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第63回おむすびミーティングを実施しました

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2013年8月27日

第63回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

 「NPO法人アンビシャス」は,人と動物が共存するやさしい社会づくりを目指して,会員とその飼い犬のセラピードッグとで高齢者福祉施設や病院等を定期的に訪問し,笑顔や癒しを与え暮らしを豊かにする活動をはじめ,動物適正飼育の啓発や補助犬育成の普及支援等の活動をしている。また,長年のセラピードッグ活動の実績を踏まえ,京都市が主催している「きょうとアニラブクラス」への協力や京都市主催の動物愛護啓発イベントである「動物愛護フェスティバル」に協力している。

  この度,門川市長が,「NPO法人アンビシャス」の皆さんと,動物愛護精神の醸成を図るための情操教育や「京都動物愛護センター(仮称)」(以下,「動物愛護センター」)を中心とした動物愛護事業を推進する京都の未来像などについて意見交換を行いました。

 

 ・日  時 平成25年8月9日(金曜日)午後3時30分から午後5時まで

 ・場  所 ももやま児童館

    ・参加者 「NPO法人アンビシャス」のメンバー(9名)

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言

  • 数年前から幼稚園や保育園,小中学校,大学等から依頼があり,児童らとセラピードッグがふれ合う場で啓発活動を行っている。年齢を問わず,児童やその保護者の方,更には,大学生の多くは,犬との接し方を知らず,犬の頭をいきなり触るなどして,犬が警戒してしまうような行動をとる。
  • この経験から,「きょうとアニラブクラス」への協力の際には,犬やその飼い主への挨拶の仕方,接し方を指導している。言葉で伝えるだけでなく,実際に現場で犬を触りながら伝えるので,子ども達もとても集中できている様子だ。
  • 大勢の子ども達に囲まれても,犬が怯えて吠えたり噛んだりしないようにするために,日頃から飼い主と犬との強い信頼関係の中で厳しい訓練を続けている。更に,犬が落ち着いて行動できるように,訪問先の子ども達や高齢者,入院患者の方々と飼い主がしっかりとコミュニケーションを取ることができる能力も大切にしている。
  • 「きょうとアニラブクラス」を実施した学校に,再び犬を連れて訪れた際に,その授業を受けた子ども達が,飼い主と犬へ適切なあいさつをしてくれる姿を見ることができ,この授業を実施して良かったと思った。「動物愛護センター」を日本一にするには,「きょうとアニラブクラス」等を通じ,犬と適切に暮らすための教育が必須と考える。
  • 今でも,犬の高齢化を理由に飼育放棄する飼い主は多くいる。飼い主には,最後まで責任を持って飼育することの自覚をしてもらいたい。私たちは,これまでも,命ある犬と暮らすことがどういうことかを機会あるごとに伝え,しつけ等を行い適切に飼うことによって,人と犬が幸せになるということの実践をしてきた。こういった啓発を「動物愛護センター」でも積極的に行うことで,安易な理由で放棄される動物も少なくなると思う。
  • 「動物愛護センター」で保護された犬をきちんとしつけ,譲渡後にセラピードッグ活動の担い手候補とする等,他の自治体にない取組ができる可能性がある。「動物愛護センター」が中心となり,将来の飼い主候補への飼い方を指導し,犬を迎えた後も適切な頻度でしつけ訓練の機会を提供することで,放棄される犬も減少すると思う。
  • 犬が4歳になってから訓練を開始し,セラピードッグ活動に取り組んでいる。活動を通じて動物の適正飼育が大切だとわかり,今ではJKC愛犬飼育管理士や動物取扱責任者の資格も持っている。犬の歳が若いと覚えも早いが,4歳からでも十分訓練できる。
  • 最初は犬と接することが苦手だったが,アンビシャスの会員との交流を通して活動趣旨に賛同し,最近犬を飼い始めた。セラピードッグ活動を目指して,しつけ訓練を重ねている。
  • 活動趣旨を理解してもらい,活動の裾野を広げるため,写真等も交えて活動内容をその都度,ホームページやSNS(Twitter,Facebook等)で情報発信している。
  • 活動の基本は,きちんと犬をしつけ,適正に飼育することにある。私たちは,適正に飼育することの大切さを啓発するため,セラピードック活動の担い手を増やすことが大切であると考えている。
  • 担い手を増やすためには,京都市の特徴である学区内の地域活動と連携し,学区内に居住する飼い主が,犬へのしつけ方を学んだ上で,担い手候補として地域の学校へ定期的に訪問するようなモデル地域ができないかと考えている。担い手が増えれば,子ども達がセラピードックとふれ合う機会も増え,「きょうとアニラブクラス」の継続性も確保でき,大変良いことだと思っている。
  • 犬を飼うことによって,地域内での交流が生まれる。犬の散歩を通して,人と仲良くなることもよくある。最近はインターネットを介して国内外の犬の飼い主仲間のネットワークが広がっている。

市長の主な発言内容

  • 日頃から,あいさつの大切さを意識し,最近は,手話での自己紹介も覚えた。「きょうとアニラブクラス」を見学し,今日初めて,犬とのあいさつの仕方を学ばせていただいた。元々,私も犬は好きだったが,犬との基本的な接し方をよく知らないことに気付かされた。多くの子ども達が,実際に犬とふれあう機会を通じて,適切な接し方を教わる機会をもつことは大切であると実感した。

  • 教育長の時代,京都市獣医師会との共汗で,うさぎの心臓の音を聞くことによる「いのちを学ぶ」授業を行った。そのことを思い出した。

  • 私が中学生の頃,ある飼い主が,『飼っていた犬が高齢になるにつれ,みすぼらしい容姿になってしまった。この犬について,家族からどこかに捨ててきて欲しいという声もあったが,捨てることはできず,家族の反対を押し切って最期を見送った。』と話すのを聞いたことがある。この話は,すごく印象的であったため,今でも覚えている

  • 昔も今も,放棄されるケースを聞くと,犬や猫など動物の飼い方や,飼い主としての責任について,十分な啓発がなされていないと感じる。

  • 犬のしつけは一定の年齢以上になってしまうと,効果が現れないものと理解していた。実際に,一定年齢以上からのしつけでも,現在,セラピードッグとして活動できていることに感心した。「動物愛護センター」で保護された年齢を経た犬たちであっても,可能性があることがわかった。

  • 近所の方から,京都は犬を飼う方に優しい街であると言われたことがある。また,犬を飼っていると家庭が円満になるといったエピソードも聞いたことがある。

  • 昨年の市長選の際,寒い朝に外出している人は農作業をされている方や犬の散歩をしている飼い主の方が多かったことを鮮明に覚えている。その様子を見て,犬を飼うということは,健康管理に役立つのではないかと感じた。学区等をモデル地域としてその担い手を増やしていくという考え方は興味深い。各区役所が実施している助成メニュー等もあるので,担い手の育成のために今後の活用を検討いただき,活動を広げていただきたい。

  • この意見交換の間も,8頭のセラピードッグたちが吠えず,大人しくしている様子から,日頃のしつけの成果や,皆さまの意識の高さを感じた。また,単に犬が好きな方に会員を制限せず,犬が苦手の方にも犬との暮らしやセラピードッグ活動に興味を持ってもらえるということにも感銘を受けた。本日は犬との暮らしを豊かにするためのしつけの大切さや,動物を通じてもたらされる教育的な効果を実感することができ,よい機会となった。 今後とも,京都市の「きょうとアニラブクラス」の充実や,「動物愛護センター」を素晴らしい施設とするため,皆さまのご協力をお願いしたい。

集合写真

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