し合う。そうすることで,具体的な状況や,1人1人の気持ちが聞けるのではないかと思っている。また,「文言が抽象的である」というリアルな声や,職員の実践からの知恵等,知見を引き出していきたいと思っている。できるだけ市職員の方に,ざっくばらんに話していただける場にしたいと思う。
 これは手引き部会の活動だが,計画改訂部会の作業ともリンクしているので,計画改訂部会の皆さんにもご参加いただきたいと思っている。

<竹内委員>
 仕組みと場と人が揃って施策は動き出すと思っている。仕組みは,フォーラムが関わりながら整ってきている。場も広がってきている。人の面で,計画改定部会では,市民の声を聞きながら市民と市民のまちづくり活動がどう育っていくか,手引き部会の方では,市職員の声を聞きながら,市職員が育っていく為の手引きとして,研修に使えたり,振り返ってもらえたりするような手引きを作ろうとしている。2つの部会は第2期計画の2章「市民のまちづくり活動の活性化」というテーマを市民と行政の立場からみていくという事を常に意識しながら運営していければよいと思う。

<川島委員>
 率直な意見が出るようなファシリテーションが肝になるのではないかと思う。色んな意見が出ると,アウトプットの時に,どの方をターゲットに手引きに書き込めば良いのかという問題点が出て来るとは思うが,実情に沿ったものが書けると思う。まずは,円卓会議をどう成功させることができるかというところだと思う。

<小辻委員>
 どういう職員の方が来られるのかイメージができていない。また,班によっては議論に偏りが出るのかもしれないが,実際にチェックしていただいた際に「△」がどんどん出てくれば,「なぜ必要ないと思うのか」等と色々と議論することができ,職員にとって手引きを作る意味があると思うので,そういう事を言っていただけるような円卓会議にしたい。

<野池委員>
 職員の方に沢山参加していただければいいと思う。市が作った計画なので,本来であれば職員の皆さんは知っていて当たり前のものだと思うが,現実的には各現場,各担当の状況により,深く読み込んでいない方もいると思う。
 本来は,職員が市民と関わったり,接したりする際の指針となることが計画に書かれているはすなので,研修という場をもつことでしっかり認識してもらいたいと思っている。
 今回の研修では,市の職員の方々からは計画の認識の穴を埋めるような手引きになるような意見がひろえ,私達もそこにメッセージを添えることで,計画が上手く生きるような手引きが作れればいいなと思う。

<西村委員>
 職員の方にチェックシートを事前に記入してもらう際,職員がどの程度推進計画について知っているかで回答時間に差が出てくると思う。時間を取って読み込んでもらわないと回答が難しいのではないかと思うので,研修の一環という事ならば,回答する時間をしっかり取ってあげて欲しい。この研修に申し込むのは,意識が高い職員の方だと思うので,適当にチェックする事はないかと思うが,時間を掛けてチェックシートを完成させていただきたい。円卓会議当日に,チェックシートが出来なかった職員さんからも話をしっかり聞けるような場になるとよいと思う。

<永橋座長>
 チェックシートは確かに沢山の項目がある。回答にどれくらい時間がかかるのか,分かりにくいところはないか等,事務局のシミュレーション結果からまた検討したい。

<竹内委員>
 どういう職員の方へ,どういう形で参加を呼びかけるのか,という点について事務局から資料をもらったが,局,区,支所から1人ずつ参加いただけるとちょうど30人位になるようだ。市民参加に関わった事のある職員か関わった事のない職員のどちらかを各局区等から出してもらい,その上で,「あまりにも偏りがあるようなら調整をお願いする事もあります」という事を付けた案内を作成し,参加を呼びかけてもらう予定。偏りはあるかも知れないが,全庁的に30人程度集まると考えておきたい。

<辻委員>
 完成した手引きは,その後どのように活かしていくのだろうか。
 また,資料のチェックシート(案)の文言が難しい,抽象的だという感じがした。計画には具体的な事が書いてあるのでイメージしやすいが,チェックシートの項目は凄く抽象的で,どういう活動が当てはまるのか分かりにくい。計画のコピーを付けたり,具体例を記入した方が良いのではないかと思った。

<永橋座長>
 手引きをどう活かすかという事については提案という事で受け止めたいと思う。手引きの「市政参加編」を作成した際には,新人研修等色んな研修で活用したと聞いたので,今回作る手引きについても,どういう形で使っていくのか,という事は重要である。
 「チェックシートの文言が難しい,抽象的だ」という点については,参加された職員さんからも意見をいただきたいと思っている。文言から全くイメージが湧かないのであれば,今の計画ではこういうプロジェクトがあるという事を事務局の方からアナウンスしていただいても良いと思う。職員さんに,自分の事として考えていただく事が重要だと思うので,必要に応じて対応していきたい。

<本城委員>
 市民参加円卓会議のことについて,質問してもよいだろうか。
 計画改訂部会も「市民のまちづくり活動の活性化」に重点を置いて市民参加円卓会議を行うという事だが,部会では,どう計画の見直しをやっていくか,どういう構成でやっていくかという議論をこれまで行ってきて,勉強会も3回行って,やっと事業の内容等が理解できた。全てを説明する事は無理だと思うが,これまでの検討内容,経緯を説明したうえで,「市民の皆さんにはこういうことが聞きたい」と議論の目的をしっかり伝えた方が良いのではないかと思う。
 参加される方は意識が高い方だとは思うが,市民参加の意識が高い方はそれぞれの立場でやりたい事があるという方が多いので,議論がまとまらないのではないかとも思う。自分の話を一生懸命してくれる事が悪い事ではないが,今回は目的を持って集まっていただく場だと思うので,事前に資料を配布し,状況を確認してから参加していただいた方が良いと思うが,そうしたことは考えているのか。

<永橋座長>
 事前資料は必要だと思う。先週行った副座長,部会長と事務局の事前打合せでも,市民から具体的な意見をいただけるように,事前の資料配布は必要ではないかという話になった。
 一つの案として,市職員向けのチェックシートと同じような形で市民向けのチェックシートを作るというアイデアがある。市民は支援を受ける側になるので,文言は変えないといけないし,まだ具体的な作業には入っていないのだが…。
 行政はこういう事をやると言っているが,それが十分に機能しているのか,的を射ているのかという事をチェックしてもらう。或いは,自分たちはこういう事をやっていて,行政とやっていきたいという事などを,それぞれの活動から事前に引き出せるようなチェックシートを作成してはどうかという話になっている。市民参加円卓会議に参加される方々にはそのチェックシートでチェックしていただいてはどうだろうか。
 ある程度事務局側で案を作り,それが本当にチェック出来るものかどうかという事を,次回1月開催の計画改訂部会で確認したいと思っている。

<事務局>
 周知期間の問題もあるが,事前申込制にするのであれば,チェックシートは参加申し込みをしていただいた時点でお送りしなければならず,また,回答していただく時間を確保するという事を考えると,2月11日の一週間前まで位にはチェックシートを届けられるよう準備したいと思う。そうすると,色々な準備がかなり前倒しになる。ひとまず事務局で叩き台を作り,皆さんにメール等で送らせていただき,部会会議の前に集約した形のものを一旦まとめ,最終確認を部会でしていただくというスケジュールで進めてはどうか。

<永橋座長>
 僕は,事前申込制というイメージだったが,市民参加円卓会議の本来の趣旨から言うと,フリーで来てくださいという呼びかけ方法もあったのだろうか。

<事務局>
 早めに告知を行い,定員を定めて申込制で行うという形が普通かと思う。

<永橋座長>
 では,事務局で市民向けの事前チェックシートを作成していただき,年末年始にやり取りをして,集約したものを第3回計画改訂部会で最終確認するということで進めたい。
 また,辻委員からあった手引きの使い道についての発言だが,「使う」ということで言えば,「協働がおいしくなるKyoのレシピ帳」を市民参加円卓会議でも使えればとふと思った。市民参加円卓会議では,「行政はコーディネート役を果たして欲しい」という意見も出てくると思う。ソーシャルビジネスでも,企業が地域に入り社会的な活動をされる時に,行政と組むと信用度,機動力が付くと言う事も石井委員からうかがっているので,協働のレシピ帳の話もどこかで盛り込めないだろうか…。また検討してみたい。

<高田委員>
 市職員円卓会議は選ばれる人が大事だと思う。言いたい事を持っている人は色々いると思うが,各部局から1人だと所属長等が選ぶ事になると思う。「意見がある人はメールをください」というような呼びかけをして,他にもチャンネルを持っておくことが必要かと思う。円卓会議が終わってから思いついたことを発言してもらえるといいとも思う。せっかく参加して貰ったのだから,その後も関わって貰える繋がり作りは大事だと思うし,その後もやり取りができるきっかけになるのではと思う。

<永橋座長>
 手引き作成,計画改訂を担うのは京都市の職員なので,1回1回の会議で終わるのではなく,その後もやり取りが出来る,繋がっていけるような関係作りは確かに大事だと思う。ストーリーてらG(毎月第2水曜開催の職員同士の勉強会)につなげていくのも1つの形だと思う。
 手引きも,そうした中で,新しい事態が出てくれば情報を更新していけると良い。

<淀野局長>
 研修への職員の参加については,全くその通りだと思う。今回,全ての所属から1人ずつ参加してもらうという形で進めなくてもよいのではないかと思っている。全所属から1人ずつ参加してもらうという形にすると,参加希望者が出て来ないので所属長が行く人を決めるような流れになる恐れがあると思っている。先ほど言っていただいたとおり,全職員に周知して希望者を募り,必要に応じて調整をするという方法を取れれば良いと思う。

<永橋座長>
 では,そういった形で進めていただければと思う。研修後も繋がっていけるような形については,私達も胸に留めながらやっていきたい。
 ほかに何かあるだろうか。

<小辻委員>
 市民参加円卓会議の対象者というのは,広く一般市民30人程度という事で書いてあるが,「まちづくりアドバイザー」は一般市民ではないと思うのだが…。例えば,区でやっている「まちづくり支援事業」に応募された方などに,「やっていてどうなのか」ということが聞ければと思う。そういう方たちは,まちづくり活動をされようとしている方,されている方なので,そういう方に積極的に声をかけていただきたい。

<永橋座長>
 是非そうしましょう。因みに,まちづくりアドバイザーを対象者に入れたのは,区でのまちづくり活動や,市民,地域に寄り添いながら,行政の状況も把握しつつ活動をされているので,両方の視点から話ができるだろうという思いから。「区ではこういう形で進めてきているが,こういう事が課題である」等,まちづくりアドバイザーとしての知見があると思うので,それを聞かせていただきたい。
 地域コミュニティ活性化推進審議会も計画改訂をしているところだが,そちらとリンクする事も重要だと思う。部会でも,助成金事業の見直し,検証も必要だという議論になっているので,実際に区のまちづくり事業に参画されている方々への呼び掛けをする事も重要だと思う。参加者数は限られているが,呼びかけが出来ればと思う。

<芝原委員>
 質問だが,市職員円卓会議の最後に振り返りをするという事で,「振り返り用紙を用意する」とあるが,これはどういったものなのだろうか。市職員さんが市民をどういう存在として考えているのか,職員としてどうありたいと思っているのか,という,職員のベースとなる考え方等が聞ける項目があればと思った。全員で共有したいとも思ったが,プログラムには入れられないので,振り返りのアンケート等で,そういうことが確認できれば良いと思う。
 計画にもある「参加の意義と楽しさを知る」という事について,「参加の意義と楽しさ」を感じる職員もいれば感じない職員もいるということを,我々も知っておくべきだと思うので,少し把握できればと思った。

<永橋座長>
 確かに,参加される方の中にも喜びを感じている方がいる一方で,何でこんな事をやらないといけないのかと思っている方もいると思う。そういう事が振り返りの中で確認できる振り返りシートを作りたいと思う。叩き台を作るので,またそれを見ていただきたい。

<川島委員>
 市職員の手引きを作る際に,「市民の方がどう考えているのか」という事も大事な要素だと思う。ただ,市民参加円卓会議でどういう意見が出たかを聞いて作成にかかるのではスケジュール的にタイトになる。市民参加円卓会議の結果がどうだったのか,という事がすぐに共有することは出来るのか。

<永橋座長>
 市民参加円卓会議は2月11日なので,ここに手引き作成部会のメンバーもできるだけ参加していただきたいと思っている。参加していただく中で,手引きで自分が原稿を担当する部分があれば,その場でやり取りをして確認してもらえればよいかと思う。
 私達フォーラムのメンバー自身も1つの作業だけをするのではなく,丁寧に,柔らかく情報共有をする体制をとっていきたいと考えている。

<竹内委員>
 第2回公募委員サロンは,どういう方に来ていただくものになりそうか少し話しておきたい。3月はそれぞれの部会とフォーラムの第47回会議だけで3つの会議をやる事になるので,3月に開催するのであれば,お互いが干渉し合わないように実施したいと思う。どちらの部会も全体会議の後に持って来る訳にはいかない。公募委員サロンにフォーラム委員のみなさんがほぼ出席されていれば,全体会議で公募委員サロンの内容を長々と報告する必要はなくなると思う。公募委員サロンは,3つ目の議題になる審議会の皆さんの活動を豊かにする為のものなので,その範囲であれば,私たちがやっている事(改定部会,手引き部会で検討をしている内容)を一緒に議論していただく事も良いかと思うが,丸々その検証に使うのは違うと思っている。

<永橋座長>
 公募委員サロンの話に入る前に再度確認だが,計画改訂部会並びに手引き部会は,それぞれ今後開催予定の円卓会議の中身を詰めるということで議論を進めてきて,チェックシート,振り返りシートのブラッシュアップについては,メールでやりとりをすると確認してきたが,事務局から,今までの改訂部会,手引き部会の議論について何か意見はあるか。

<事務局>
 計画の改訂については,市民活動の活性化支援という事で,必要な情報を集め,議論をしていくという事であるが,市政参加の部分,例えば活性化という視点の中で,これまでやってきた100人委員会の取組等がどう活かされていくのか,オープンデータ,オープンガバナンスと言われている市民の方と我々がどう情報共有を図っていくか,という事も非常に重要になってくると思う。また,この計画をしっかりと進めていく為の庁内体制も重要なので,まちづくり活動の活性化支援に重点ポイントを置きつつ,他の推進施策等についてもフォーラムでは引き続き議論していただき,更に深めていく事をお願いしたい。
 手引きについては,出来上がった暁には職員研修でも有効に使っていけるようなものにしたいと思っている。前回,職員の手引きを作成した際には,冒頭にQ&A集を入れていただいている。そこに色んなものが集約されているので,それを主に研修で使っていきたい。研修でどういう形で使われていけば効果的かという事も頭の隅に置きながら,どういう形のものにすればいいのか深めていただきたい。

<永橋座長>
 では,公募委員サロンの話題にうつりたい。事務局的には3月のいつ頃に行うのが良いか。

<事務局>
 両部会とも3月に開催予定なので,タイトなスケジュールにはなるが,例年,皆さんの活動の節目に当たるという事で3月にやっている。内容については公募委員サロンで出た議論を計画改訂にどう反映させていくかという事もこれまでの議論ででたかと思うので,どうリンクさせていくかということになるかと思う。3月19日に全体会議を行うが,その後に公募委員サロンを行うという案もある。

<永橋座長>
 趣旨からいうと,3月末までのそれぞれの審議会の公募委員さんに集まっていただき,1年間どうだったかという振り返りをすることも兼ねているので,3月は市民参加推進フォーラム,それぞれの部会,勉強会も入るかと思うのでかなりタイトなスケジュールだが,3月にやりきるということでいきたい。
 内容だが,計画改訂とのリンクという事だが,施策7~9が「より参加しやすい審議会等の運営の促進」という事で,審議会に関する施策になっている。私自身の所感では,審議会等運営ガイドブックも5年前に作られたし,ある程度仕組みは整備されていると思う。
 ただ,ここ2,3年の公募委員サロンで出てきた公募委員さんの意見で,「やる気を持って入ったが,自分が持っているやる気,能力が発揮出来ない現状がある」というものがあった。公募委員さんのやる気や能力を更に引き出していくような審議会運営,事務局との関係を具体的に計画の中に入れていく必要があると思っている。
 計画改訂そのものについて意見を聞くことと,それぞれの審議会での苦労,状況を聞くという,2部構成で行ってはどうか。委員の実感を聞きつつ,計画本体の第1章の4の「より参加しやすい審議会等の運営」或いは,それを支える「情報の公開と共有」等市民の皆さんの持っている力を従前に発揮していただける環境作りについても意見,アイデア,をいただけたらと思った。他にアイデアがあればうかがいたいが,どうか。

<本城委員>
 私自身は市民公募委員としてフォーラムに参加させていただき,色々とご指導をいただきやってこれたと思っているが,公募委員サロンに参加させていただくと,「やる気があって入ったのに自分の思いと現実にかい離がある」,「自分が課題だと思うところを言う場所がない」という事を聞く。公募委員サロン後,そうした点について納得してもらえたのかな,と思う。
 サロンの場でそういう事を話してくださいと言うのであれば,何か答えになるものを委員さんに返してあげなければ,消化できないのではないだろうか。

<永橋座長>
 確かに,それは大事なことである。3月の市民公募委員サロンで答えを返せる事は返さなければならないが,中長期的にも返せる仕組みを計画の中に具体的に落とし込む必要があるかなと話を聞いていて思った。そこが公募委員サロンの大きな課題であるという認識はある。
 今まで,審議会を運営している事務局にも参加を呼び掛けてはいるが,なかなか難しいという現状もある。ただ,そこを越えなければならないとは思っている。
 折角やる気を持って入ったのに,1人ぼっちのまま公募委員の任期を終えてしまうのはもったいない。もう少し事務局としても,フォロー,サポートが必要だと思っている。

<事務局>
 次に委員の皆さん全員に集まっていただき議論できる機会は,3月の全体会議であるので,公募委員サロンについては基本の形を御確認いただいた上で,内容について皆さんからご意見をいただきたい。
 基本的には,現職の全ての公募委員を対象としたい。内容としては,「話題提供」として外部講師にご講演いただき,参加いただく方に楽しみを用意しつつ,その後にざっくばらんにお話しいただく時間をとりたいと思っている。日程,話題提供をどのような方にお願いするか,意見交換をどのような形でやっていくかという事についてご意見をいただきたい。

<永橋座長>
 これまで2回程度,話題提供とその後グループワークを行うという形で進めてきたが,今回もそれでよいだろうか。どういった方に話題提供していただくかということについて,ご意見はあるだろうか。

<小辻委員>
 「アクティブな審議会ではなかったけれど,私はこうした」というような話が聞けるとよいのかなと思う。話題提供という形で,今からでも,公募委員ご自身が出来そうな事をレクチャーして貰えれば,現状を変えたいと思っている方には有意義な時間になるのではないか。

<永橋座長>
 前々回のサロンは,かなりアクティブな,公募委員経験者の方に来ていただいた。事務局がどうこうではなく,御自身が審議会の中で関係性を築くという話をしていただき,サロンの場で共有した。

<小辻委員>
 せっかく公募委員になられたと思うので,「ここで言ったが何も変わらなかった」と思う人がいたら残念。やった以上は発言していただき,納得してもらえればと思う。

<永橋座長>
 もし時間があれば,これまでに公募委員サロンで出て来た意見を持って各審議会の事務局にヒアリングをするという事も考えていたが,今回はできそうにない。事務局からのアプローチと公募委員さん自らのアプローチが良い具合に組み合わされば良いなと思う。
 事務局から見て,「この審議会は面白い!」というものはあるか?

<事務局>
 事務局としても,全ての審議会,附属機関の会議を体験している訳ではなく,事前にいただいた資料のみでしか把握できておらず,公募委員さんの声で審議会等の実態を知っているという状況である。ただ,実感としては,どこの附属機関も,以前に比べると,意見交換が活発に行われるようになってきたとは思う。
 ただ,公募委員の方は自分の所属する審議会しか知らない方が多いと思うので,他と比べてどうか,という議論はあまり意味がない。

<永橋座長>
 傍聴者として,いろんな審議会を傍聴しておられるフォーラム委員OBの方がお見えになっているが,傍聴者さんからみて最近の審議会の状況や面白い審議会等についてご発言いただけないだろうか。

<傍聴者>
 確かに私も,審議会の雰囲気はやわらかくなってきていると思う。マイクがなく,また,委員が囲む輪が小さければ小さいほど,活発な議論が行われていると感じる。

<永橋座長>
 なるほど。委員さん同士の距離が近いと話し易い。深刻な状況を議論する審議会もあると思うし,テクニカルな問題もあるかと思うが,設えは大事だということだろうか。ご発言いただきありがとうございました。

<本城委員>
 公募委員サロンで印象に残っているのは,「予定調和」,「形式的な」というキーワードについて。事務局の話を聞くと,色々と改善されているということが分かった。審議会等の具体的な情報があれば「形式的だ」という意見が公募委員さんから出た際にも「こう改善されたものもあるよ」という事が返せると思った

<永橋座長>
 サロンのことに関しては,今後部会の中でも時間をとって話していきたいと思う。

(3) その他
<事務局>
 前回のフォーラム全体会議の終了以降に,新設された附属機関等の状況について説明させていただきたい。
 前回の会議以降に設置されている附属機関等は4つある。「京都市まち再生空き家活性モデルプロジェクト委員会(公開状況:一部非公開)」,「京都市名勝円山公園保存管理計画策定委員会(公開状況:公開)」,「京都市いじめ調査委員会(公開状況:非公開)」,「京都市景観賞審査委員会(公開状況:非公開)」である。
 いずれも,公募委員の選任は行われていない。「京都市まち再生空き家活性モデルプロジェクト委員会」は審査をする場であり,個人情報を扱う為,公募委員の選任は行っていないが,3回目の委員会では公開審査会を行う。「京都市名勝円山公園保存管理計画策定委員会」は,学術的な知見から検討を行うという趣旨から,公募委員を入れていない。「京都市いじめ調査委員会」は,個別のいじめ等に関連しての通報,対策,情報収集を行う位置付けの為,当事者の方と関連する方々,知り合いの方々に配慮しなければならない為,議論がしにくい。事案があった際に,その都度委員に集まっていただく為,毎回委員が変わるという形を取っている。迅速性が必要になるので,委員の公募はしない。「京都市景観賞審査委員会」は,建築部門について,専門分野での検討が必要であるため,公募委員は選任していないが,今後,屋外広告物部門,景観建築物部門については公募委員の選任を検討しているとのことである。事務局としては,建築部門が何故専門的なのかと思っているので,こちらの部門にも公募委員を入れるよう意見を述べている。

<永橋座長>
 前回の計画策定部会の際に,「全体を通しての参画という事を見ていく必要がある」という話が出たが,委員から何か意見はあるか。
 審議会の中では議事録として,誰が何を発言したのかが残っているので,仮に非公開であっても,内容を公開する事も重要ではないか。そういう事をこのフォーラムの中でチェックし,項目の中に独立して置いてしかるべきだと思うし,計画改訂にも関わって来る事だと思う。審議会の公開,非公開という事だけではなく,全体の中で見ていただき,その中で参加について検討していただきたい。その場で参加が出来なくても,議事録などで,どういう議論でそうなったのか,と言う事を確認出来る,保障するという事は,まだ計画の中で書かれていないが,改訂の重要なポイントになると思う。今後のフォーラム運営,計画改訂の中で具体化していきたい。

<小辻委員>
 市民公募委員の募集について,学識経験者等が応募してくるという可能性が考えられていないのが現状だと思う。普通の一般市民が応募をしてくるという事だけを念頭において公募委員の選任を考えられていると思うので,そこは見直していただけたらいいのではと思う。

<永橋座長>
 今回の3つの審議会だけではなく,今後の委員のあり方の話だと思う。公募で応募してくる人の中には専門性を持った方も居るだろうという事をどう考えていくか,計画改訂の中でも考えていかなければならないと思う。

<本城委員>
 摘録のことについて発言させていただきたい。自分が所属している附属機関等の議事録であれば,振り返って思い出せると思うが,発言内容がそのまま掲載されているものだと,参加していない人にとっては分かりにくいのではと思う。それでも,やはり生の声を上げた方が良いのだろうか。

<永橋座長>
 生の声を上げるにしても,最初に概要で書いておく事というのは必要だと思う。審議会も大事な市政参加の仕組みなので,どう自分事に出来るか,議事録,摘録のあり方をフォーラムの中で具体化出来れば良いと思う。

<野池委員>
 摘録の公表手法は各局区でバラバラなのか。手法,ひな形などはあるのか。市民参加推進フォーラムは発言者の名前を書いているが,附属機関等によっては載せないものもあるようだが,そうしたことは誰が決めるのか。

<事務局>
 京都市全体としての基準というものは特に設けていない。

<野池委員>
 当然そういうものも議論されないと,担当課によって考え方の違うものが出て来るので,考えないといけないと思う。

<永橋座長>
 重要なご指摘だと思う。計画改訂部会の方でも取り上げるべき内容だと思う。

4 閉会
<事務局>
 以上をもちまして,市民参加推進フォーラム第46回会議を閉会させていただきます。

※動画配信状況が悪かったため,同時配信は実施せず(後日YouTubeにて配信)。
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資料

会議資料

担当課等

総合企画局 市民協働政策推進室 市民協働担当

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働・公民連携担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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