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所蔵品紹介:蹴上インクラインのレール

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2015年1月14日


今回は,1月6日に放送されたNHKの番組「ブラタモリ 京都」(写真)でも取り上げられた蹴上インクラインのレールについてご紹介します。

 平成2(1990)年,日本土木遺産調査会が蹴上インクラインの詳細な調査を行いました。その結果,蹴上インクラインには,メーカーや製造年代を特定できる文字の残る古レールが54本あることが分かりました。今回番組で紹介されたレールは,そのなかでも最古のものです。

 このレールの側面には,「BARROW  STEEL  6  Mo  1887  272  ISR  STEEL  75LB」という文字が確認できます。イギリスのバーロウ社が1887年(明治20年)6月に製造した鋼製75ポンドレールということが分かります。インクラインにレールが敷かれた明治22(1889)年当時の一般鉄道のレールは,すべて60ポンドで, 75ポンドレールが採用されたのは,14年後の明治36年のことです。つまり,このレールは日本で最古の75ポンドレールであると考えられ,産業遺産としての歴史的価値を持つと評価されています。

 当館地階の第二展示室では,番組で紹介されたものと同型のインクラインのレール・犬釘をはじめ,インクラインに関する資料を展示しています。ぜひお立ち寄りください。

〈参考文献〉

日本土木遺産調査会『よみがえる明治の近代化遺産 蹴上インクライン』日本鉄道建設公団 1998年外部サイトへリンクします

 

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