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「梶原家資料」のご紹介

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2017年3月7日

「梶原家資料」のご紹介



 

 今回は,当館が所蔵する「梶原家資料」についてご紹介します。この資料は,かつて市内で酒造業を営んでいた梶原伊八家のご子孫から寄託されたものです。これまでは常設展示で一部をご紹介していましたが,来館される皆さまに広く活用していただくため,それらを含めた全288点の資料と目録が閲覧できるようになりました。

 京都は江戸時代に清酒醸造が発展したことで精米用の水車が普及しており,琵琶湖疏水が完成してからは鴨東運河や疏水分線,鴨川運河に水車場が軒を連ねました。疏水の水は水量が安定していたので,干ばつなどの影響で休業する心配がありません。また,疏水を通って大津から玄米を舟で大量に運ぶことができました。梶原伊八はこうした利便性に着目し,夷川船溜の近くに水車を設けて酒造用の精米を行っていました。

 「梶原家資料」は,琵琶湖疏水完成後の明治期のものが多く,水車施設の工事や土地関係,臼の貸借,水車利用や水力使用料に関する市とのやりとりの書類などが残されています。疏水の水を利用した水車業者の資料は少なく,たいへん貴重です。

 今後も新たに公開する資料について随時ご紹介していきます。

 

お問い合わせ先

京都市 上下水道局総務部総務課

電話:075-672-7706

ファックス:075-682-2711